免許証のみでカードローンのキャッシングに成功!申し込み時の注意点も
「カードローンでお金を借りたいけど必要な書類が多そう… 」「運転免許証だけでお金を借りられないかな?」と考えてしまい、いざ借りようと思って借りるコトに躊躇ってしまう人も多いでしょう。実は、カードローンは一定の条件内の場合、運転免許証だけで簡単にお金を借りられます。
本記事では運転免許証だけでキャッシングできるカードローンについて詳しく解説していきます。
目次
そもそもカードローンに免許証が必要な理由
なぜカードローンに運転免許証が必要な理由について説明いたします。
運転免許証は本人確認のために必要
本人確認書類がカードローンでは提出が必須となっています。本人確認書類とは、言葉通り「本人」を「確認」する「書類」のことで、カードローンによって異なるのですが、主に下記が本人確認書類として認められています。
本人確認書類として認められる物
- 運転免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 個人番号カード
- 特別永住者証明書
- 在留カード
など
これらは基本的に顔写真付きのものに限定される場合がほとんどです。運転免許証には顔写真が付いているため、ほぼ全てのカードローンで運転免許証が本人確認書類として認められます。
逆に顔写真が付いていない本人確認書類(保険証や年金手帳など)の場合は、複数の本人確認書類の提出が必要となるケースがあるので注意しておきましょう。
免許証だけでカードローンが利用できる2つのパターン
一定の条件内である場合、運転免許証や先ほどの本人確認書類だけでカードローンを利用できます。2つのパターンを順に解説していきます。
①消費者金融は50万円以下の借入なら免許証だけでOK
ほぼ全ての消費者金融は、50万円以内の限度額であれば「免許証だけでカードローン契約可能」となっています。少額の限度額であれば、申込み書類と免許証だけの提出でお金を借りられるので、とても簡単でスピーディーに
キャッシングが可能と言えるでしょう。
②複数のカードローン利用者は総額100万円以内なら免許証だけでOK
複数のカードローン利用者は100万円以内の借り入れ総額となる場合も免許証だけで消費者金融カードローンを利用できます。ただし、限度額50万円を超える場合や、他社からの借り入れと合わせた借り入れ総額が100万円を超える場合は、免許証以外の確認書類も必要となります。
限度額が50万円、または総額100万円を超えると収入証明書が必須
消費者金融カードローンの場合、貸金業法という法律が影響します。この貸金業法とは、消費者金融などの貸金業者に適用されている法律のことです。また、この貸金業法には「総量規制」という、利用者への貸し付け額の上限について定められた項目があり「利用者の年収3分の1超のお金を貸し付けてはいけない」とされています。
また、この総量規制に係る貸し付け限度額の上限の確認のため、貸金業法では「50万円を超える貸し付けとなる場合、収入証明書類での確認が必須」とされているんですよね。また、総額が100万円を超える場合も同様に収入証明書の提出・確認が必須となります。
認められる収入証明書
収入証明書類にはどのようなものがあるのか、まとめてみました。
- 給与支払明細書
- 源泉徴収票
- 課税証明書
- 確定申告書
利用先のカードローン会社によって認められている書類が異なります。一般的には会社員の場合は、「給与支払明細書」や「源泉徴収票」、個人事業主であれば「確定申告書」の提出が簡単でしょう。
50万円を超える場合や総額100万円を超える場合は前もって収入証明書の準備を
このように、消費者金融カードローンで50万円を超える限度額を希望する場合や、他社カードローンと合わせて借り入れ総額が100万円を超える場合は、収入証明書の提出が必須となるため、必ず前もって準備しておくことをおすすめします。手元に収入証明書が無く、提出に時間がかかってしまうとスピーディーなキャッシングが期待できないためです。
【覚えておこう!】銀行カードローンは貸金業法の適用外
50万円超の限度額や総額100万円超の借入時の収入証明書ですが、銀行カードローンにも適用されるのでしょうか。実は銀行は貸金業者ではないため、貸金業法の適用外となります。このため、法律的には貸金業法内の総量規制も対象外となっています。
銀行カードローンは収入証明書を準備しておく
このため、銀行カードローンでは法律上での収入証明書での確認は必須とはなっていませんが、近年の銀行カードローンの貸し付け額の自粛や必要書類の見直しから、50万円以内の少額の限度額であっても収入証明書の提出を求められる場合があります。
銀行カードローンへ申し込む時には、限度額の大小に関わらず、手元に収入証明書を用意しておくようにしましょう。
免許証をカードローン会社に提出するタイミング
実際に運転免許証だけでキャッシングする時、カードローンへ申し込み〜契約までの流れを確認しながら、免許証を提出するタイミングを解説していきます。
消費者金融カードローンへ運転免許証を提出する流れ
- 消費者金融カードローンへ申し込む
- 仮審査結果の回答がある
- 消費者金融へ免許証を提出する
①消費者金融カードローンへ申し込む
まずは運転免許証だけで契約できる消費者金融カードローンへ申し込みましょう。消費者金融カードローンへは、「インターネット」「電話」「窓口」「自動契約機」などの方法で申し込み可能です。
この中でおすすめの申し込み方法は、インターネットからの申し込みです。普段利用しているスマホやパソコンから申し込みできるため、文字入力に慣れている人であれば、非常に簡単に申し込みが完了するはずです。
また、お近くに窓口や自動契約機がある人は、直接訪問することでスピーディーなキャッシングが期待できるでしょう。
②仮審査結果の回答がある
運転免許証だけでキャッシングできる消費者金融のカードローンへの申し込みが完了すれば、カードローン審査が行われます。消費者金融での審査は最短30分程度なので、非常にスピーディーに手続きを進められます。また、消費者金融では土日や祝日でも審査してもらえることが多く、平日に限らずいつでも素早く資金調達できるのが大きな魅力と言えるでしょう。
また、仮審査に通過した後は「メール」や「電話」により、申し込み者へ審査結果の連絡があります。審査に通過した人へは電話での連絡、審査に落ちてしまった人へはメールでの連絡となる場合が多い傾向があります。ただし、インターネットだけで手続きが完了するウェブ完結のサービスであれば、全てメールでの連絡となる場合もあります。
③消費者金融へ免許証を提出する
消費者金融カードローンの仮審査に通過した後は、免許証などの本人確認書類を提出します。提出方法は、申込みによって様々な方法が用意されています。
カードローンの申し込み手続き方法 | 免許証(本人確認書類)の主な提出方法 | 特徴 |
---|---|---|
インターネット・ウェブ | ウェブからアップロード | スマホカメラでの撮影データの送信でOK。また、インターネットからスキャンしたデータの送信も可能。 |
無人契約機 | 無人契約機での読み取り | 無人契約機に付属しているスキャナーから提出する |
電話・FAX・郵送 | FAXや郵送 | コピーした免許証をFAXや郵送で送信する |
このように、上記のいずれかの方法で本人確認書類を提出し、問題がなければカードローン契約が完了します。その後、ローンカードなどを利用していつでもキャッシングできるようになります。
収入証明書の提出が無くても在籍確認はある
上記の運転免許証だけの手続き方法は、消費者金融カードローンで50万円以内、または他社カードローン含む借り入れ総額が100万円以内の場合でした。しかし、運転免許証だけの提出でカードローン契約は可能ですが、原則「電話による在籍確認」が行われる点には注意しておきましょう。
電話による在籍確認で職場バレしてしまう可能性は低い
少額な限度額の場合は収入証明書の提出が不要となるため手続きが簡単なのですが、電話での在籍確認で「安定した収入の確認」が行われます。電話による在籍確認が行われるのは、申し込み者が本当に申請した勤務先に勤めているのか、確認するためです。
勤務先の虚偽申請をする人なんていないのでは?と思うかもしれませんが、「無職の人」「非正規雇用の人」など、実際には働いていなかったり、自分のステータスに自信がなかったりする人の中には、勤務先の虚偽の申請をする人もいるんですよね。
ただし電話による在籍確認はプライバシー保護の観点から、第三者にバレないようにカードローン名を名乗らずに在籍確認スタッフの個人名で行われるため、職場バレしてしまう可能性は低いでしょう。
収入証明書を提出する場合は電話による在籍確認がない場合も
また、50万円以上の限度額で収入証明書を提出する場合、電話による在籍確認が行われない場合もあります。申し込み先のカードローンや申し込み者のステータスによっても異なりますが、「収入証明書で勤務先への在籍が確認できる」と判断された場合は、電話での確認が行われないこともあるんですよね。
収入証明書の提出は面倒かもしれませんが、このようにメリットとなり得るポイントもあります。ただし、100%電話による在籍確認を避ける方法ではない、という点には注意しておきましょう。
カードローンへ提出する運転免許証の不備にも注意!
さいごに、提出する運転免許証の不備について解説していきます。運転免許証に不備があれば、カードローンの審査通過に時間がかかってしまうためです。
現住所が運転免許証に記載されている住所と異なる場合
運転免許証の不備として考えられるのは、「引っ越ししたけど運転免許証の住所変更を忘れている場合」です。
ついうっかり住所変更を忘れていたという人は、運転免許証だけではなく「引っ越し先住所に変更されている住民票の写し」や「引っ越し先住所が記載されている公共料金などの郵便物」など、引っ越し先の住所が分かる書類の提出も必要となるので注意しておきましょう。
免許証だけで簡単に消費者金融カードローンを使える!
この記事では、運転免許証だけでカードローンを利用できるのか? について詳しく解説してきました。おさらいとして、免許証だけでカードローンを利用できる条件をまとめてみました。
- 消費者金融カードローン
- 50万円以内のカードローンの限度額
- 他社カードローンと合わせて100万円以内の限度額
これらの条件を満たしていれば、免許証だけでカードローンでキャッシングが可能となります。
引っ越し時には運転免許証の住所に注意
また、引っ越しなどで運転免許証の住所が異なる場合は注意が必要でしたね。記載されている住所と現在住んでいる住所が異なると、正確な本人確認書類として認められないため、「正確な住所を確認できる書類」も併せて必要となるため、引っ越しした後はすぐに住所変更を行っておきましょう。
運転免許証以外でもカードローンを利用できる!
この記事では運転免許証だけで借りられるカードローンについて解説してきましたが、本人確認書類として認められれば、「パスポートだけでカードローンでキャッシング」したり、「住民基本台帳カードだけでカードローンでキャッシング」したりすることも可能です。
運転免許証を持っていない人もいると思うので、ご自身が提出しやすい本人確認書類を用意し、うまくカードローンを利用してみましょう。また、消費者金融カードローンであれば、土日や祝日でもカードローン審査〜本人確認書類の提出〜キャッシングが可能なので、いつでも便利に利用できるはずです。ぜひこの記事を参考にしながら、うまく免許証だけでカードローンを利用できるようにしてみてくださいね。
なおSMBCモビットは借入金額に問わず、収入証明書が必要です。