カードローンの限度額の基準|借入可能枠を引き上げてピンチを乗り切る
この記事で分かること
- カードローンの最高「限度額」について
- 限度額の大きなローンの賢い活用法
- 限度額を上げる方法と審査を通すコツ
限度額の大きなカードローンを利用すれば、いかなる「お金のピンチ」にも、スマートに対応できます。
また限度額が大きなカードローンでも、500万円〜800万円といった金額が『担保無し・保証人不要』で借りられるので便利です。
本記事では、限度額の大きなカードローンの「可決額」や活用の仕方、限度額を上げるコツについて詳しく説明をします。
カードローンによっては限度額が最大500万円〜800万円
カードローンは「小口貸付」を目的に融資が行われています。しかし、カードローンの限度額は、少額融資に限りません。限度額の大きなローンであれば、最高500万円〜800万円の大口融資も存在します。
通常、住宅ローンなど「大口融資」を利用する場合、担保や保証人が必要になります。しかしカードローンの場合は、保証人や担保を用意する必要もなく「借りたいと思った」時、いつでもスムーズに融資を受けることが可能です。
こうしたフットワークの良さは、カードローン融資最大の魅力と言えるでしょう。また、カードローンが凄いのは、300万円以上の大金でも、原則「即日融資に対応」している点です。
通常、大口の融資(例:住宅ローンなど)を利用する場合、審査までに一週間から10日以上の時間がかかり、融資実施に至っては、最長1カ月前後の時間が必要です。
しかし、カードローンの場合は、審査結果が出るのは「最短30分」と短く、融資実施に至っては、最短「申込をした当日中」に対応してもらえます。
多額の資金を「即日手に入れられる」のなら、急なお金のピンチにも慌てることなく、スムーズに対処できます。
限度額が大きければ、借り換えやおまとめにも使える!
限度額が大きなカードローンは、借換やおまとめにも活用できます。実際に「フリーキャッシング」と呼ばれるローンの多くは、他社からの借換や借金の一本化に利用されています。
利用者が特に多いのは、銀行系の低金利ローン(=消費者金融)です。実際、フリーキャッシングの多くは「返済負担を軽くする」目的で利用されています。
もちろん、フリーキャッシング以外にも、おまとめや借り換えに対応したカードローンはたくさんあります。例えば、おまとめ専用ローンや、借り換え専用ローンのほか、貸金業法に基づくおまとめローン等の融資が利用できます。
一般的には『銀行のおまとめローン』を連想しがち(例:東京スター銀行等)ですが、消費者金融でも、総量規制外の「おまとめ専用ローン」を扱っています。
消費者金融ローンでは、通常「年収の3分の1以上の融資」は実施していません。しかし、おまとめ目的のローンに関しては(例外として)年収制限なく、借り換えができるよう考慮してくれます。
借入負担が膨らんでしまった方は、大口のカードローンではなく、おまとめ専用ローンを活用しましょう。もちろん、限度額に余裕のある方は、低金利ローンの中から「おまとめや借入の一本化にふさわしいローン」を探してみてください。
限度額を利用して、リフォームやレジャー資金に充てても◎
限度額の高いローンを利用すれば、ちょっとしたリフォーム(家屋の改修)工事やレジャー費用としても活用できます。また、何かとお金のかかるブライダル費用や出産費用として、カードローンを利用する方もたくさんいます。
一部のローン会社は、使い道があらかじめ決まっている方に向けて「目的ローン」を利用するよう推奨しています。目的ローンは(使い道を申告することを条件に)金利が優遇される「お得なローン」です。
もちろん、ブライダルやレジャー目的だけで無く、知人や家族の冠婚葬祭、留学費用、資格取得などの教育資金に充てても良いでしょう。このほか、フリーキャッシングを利用して、急なケガや病気の際「生活費の足し」として利用しても構いません。
お金のピンチを感じたら、上手に「目的ローン」や各種、低金利ローンを活用してみてください。
限度額を上げるには「返済能力」がカギになる
カードローンの限度額を上げるには、返済能力を示すことが重要です。返済能力とは「ローンの返済能力」を意味します。
返済能力のある方は、限度額が上がるだけでなく、その他の融資、クレジットカードの発行もスムーズに行われます。
実際に、限度額を上げるコツ!
限度額を上げるには「優等生になる」必要があります。
例えば、毎月の返済額が決まっていたら、多めに返済をしたり、ボーナスの時期に合わせて繰上返済や一括返済をすると良いでしょう。
予定よりも早く(多めに)返済することは、カード会社や信用情報が最も喜ぶ行動です。特に、個人の情報(クレジットヒストリー等)を扱う、信用情報機関から「良い評価」が得られると増枠のペースは速くなります。
自分の成績(クレヒス)を良くすることが、何より重要!
金融業界は「学校の内申点に」似たようなシステムを採用しています。
例えば、私たちの所得、職歴や勤続年数、他社での借入状況はもちろん、完済の回数、ローン審査の合格率、持ち家の有無、家族構成、資産や財産の有無などを総合的に判断し「返済能力」を点数化(数値化)して『ローン審査の合否』を決定しています。
こうした仕組みを通称「スコア化」と言い、信用力の高さを示すバロメータとして使用されます。
また「増枠するかどうか」を決める際には、優良会員かどうかをチェックし、クレジットヒストリーや個人のデータを元にアップする金額(利用可能額)を設定します。
限度額を早く上げたい方は、カード会社から「良い会員」だと思われるような行動を行いましょう。
コツコツ真面目に返済する会員については、カード会員にとって「良い顧客」と捉えられ、増枠のペースはもちろん、アップする金額(利用可能枠)にも大きく影響します。
利用枠を増やす方法
申請タイミングは、初回借入から半年以降がベスト!
利用枠を増やす(申請する)タイミングは、契約から半年以降にしてください。これより早く設定しても、増枠が通る可能性は低いです。最低でも半年は、良い顧客としてカードを利用し、増枠が認められるよう行動しましょう。
増枠の注意点「新たに審査を受ける」ことを忘れない
増枠申請をすることは、新たな「審査を受けること」と、同意語になります。
利用枠を上げたいという気持ちは分かりますが、カード会社は、信用情報を確認し、再審査を実施します。
審査の結果、逆に利用枠が減額される可能性も
利用状況(クレジットヒストリー)に問題が無ければ良いのですが、返済負担が大きければ、利用枠は一気に減額されてしまいます。また、収入に見合わない融資は(多重債務を避けるため)カード利用の停止や、カード会員の剥奪へと繋がります。
増枠を受ける場合も、カードを申し込む時と同様「慎重に手続き」を行ってください。
クレジットカードの一時増枠も、再審査が実施される
カードローンの増枠以外にも、クレジットヒストリーに影響する審査があります。それは、クレジットカードの増枠申請です。
もちろん「一時的な増枠」も同じです。どちらも、再審査が実施されるので気をつけて、申請を行ってください。クレジットカードの審査も、カードローンの信用情報を大きく左右します。今後の融資に影響が出ないよう、クレジットカードの取り扱いには十分注意をしましょう。
まとめ|利用枠の大きなローンで「お金のピンチ」を乗り越えよう!
利用枠の大きなローンを活用し、お金のピンチを乗り越えましょう。カードローンの良さは、使い道の広さにあります。また、保証人や担保もいらないので、大口のローンでも安心して融資が受けられます。