転職はカードローン審査が不利になる? 転職後にキャッシングする方法!
「転職して間もないけれど、カードローンでお金を借りられるかな…」
「転職直後はキャッシングしにくいって本当?」
「カードローン利用中に転職したけれど、どんな手続きをすれば良いの?」
など、転職直後でキャッシングを検討している方や、カードローン利用中に転職した方は、上記のような疑問を持つ方も多いでしょう。
そこで本記事では、「転職直後のカードローン審査」や「カードローン利用中に転職した場合はどうしたら良いか」などを詳しく解説します。
目次
転職した直後にカードローン審査に通過できる?
転職後すぐにカードローン審査に通過できるのでしょうか。実は転職直後はカードローン審査が不利になるため、審査通過が難しくなります。
転職直後にカードローン審査が不利になる理由
なぜ転職直後に審査が不利になるのか、カードローンの審査基準と合わせて解説します。
転職直後はなぜ審査に不利になる?カードローン審査でチェックされるポイント
- 過去の信用情報に傷はないか
- 反社会的勢力ではないか
- 安定した収入があるか
カードローン審査では信用情報の過去履歴や、反社会的勢力に属しているかどうか、なども重要な審査項目になりますが、最も重要になるのが「利用者に安定した収入があるかどうか」の審査です。
カードローンでキャッシングした後は、毎月返済を続けていくため、安定した収入がない方=返済能力がない方は、カードローン審査に通過できません。
転職直後は安定した収入を証明しにくい
転職直後にカードローン審査が不利になるのは「長期的な安定収入を判断しにくい」ためです。今までより高い給与の職場に転職したとしても、転職先の仕事内容や勤務時間、人間関係などが合わず、1年未満で転職先を辞めてしまう方も多いためです。
1年未満で勤務先を辞める方の割合は18.7%!?
厚生労働省が発表している転職者実態調査の概況の中で記載されている「転職者の直前の勤め先の通算勤務期間」を見ると、6か月未満は全体の8.5%、6か月以上1年未満は全体の10.2%、合計では18.7%(※)もの方が1年未満で勤め先を辞めています。
※正社員、正社員以外(アルバイトやパート等)を含めた総数に対する割合
転職直後は「長期的に安定した収入を得られるかどうか(=長期的に勤務するのか)」がカードローン会社側から判断しにくいため、カードローン審査が不利になる傾向があります。
※合併や吸収により社名が変わったり、親会社や子会社へ転籍した場合は、カードローン審査に影響が出ないケースもあります。「社名や雇用主が変わったけれど、転職に当てはまらないのでは?」と思う方は、カードローンへ申し込みむ前に一度窓口で相談してみましょう。
転職後は1年以上の勤続年数を積み上げるのがベスト
カードローン会社へ「安定した収入」を認めてもらうためには、1年以上の勤続年数が目安になります。一般的に勤める期間が長くなるほど、仕事を辞める方の割合が減っていくためです。
転職後間もないという方でお金を借りたいという方は、1年以上の勤続年数を積み上げてからカードローンへ申し込む方が審査通過率が高まるでしょう。
転職後すぐにカードローンでキャッシングする方法
ただし、「転職して半年も経たないけれど、手持ちの資金が足りなくなり、どうしてもカードローンでキャッシングしたい…」と困っている方もいると思います。
転職後すぐにお金を借りたい方は消費者金融カードローンを検討
転職して間もない方がカードローンの審査に通過させるためには、少しでも審査基準が緩やかな金融業者を選んでください。
サラリーマンやアルバイトの方など、一般消費者が利用しやすいカードローンは、銀行カードローンと消費者金融カードローンがありますが、審査基準が比較的緩やかなのは「消費者金融カードローン」です。
消費者金融カードローンなら転職後でもキャッシングできる可能性あり
審査基準が緩やかな消費者金融カードローンでは、転職後、勤続年数が1年未満の方でも審査に通過できる可能性があります。
あくまでも目安となりますが、転職後の勤続年数によって消費者金融のカードローンで借りられる可能性がある限度額を紹介します。
転職後の勤続年数 | キャッシング限度額の目安 |
---|---|
0ヶ月 | キャッシング審査通過は難しいが、10万円程度なら借りられる可能性がある |
1ヶ月〜3ヶ月 | 10万円程度 |
3ヶ月〜6ヶ月 | 30万円程度 |
6ヶ月〜1年 | 50万円程度 |
上記の表は目安なので、申込者の転職後の「年収」や「勤務先」、過去の「信用情報」によって限度額が大きく異なる場合があります。
※過去、カードローンやクレジットカードの利用中に「滞納」や「未納」などを起こしてしまった方は、信用情報にトラブル履歴が残るため、カードローン審査が不利になります。現在カードローンやクレジットカードを利用している方は、信用情報に傷が残らないように「返済遅れ」には十分注意して下さい。
カードローン利用中の転職は届出や報告が必要になる?
カードローンを利用中の方が「転職」した場合、どのような手続きを行うのか解説します。
カードローン利用中に転職した場合はどうすれば良いの?
カードローンを利用中の方が「転職」した場合、まず、利用しているカードローン会社へ転職の報告が必要です。ほとんどのカードローンでは「インターネット上の会員ページ(マイページ)」や「電話窓口」などから転職の手続きができます。転職した後は速やかに手続きを済ませておきましょう。
※転職したことを利用先のカードローンに申告せず、後々になって転職したことがバレてしまうと「勤務先の詐称」と判断されてしまい、カードローンの利用が停止される恐れがあります。
転職によって利用中のカードローンが使えなくなる?
転職によって、現在利用しているカードローンが使えなくなることはほぼありませんので安心してください。今までキチンと返済を続けている方は「転職しても引き続きしっかり返済してくれる」と判断されるため、同じ条件で引き続きカードローンを利用できるでしょう。
ただし、転職直後に滞納や未納などが増えてしまうと、「本当に転職したのか?(=仕事を辞めたのでは?)」、または「転職先の経営状態が非常に悪く、すぐに職を失うのでは?」と疑われてしまい、最悪の場合カードローンの利用を停止されてしまう恐れもあります。
転職したら新たに在籍確認が行われる?
カードローン利用中に転職した後、新しい職場へ「在籍確認」が行われるのでしょうか。
カードローンの在籍確認とは?
申込者が申告した勤務先に「本当に勤めているのか?」を電話でチェックする審査。
カードローン会社が勤務先に直接電話を入れ、「本人が在籍しているのか」を確認する。ただし、「在籍確認を行うスタッフの個人名」で電話がかかってくるため、勤務先にカードローンの利用がバレる可能性は低い。
転職しても在籍確認されない場合が多い
転職後も返済に遅れず、しっかりと返済を続けられている方は「転職後の収入に問題が無い」と判断されるため、新しい職場に在籍確認の電話がかかる可能性は低いでしょう。
カードローン未使用時に転職した場合は注意
カードローン利用中に転職した場合は、「同じ借入条件で、そのまま継続してカードローンを利用できる」ケースがほとんどですが、カードローン未使用時(=カードローン契約しているが、キャッシングしていない状態)で転職した場合は「カードローンの再審査」が行われる可能性があります。
転職によってカードローンの再審査が行われるケース
- カードローン契約したが今まで一度も利用していない方
- カードローンを利用していたが、完済後から数年間使っていない方
カードローンと契約しているが、そのカードローンを長期間利用してなかったという方は、転職手続きがあったタイミングで再審査が行われるケースもあるので注意してください。
今契約中のカードローンを利用していない方で転職後にカードローンを利用しようと考えている方は、転職前に先にキャッシングしておく方がスムーズにお金を借りられる可能性があります。
転職後にカードローン契約したけど限度額の増枠は可能?
転職後にカードローン契約したけれど、勤続年数が短くて「10万円〜30万円程度しか限度額がなく、希望していたキャッシング額に届かなかった」という方もいると思います。
転職後のカードローン契約で限度額が少ない方は、利用履歴を積み上げてからカードローンの増枠申請を行いましょう。
カードローン契約から3ヶ月〜6ヶ月以上利用していれば増枠の期待大!
カードローン契約後から3ヶ月〜6ヶ月継続利用してしっかり返済を続けていれば、増枠申請→利用限度額の増枠を期待できます。転職後間もない方でもカードローンの利用履歴を積み上げると、カードローン会社からの信用度が高まるため、増枠審査に通過させやすくなります。
ただし、カードローンを利用中に一度でも延滞などを起こしている方は、カードローンの増枠審査の通過が難しくなる点に注意してください。
転職後1年未満でもカードローンでキャッシングできる可能性アリ!
本記事では、「転職がカードローン審査に与える影響」や「転職後すぐにカードローンでお金を借りられるのか」、また、「カードローン利用中に転職したらどうすれば良いのか」などについて詳しく解説してきました。
転職直後はカードローン審査に不利だがキャッシングできる可能性も
- 転職直後はカードローン審査が不利になる
- カードローン審査が不利になるのは「安定した収入が把握しにくい」ため
- 転職直後でも消費者金融カードローンなどで少額融資を受けられる可能性も
- カードローン利用中に転職したらスグにカードローン会社へ転職報告を
- カードローン利用中に転職しても「継続利用できる」場合がほとんど
- カードローンを長期間使っていないと転職の報告時に再審査が行われる可能性がある
- 転職前にキャッシングしておくのもオススメ
- 転職直後で限度額が低くても「増枠申請」で限度額を引き上げられる
転職直後はカードローン審査が不利になります。これは、「転職先でも長期的な安定収入を得られるのか」を判断しにくいためです。
本記事内で参考にした厚生労働省の「転職者実態調査の概況」では、1年未満で勤務先を辞めている方は「全体の18.7%(アルバイトやパートを含む)」となっています。転職先での仕事内容や人間関係、勤務時間や給与などに不満を持ち、1年未満で辞めてしまう方は意外と多いのです。
1年以上の勤続年数がある方はカードローン審査に有利に
転職後1年未満の勤続年数の方はカードローン審査に不利な傾向がありますが、審査基準が緩やかな消費者金融カードローンであれば、転職から1年未満でもカードローン契約できる可能性があります。
転職後に勤続年数が短いなら消費者金融カードローンの利用を
消費者金融カードローンは審査基準が緩やかというメリットのほかに、「即日キャッシング」や「無利息キャッシング」の利用も期待できるので、非常にスピーディーに、お得にお金を借りられるでしょう。
転職後間もない方や、これから転職しようとしている方は、ぜひ本記事を参考にしながらカードローンでのキャッシングに成功させてください。