借り換えローンまとめ|カードローンの借り換えで返済がラクになる可能性大
現在カードローンを利用している方の中には、「カードローンの金利が高くて困っている…」「少しでもカードローンの返済負担を抑えたい…」と考えている方も多いと思います。
カードローンなどの個人向け融資商品を提供している金融業者では「借り換えローン」と呼ばれるローンを提供している場合があり、借り換えローンを利用することで、キャッシングの返済負担を減らせる可能性があります。
本記事では「借り換えローン」の解説を中心に、借り換えローン利用時のメリットやデメリット、借り換えローンの審査難易度、借り換えローンの利用が向いている方・向いていない方、などについて詳しく解説します。
目次
借り換えローンとは
そもそも借り換えローン=カードローンの借り換えとは、どういったローン商品なのでしょうか。
他社カードローンへ借り換えること
借り換えローンとは、現在利用しているカードローンを他社のカードローン(またはフリーローン)へ借り換えることを指します。
主に現在利用中のカードローンに不満がある方が、サービスの良いカードローンへの借り換えを行います。
借り換えローンはどの金融業者から提供されている?
この借り換えローンは、カードローンを提供している「銀行」や、「消費者金融」からサービスが提供されています。
借り換えローンを提供する金融業者 | 借り換えローンの名称 | 特徴 |
---|---|---|
銀行 | カードローンやフリーローン | 借り換えローンが利用できる場合でも、特定の名称のサービスがない場合が多い。銀行カードローンの公式サイトで「借り換えローン」として利用できるかどうか記載されている場合もある。 |
消費者金融 | 借り換えローン、カードローンやフリーローン | 消費者金融では「借り換えローン」という名称で提供されている場合が多い。 |
銀行では、カードローンを借り換えローンとして利用できたとしても、「借り換えローン」という名称のローンはほとんどない点に注意してください。
銀行カードローンを「借り換えローン」として利用できる場合は、銀行カードローンの公式サイトの商品概要に記載があることもあります。銀行カードローンや銀行フリーローンを借り換えとして利用したい方は、銀行ローンの公式サイトをチェックしてみましょう。
借り換えにおすすめのカードローン3選
この項目では、オススメの借り換えローンを知りたい!…という方へ向けて、「便利に利用しやすい」借り換えローンを紹介します。現在利用中のカードローンに不満がある方は、以下のいずれかのカードローンへの借り換えを検討してください。
オススメの借り換えローン
- ①アコムの「借り換え専用ローン」
- ②アイフルの「かりかえMAX」
- ③銀行カードローン
①アコムの借り換え専用ローン
消費者金融のアコムでは、他社カードローンからの借り換えローンとして、「借り換え専用ローン」という名称のサービスを提供しています。
資金使途 | 貸金業者債務の借り換え |
---|---|
契約極度額 | 1万円~300万円 |
貸付利率 | 実質年率7.70%~18.00% ※契約極度額100万円以上の場合は、7.70%~15.00% |
貸付対象者 | 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、アコムの審査基準を満たす方 |
担保や連帯保証人 | 不要 |
アコムの借り換え専用ローンのスペック表ににある資金使途欄には、「貸金業者債務の借り換え」との記載がある点に注意してください。アコムの借り換え専用ローンは通常のカードローンとは異なり、借り換え専用ローンで借りたお金は借り換え以外に使えません。
アコムを借り換え先としてオススメしたい理由
- 100万円以上の借り換えの場合は金利15.0%以下も狙える
- 消費者金融でありながら三菱UFJ銀行のグループ会社で安心
- 消費者金融業界で売り上げ1位の安心感(2015〜2016年度:売上高2,376億円)
- のべ1,000万人以上が利用しているという実績がある
アコムの借り換え専用ローンをオススメしたい一番の理由は、「大手消費者金融のアコムならではの大きな安心感」があるためです。アコムは三菱UFJ銀行のグループ会社で、また、消費者金融業界でも売り上げ1位の国内最大手の消費者金融です。
このため、アコムは数ある消費者金融の中でも「最も安心・信頼できる金融業者」であるとも言い換えられるでしょう。安心しながら借り換えローンを利用したい方は、アコムの借り換え専用ローンを検討してみましょう。
②アイフルの「かりかえMAX」
大手消費者金融のアイフルが借り換えローンとして提供している「かりかえMAX」も、借り換えローンとしてオススメです。
資金使途 | 他社借入金の借り換えのみ |
---|---|
契約極度額 | 1万円~800万円 |
貸付利率 | 実質年率3.0%~17.5% |
貸付対象者 | アイフルを初めて利用される方で、満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方でアイフルの審査基準を満たす方 |
担保や連帯保証人 | 不要 |
アイフルの借り換え専用ローンの「借り換えMAX」は、上限金利が17.5%となっていて、アイフルの通常のカードローン(上限金利17.8%)と比べると、0.3%金利を下げて利用できます。
また、アイフルの「かりかえMAX」は、先ほどのアコムの借り換え専用ローンと同じように「他社借入金の借り換えのみ」にしか利用できない点に注意してください。
アイフルの「かりかえMAX」を借り換え先としてオススメしたい理由
- アイフル「かりかえMAX」は上限金利17.5%で消費者金融ローンの中でも低金利!
- 800万円の借入までに対応しているので高額な借り換えにも安心!
大手消費者金融アイフルが提供している借り換え専用ローンの「かりかえMAX」をオススメしたい理由は、『他社消費者金融の借り換えローン(上限金利18.0%)より0.5%以上も低金利』だからです。
借り換えローンを利用する方の中には、長期的に返済する方も多いです。少しでも低金利で借り換えローンを利用する方が、返済総額を抑えられるので、「低金利ローンへの借り換えを希望している」方はアイフルのかりかえMAXへの申し込みがオススメです。
アイフルは即日融資・在籍確認の点でおすすめ!パート主婦でも借りる方法
審査時間は最短18分で即日融資!1秒診断で事前にチェック
【審査時間・融資時間について】※申込状況によっては、18分を超える場合もございます。審査時間 | 最短18分 | 融資時間 | 最短18分 |
---|---|---|---|
利用限度額 | 800万円 | 実質年率 | 3.0%~18.0% |
③銀行カードローン
銀行フリーローンや銀行カードローンへの借り換えの方が低金利でお得なのでは?…と思う方も多いと思います。確かに銀行カードローンを借り換え先として利用すれば、返済総額を大きく圧縮し、完済までの返済負担を抑えられる可能性が高いです。
しかし、近年の銀行ローンでは「借り換えローン」の利用が難しい傾向があります。
かつて公式サイトに「借り換えローン」について記載していた銀行でも、近年では「借り換えローン」の記載が消されている銀行も増えてきています。このように現在の銀行ローンは積極的に「借り換えローンを提供している」とは考えにくく、利用しにくい場合も多いという点に注意しておきましょう。
※一部の銀行では、カードローンを借り換えローンとして利用できるケースもあります。銀行カードローンの公式サイトに「借り換えローン」の記載がない場合でも、一度銀行のコールセンターなどへ電話し、「借り換えローンを利用できるのか」をチェックしてみましょう。
借り換えする3つのメリット
現在利用中のカードローンを他社カードローンへ借り換えると、様々なメリットがあります。借り換えローンのメリットを以下にまとめてみました。
カードローンを借り換えるとこんなメリットがある!
- 低金利カードローンへの借り換えで毎月の返済総額を抑えられる
- 毎月の返済負担を少額に抑えられる
- キャッシングや返済が便利になる可能性がある
低金利カードローンへの借り換えで返済総額を抑えられる
現在金利が高いカードローンを利用中の方が、金利が低いカードローンへ借り換えを行った場合、キャッシングの返済総額を圧縮できる可能性が高いです。
実際に低金利カードローンへ借り換えを行った場合、どのくらい返済総額を抑えられるのでしょうか。
金利5.0%下がったらどのくらい返済総額を圧縮できる?
金利18.0%と金利13.0%のカードローンで、50万円をそれぞれ1年間、3年間、5年間で返済する場合の返済総額の違いについて確認してみましょう。
金利 | 金利18.0% | 金利13.0% | 返済総額の差額 |
---|---|---|---|
1年で完済する場合の返済総額 | 55万80円 | 53万5,904円 | 1万4,176円 |
3年で完済する場合の返済総額 | 65万743円 | 60万6,491円 | 4万4,252円 |
5年で完済する場合の返済総額 | 76万1,803円 | 68万2,592円 | 7万9,211円 |
上の表から分かる通り、金利が低くなればその分の利息が減るため返済総額を圧縮できます。低金利への借り換えローンには、このように返済総額を抑えられるという大きなメリットがあります。
毎月の返済負担を少額に抑えられる
毎月のカードローンの返済額が高く、返済負担が大きくて苦労している、という方は、カードローンの借り換えを行うことで「毎月の返済額を抑えられる」可能性があります。
どのカードローンでも、キャッシングした後は毎月返済が必要になりますが、カードローンによって毎月の最小返済額が異なります。
借入残高 | カードローン会社Aでの約定返済額 | カードローン会社Bでの約定返済額 |
---|---|---|
10万円未満 | 5,000円 | 2,000円 |
10万円以上20万円未満 | 7,000円 | 3,000円 |
20万円以上30万円未満 | 9,000円 | 4,000円 |
30万円以上40万円未満 | 1万1,000円 | 5,000円 |
40万円以上50万円未満 | 1万3,000円 | 6,000円 |
50万円以上100万円未満 | 1万5,000円 | 1万円 |
上の表は一例ですが、カードローン会社によって毎月の約定返済額(=最小の返済額)が異なるため、少額の約定返済額のカードローンへ借り換えすれば、毎月の返済負担を減らせます。
キャッシングや返済が便利になる可能性がある
また、借り換え先のカードローンで様々なキャッシング方法や返済方法が用意されている場合、今まで以上にカードローンを利用しやすくなる可能性もあります。
キャッシングしやすくなるカードローンのサービス(※借り換え先に「カードローン」を選んだ場合の一例)
- アプリとATMとを連携させてキャッシングできる
- ネット手続きで簡単に24時間振り込みキャッシング可能になる
- 公共料金やクレジットカードの引き落とし時に自動融資してくれる
- 指定口座から毎月カードローンの約定返済の引き落とし など
カードローンによって、提供されているサービスが異なるため、現在利用しているカードローンが不便…という方は、利便性の高いカードローンへの借り換えを検討してみましょう。
借り換えローン3つのデメリット
借り換えローンはメリットだけではなく、デメリットとなるポイントもあります。借り換えローン利用前には以下のポイントに注意し、「損しない」ように気をつけてください。
借り換えローンのデメリットとは?
- 金利が高いローンへの借り換えは損
- 返済負担を小さくし過ぎると完済までの期間が長くなる
- 一度借り換えローンを使うと再度借り換えるのは難しい
金利が高いローンへの借り換えは損
借り換え先のカードローン選びに失敗してしまい、金利が高いカードローンへ借り換えてしまうと返済総額が膨らんでしまうので注意しましょう。
また、カードローンでの金利は「年率3.0%〜18.0%」というように設定されていますが、必ず「上限金利」で比較してください。
カードローンの下限金利に注意
例えば現在、金利15.0%のカードローンを利用中の方が、金利3.0%〜18.0%のカードローンへ借り換えた場合、上限金利の「金利18.0%」が適用される可能性が高いです。
このため、必ず借り換え先のローンの上限金利が、利用中のカードローンの金利を下回るかどうかをしっかりチェックしてください。
返済負担を小さくし過ぎると完済までの期間が長くなる
また、借り換え先のローンが毎月少額の約定返済だった場合、完済するまで長期化してしまう点にも注意してください。また、返済が長期化すると、その分利息が発生してしまうため、いくら低金利カードローンへ借り換えたとしても、結果的に返済総額が増えてしまう恐れがあります。
一度借り換えローンを使うと再度借り換えるのは難しい
一度借り換えローンを利用すると、その後は完済するまで他社カードローンへの借り換えは難しいでしょう。
何度も借り換えローンを希望するような方は、カードローン会社から「返済に困っているのかも…」と判断されてしまい、借り換えローンの審査が非常に不利になるでしょう。
このため、しっかりと借り換え先のカードローンを決めた上で、カードローンの借り換えを行うようにしてください。
借り換えローンに向いている人・向いていない人
借り換えローンを検討中の方の中には「借り換えローンをすべきかどうか」悩んでいる方もいるでしょう。そこで、どんな方が借り換えローンに向いているのか、また、向いていないのかを解説します。
借り換えローンに向いている人
- 利用中のカードローンの金利が高く、返済負担も大きいと感じている
- 金利は低いが、毎月の返済額が多く困っている
- 現在利用中のカードローンが不便で使いにくいと感じている
利用中のカードローンの金利が高く、返済負担も大きいと感じている
利用中のカードローンの金利が高いと感じている方は、借り換えローンに向いていると言えます。
現在、消費者金融カードローンを金利18.0%で利用しているという方は、銀行カードローンへ借り換えることで3.0%〜5.0%ほど金利を圧縮できる可能性があるでしょう。
金利は低いが、毎月の返済額が多く困っている
利用中カードローンの金利は概ね満足だが、約定返済額(毎月の返済額)が高いと感じている方も、借り換えローンが向いていると考えられます。
先ほども解説しましたが、カードローンを提供している銀行や消費者金融によって、毎月の最小の返済負担額が異なります。カードローンを借り換えることで毎月の返済負担を半分以下に抑えられる可能性もあるため、「毎月の返済額が高くて困っている…」という方もカードローンの借り換えを検討しましょう。
現在利用中のカードローンが不便で使いにくいと感じている
今使っているカードローンは、「提携ATMが少なく、一部の銀行ATMしか利用できなく不便…」と感じている方は、カードローンの借り換えによって便利にカードローンを利用できるようになる場合があります。
カードローン提携のATMが多いサービスやカードレスキャッシングができるようなサービスへ乗り換えれば、カードローンの利便性を高められるでしょう。
借り換えローンに向いていない人は?
- 現在のカードローンで満足している
- 収入などの返済能力に関するステータスに自信がない
現在のカードローンで満足している
もちろん、現在利用中のカードローンの金利やキャッシング方法、返済方法などのサービス内容に満足している、という方は、わざわざカードローンを借り換える必要はありません。利用中のカードローンで、借金を完済してください。
収入などの返済能力に関するステータスに自信がない
借り換えローンを利用する前には、必ず「ローンの審査」が行われます。このため、ご自身の収入や雇用形態など、返済に関するステータスに自信がないという方は、借り換えローンはあまりオススメしません。
もし、借り換えローンの審査に落ちてしまうと、信用情報に「審査に落ちた履歴(※)」が残ります。
※厳密に言えば、ローンの審査に落ちた履歴は信用情報には残りません。ローンの審査に申し込んだ履歴が残ります。しかし、「信用情報に連続してローン審査に申し込んだ履歴がある=審査に落ちている」と判断できるため、審査に落ちた事実がすぐ見破られるのです。
借り換えの審査で重視されるポイント
カードローンを借り換える時には「必ず」審査が行われます。この項目では、借り換えローン申込み時に審査されるポイント、審査難易度について詳しく解説します。
また、借り換えローンの利用者の中には、「返済に問題がある人」も多いため、通常のカードローン審査より難しい傾向がある点に注意しておきましょう。
カードローン借り換え時にチェックされるポイント
- 長期的に安定した収入があるかどうか
- 他社カードローンでの借入金額
- 信用情報の履歴内容
借り換えローンの審査で注意しておくべき内容について、詳しく解説します。
長期的に安定した収入があるかどうか
通常のカードローンと同じように、借り換えローンの利用には「安定した収入」が必須です。
仕事をし始めて間もないという方や、短期のアルバイトなどで収入が不安定な方は「安定収入」が認められないため、カードローン審査が不利になり、借り換えローンの審査に落とされる可能性が高いでしょう。
他社カードローンでの借入金額
現在利用中のカードローンでの借入金額が高額の場合、借り換えローンの審査が不利になる傾向があります。また、すでに「総量規制(年収の3分の1が借入限度額)」の金額に近い借入があるという方は、特に審査通過が難しくなる点に注意してください。
利用中のカードローンで高額な借入があるという方は、借入額の半分程度を返済した後で、借り換えローンへ申し込む方が審査通過率を高められるでしょう。
信用情報の履歴内容
カードローンの借り換え時の審査では、「信用情報の履歴」も重視されます。この信用情報には、カードローンやクレジットカード、電話代金の分割払いなど、主に分割払いの金融商品の利用履歴が残されています。
返済に遅れずにしっかりと返済しているという方は、信用情報に「返済」の履歴が残ります。しかし、ローンの支払いの滞納などを起こしてしまった場合は、信用情報に「滞納」のネガティブな履歴が残されてしまい、借り換えローン審査に不利となり、審査通過は難しいでしょう。
カードローンの繰り上げ返済という選択肢もある
カードローンの借り換えを検討している方は、「できるだけカードローンの返済負担を減らしたい」と考えている方がほとんどだと思います。借り換えローンに成功した後は、この項目で解説する返済方法を利用することで、「さらに返済総額を抑えられる」可能性もあります。
お金に余裕がある月は必ずカードローンの繰り上げを行う
カードローンの返済方法には、「約定返済(やくじょうへんさい)」と「随時返済(ずいじへんさい)」があります。毎月の最小額の返済は約定返済ですが、約定返済が完了した後で手元に余裕金があれば、繰り上げ返済である「随時返済」を必ず利用してください。
随時返済で早期の完済が可能になる!
通常の約定返済は、「元金(=借入額)の一部」と「利息の一部」が含まれています。約定返済だけでは元金がなかなか減っていかないため、返済が長期化してしまう恐れがあります。
しかし、繰り上げ返済を利用すれば、原則「元金」だけを返済できるため、借入額を圧縮しやすく、短期間でカードローンを完済できる可能性があります。
借り換えローンに成功した方や失敗した方の体験談
最後に、借り換えローンに成功した方や、失敗した方の体験談をまとめてみました。
どのようなステータスの方が借り換えローンに成功し便利に使えるようになったのか、また、どのようなステータスの方が借り換えローンに失敗してしまうのかを確認してみましょう。
カードローンの借り換えに成功した方の体験談
まず、カードローンの借り換えに成功した方の体験談から紹介します。
借り換えローンに成功したAさん 29歳 正社員
中小企業の工場に勤務 勤続年数9年 年収360万円
借り換えローン100万円に成功!
過去にギャンブルにのめり込んでいて、賭けに負けては消費者金融のカードローンでお金を借りる、を繰り返していました。
毎回の借入は2〜3万円程度だったのですが、何度も繰り返してキャッシングしているうちに、気がつけば借入総額が100万円にもなっていました…。
そこで、普段から口座を利用している銀行で借り換えローンを希望したところ、なんとか審査に通過できました。実際に金利が5.0%ほど減ったので、今までよりも返済が楽になりました。
長期的な安定収入があれば借り換えローンを期待できる
Aさんは、無事に消費者金融カードローンから銀行カードローンへの借り換えに成功したようです。Aさんが借り換えローンに成功できた理由は、正社員であることと勤続年数の長さから「返済能力の高さ」を認めてもらえたためだと考えられます。
Aさんのように、安定した収入がある方は、借り換えローン審査に通過させやすい傾向があります。
借り換えローンに成功したBさん 38歳 契約社員
中小企業に勤務 勤続年数5年 年収330万円
借り換えローン40万円に成功!
昔から欲しかった品物を偶然見つけ、手持ちのお金が無かったので消費者金融で50万円を借りました。しばらく返済を続けていたのですが、利用中のカードローンは金利18.0%と高かったため、他社の消費者金融カードローンへ借り換えてみました。
借り換えローンに成功し、金利16.0%と2.0%下がり約定返済額も減ったため、生活費に余裕が出てきました。
消費者金融の借り換えローンは審査難易度が緩やか!?
Bさんは消費者金融から消費者金融への借り換えローンに成功させました。Bさんが借り換えローンに成功した理由として、先ほどのAさんと同じように「安定した収入」を認められたためと考えられます。
また、消費者金融への借り換えローンであったため、審査難易度が銀行の借り換えローンよりもやや緩やかであったとも考えられるでしょう。
カードローンの借り換えに失敗した方はどんなステータスだった?
続いて、カードローンの借り換えに失敗してしまった方のステータスについて確認してみましょう。
借り換えローンに失敗したCさん 26歳 アルバイト
飲食店に勤務 勤続年数1年 年収210万円
借り換えローン70万円に失敗…
欲しいものが多くて、手持ちのお金が無い時にはいつもカードローンでお金を借りていました。1ヶ月ほどカードローンでキャッシングを続け、借入残高を見るとなんと70万円に近い借金が…。
このままでは返済できないと思い、低金利の銀行カードローンへの借り換えを希望しましたが、審査に落とされてしまいました。
仕方がないので、このまましっかりと返済を続けようと思います。
収入が多く無い方は借り換えローンに落とされやすい
Cさんは残念ながら、借り換えローンの審査に落とされてしまいました。Cさんが借り換えローンに落とされたのは、収入があまり多くなく、返済能力が認められなかったためだと考えられます。
また、年収210万円に対して総量規制ギリギリの70万円も借入していたため、借り換えローンの審査が不利になったと考えられるでしょう。
借り換えローンと総量規制との関係
総量規制とは、「貸金業者は利用者の年収3分の1超のお金を貸し付けてはいけない」と定められた法律のことです。ただし、総量規制には例外もあり、借り換えローンは「利用者が一方的に有利になるローン」のため、法律上では総量規制の適用外になります。
しかし近年の消費者金融や銀行では借り換えローンであっても年収の3分の1程度が貸付限度と自主規制しているケースも多く、年収3分の1前後〜以上のお金を借りるのが難しい傾向にあります。
ご自身の年収に対して現在の借入額が高いという方は、しばらく返済を進めて借入額を減らした上で、借り換えローンへ申し込むようにしてください。
まとめ|借り換えローンに成功すれば返済がラクになる可能性大
本記事では、「カードローンの借り換え」について詳しく解説してきました。利用中のカードローンの金利などが高く不満がある方は、カードローンの借り換えを行えば返済総額を抑えられる可能性が高いでしょう。
借り換えローンを利用する前には「お得になるのか」をしっかり確認しておく
- 借り換えローンとは他社ローンへの借り換えのこと
- 銀行や消費者金融で借り換えローンが提供されている
- 大手消費者金融アコムの「借り換え専用ローン」は銀行グループで安心して利用できる
- アイフルの「かりかえMAX」なら上限金利17.5%で借り入れできる
- 銀行ローンも借り換えできる可能性はあるが公式サイトに記載されていない場合が多い
- 借り換えローンに成功すると返済総額を圧縮できる
- 借り換えローン後は毎月の約定返済額を減らせられる可能性も
- 金利の高いカードローンへの借り換えは損するので注意
- 約定返済額が減れば完済までの期間が長引く場合もある
- 借り換えローンは連続で利用できない
- カードローンの借り換えに向き・不向きの人がいる
- 借り換えローンの審査は通常のカードローン審査よりも難しい傾向あり
- 返済総額を抑えるならカードローンの繰り上げ返済も利用する
- 安定した収入がある方が借り換えローンの審査に通過させやすい
- 返済能力のステータスが弱い方が借り換えローンの審査に落とされやすい
借り換えローンとは、その名称通り、利用中のカードローンを「借り換える」ことを指します。また、借り換え先のローンは、銀行のフリーローンやカードローン、消費者金融のフリーローンやカードローンなどがあります。
ただし、銀行の公式サイトには「借り換え」の記載がない場合が多いため、銀行ローンを借り換えローンとして利用できるのかどうかは、直接銀行の窓口で確認してみることをオススメします。
現在利用中のカードローンに不満がある方は、借り換えローンに成功すれば
「金利が下がる」
「返済総額が減る」
「毎月の返済負担が減る」
「(ローンの返済方法などの利便性が高まる)」
など、ローンがより使いやすいものとなるでしょう。
カードローンの借り換えを検討している方は、ぜひ本記事を参考にしながら「カードローンの借り換え」に成功できるように、じっくりと借り換え先を探してみましょう。
本サイトでも借り換え可能なローンをたくさん紹介しているので、ぜひチェックしてください。