無職がカードローンを借りられる方法と注意点を徹底紹介!
「無職なのに手持ちの資金がなくなってしまった…。お金を用意する方法を探している」という方の中には、失業中の方やニート、専業主婦など無職の方もいるでしょう。
本記事では、無職がお金を用意する方法やキャッシングする方法、無職がお金を借りる時に注意すべきポイントなどについて解説します。
お金が必要だけど金策に困っている無職の方は、ぜひ参考にしてください。
無職がカードローンを借りられる方法
失業中の方やニートなど無職の方が実行すべき、お金を借りる方法をお伝えします。
- 親や兄弟などから借金する
- アルバイトをしてからカードローンへ申し込む
- 契約者貸付制度を利用する
- 公的融資制度を利用する
親や兄弟などから借金する
無職で収入の無い方は、金融サービスからキャッシングできません。無職だけど、どうしてもお金が必要という方は、親や兄弟、親戚などから借金することを検討しましょう。
アルバイトをしてからカードローンへ申し込む
大手消費者金融(アコム、アイフル、プロミス、SMBCモビット、レイクALSA)の公式サイトには、「安定した収入があれば、アルバイトやパートの方も利用できる」との記載があります。
現在無職という方は、アルバイトやパートなどで安定収入を得てからカードローンに申し込めば、借り入れられる可能性が高くなります。
※3ヶ月~6ヶ月以上(できれば1年以上)の勤続年数がある方は、カードローンの審査が有利になる傾向があります。
契約者貸付制度を利用する
もし生命保険に加入している場合、生命保険契約者貸付制度を利用することで、解約返戻金の一部を担保に貸付を受けることができます。
この制度は、生命保険に加入していていれば無職や学生であっても問題なく利用できますし、審査もないのでほぼ確実にお金を受け取ることができるでしょう。
公的融資制度を利用する
無職や失業中の場合、自治体や国が用意している公的融資制度を利用するのもおすすめです。
公的融資制度は無職や収入の低い人が優先されるので、無職の方にこそ利用して欲しい制度です。
最近では新型コロナウィルスによる公的融資制度が充実しておりますので、新型コロナウィルスの影響で無職になった方は特に利用するべきといえます。
無職の方がカードローンを利用できる?
無職でもカードローンを利用できる可能性があるのは、学生または専業主婦の方のみです。
バイトしておらず無職の学生の場合
学生の方は、学生ローンでお金を借りられる可能性があります。ただし、学生ローンはアコムやアイフルなどの大手消費者金融では提供されていないため、学生ローンを専門に扱う中小の消費者金融を利用することになります。
また、未成年の方は法律上、ローンなどの契約をする場合に親の承諾書が必要になります。このため、未成年の方が親にバレずにローンを利用することはできないので注意しておきましょう。
2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられました。成人年齢の引き下げ以降からは、18歳以上の方は親の同意書なしでもローン契約が可能になります。ただし、金融業者によっては同意書の提出を求める場合などがあります。
配偶者に収入がある専業主婦の場合
配偶者が稼いだお金で生活している「無職」の専業主婦の方は、カードローンでお金を借りられる可能性があります。
ただし、消費者金融カードローンは総量規制(=年収の3分の1未満しかお金を借りられない)という法律が適用されているため、年収0円の専業主婦はお金を借りられません。このため、専業主婦の方は、(総量規制の適用外の)銀行カードローンしか利用できない点に注意してください。
今お金を借りたい無職の人がカードローン以外でキャッシングする方法
無職だけどお金を借りたい人はクレジットカードの利用を!
過去には仕事をしていたが現在は無職というような方は、カードローン以外の方法でキャッシングできる可能性があります。
「失業中で手持ちの資金が足りなくなって、お金が必要…」というような方でクレジットカードを保有している場合、利用中のクレジットカードにキャッシング枠がついているかどうかを確認してみましょう。
クレジットカードのキャッシング枠でお金を借りれる
クレジットカードは、主に買い物やレストランでの食事代金の支払い、通信費や水道ガス光熱費などの支払い(引き落とし)などの、購入費用として利用します。購入用に使うクレジットカードの限度額の枠は、ショッピング枠と呼ばれています。
一方で、クレジットカードには直接現金を借りられるキャッシング枠というものもあります。キャッシング枠は、ショッピング枠の一部(例えばショッピング枠50万円の内、キャッシング枠は10万円まで等)として設定されています。
クレジットカードにキャッシング枠があれば、限度額以内であればお金を借りられます。
クレジットカードのキャッシング枠は申請・審査が必要
クレジットカードでキャッシング枠を得るには、申請・審査が必要です。過去に仕事に就いている時にキャッシング枠を得ていなければ、無職の方は新規でクレジットカードのキャッシング枠を得られないので注意してください。
※利用中のクレジットカード会社に無職であることがバレてしまうと、クレジットカードを強制解約されてしまう点にも注意です。無職であることを隠すことは職業の詐称となるため、一時的に失業中になっている等、証明できるようにしておきましょう。
無職の人が借りる時に注意すべきこと
中小の無名の街金、消費者金融の中には「無職の方へもお金を貸します」「失業中の方でも即日融資します」というようなサービスを提供している場合があります。
このような融資は、違法な金利で貸付を行っているヤミ金である可能性が非常に高いです。
無職でも緊急でお金が借りられるサービスは要注意!
無職でもお金を借りられるような金融業者は、 確実にヤミ金であると考えられます。ヤミ金とは国に認められている金融業者ではなく、独自のルールで個人向けや法人向けの融資を行う違法業者のことです。
ヤミ金を利用すると取り返しのつかないトラブルになる
一度ヤミ金を利用してしまうと、取り返しのつかないような大きなトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
ヤミ金を利用するとどんな危険がある?
- 法定外の金利を強制的に支払わされる
- 滞納したら家族や会社、友人などに取り立てが行われる
法定外の金利を強制的に支払わされる
ヤミ金は国(金融庁)への登録がない違法業者のため、法定外の金利を設定している場合があります。
借入額 | 借入額に対する上限金利 |
---|---|
10万円未満 | 20.00% |
10万円以上100万円未満 | 18.00% |
100万円以上 | 15.00% |
利息制限法では、上記の上限金利が設定されています。ヤミ金では利息制限法をはるかに超える金利(例:トイチ=10日で10.0%=1年で365.0%)で融資を行い、長期間に渡り利用者から高額なお金を搾取するケースがあります。
滞納したら家族や会社、友人などに取り立てが行われる
ヤミ金への支払いを拒否している場合、自宅や実家、勤務先や友人など、第三者への取り立てが行われてしまう恐れもあります。
このように、一度でもヤミ金を利用してしまうと、大きなトラブルの元となります。無職でお金を借りられなくても絶対にヤミ金を利用しないよう、十分に注意してください。
絶対に騙されない!ヤミ金を見分ける方法
ヤミ金を見分ける簡単な方法があります。金融庁のサイトには、登録貸金業者情報検索入力ページという、貸金業者の登録を調べられる検索ページが用意されていて、誰でも無料で利用できます。
貸金業者の登録番号や所在地、商号などを入力すれば、金融庁への登録がある金融業者かどうかがすぐに調べられます。このため、少しでも怪しい金融業者が見つかったら、金融庁サイトでヤミ金ではないかを確認してください。
まとめ
無職の人が借りるには特定の条件が必要!
本記事では、無職の方がお金を借りる方法や、無職の方がお金を借りる時に注意すべきことなどについて解説してきました。
基本的に無職で収入がない方は、カードローンなどの審査に落とされます。ただし、学生や専業主婦の方は、ローンでお金を借りられる可能性があります。
大手消費者金融のカードローンであれば、アルバイトやパートの方でも審査通過を目指しやすいため、無職の方はアルバイトなどを行って安定した収入を得てからカードローンへ申し込むようにしてください。
ぜひ本記事を参考にしながら、無職でも工夫してお金を借りる方法を検討してみましょう。