身分証明書なしでもキャッシングでお金を借りる方法は?本人確認種類が豊富なカードローン
カードローンでお金を借りたいが、運転免許証を取得しておらず、健康保険証などの身分証明書も持っていない…という方もいるでしょう。
本記事では、
・身分証明書なしでお金を借りられるのか、
・どのような公的書類なら認められるのか、
・前もって準備しておくべき本人確認書類
などについて解説します。
免許証や保険証のような身分証明書なしでも、カードローンやキャッシングでお金を借りたい方は、ぜひ参考にして申し込んでください。
目次
身分証明書なしでもお金を借りる方法とは?
免許証やパスポートがあれば身分証明書の代わりになる
無職や専業主婦で、健康保険証やパスポートなどの身分証明書が用意できず、お金を借りられないと悩んでいる人は多いことでしょう。
しかし、それらがなくても以下のいずれかの本人確認書類があれば、身分証明書の代わりとしてカードローンなどに申し込むことが可能です。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード
- パスポート
- 特別永住者証明書
- 在留カード
- 各所健康保険証
いずれかがあれば、アコムなどいくつかの金融業者で問題なく即日融資を受けることが可能です。
ネットなら24時間対応が可能なので深夜でも申し込めますし、最短30分で融資をしてもらえます。
アコムなら簡単な本人確認書類で即日融資を受けられる
そもそも本人確認書類って何?
銀行窓口での口座開設などを行う際など、本人確認のために書類の提示を求められることがあります。書類は運転免許証やパスポートなどです。銀行は、本人確認書類でお客さまの氏名、住居、生年月日などを確認します。
出典:全国銀行協会
基本的には身分証明書が不要なカードローンはない
原則、身分証明書が不要のカードローンはありません。銀行や消費者金融が提供するカードローンとの新規契約時には、必ず身分証明書を提出しなければいけません。
カードローンに身分証明書が必要なのは本人確認のため
カードローン契約時に運転免許証や健康保険証などの身分証明書が必要なのは、「本当に本人がカードローンへ申し込んでいるのか」という本人確認のためです。
本人を確認できる書類という意味から、身分証明書は本人確認書類と呼ばれる場合もあります。
本人確認せずにお金を貸すと犯罪に使われるリスクがある
もし、身分証明書の確認なしにお金を貸してしまうと、他人の名前を使ってお金を借りたり、偽名を使ってお金を借りたりするような犯罪に使われてしまうリスクが非常に高いと考えられます。
また、身分証明書の確認をせずにお金を貸して「借り逃げ」されてしまうと、申込時の氏名や住所が嘘だった場合、金融業者側は誰にお金を貸しているのか分からなくなり、貸付金を回収できず赤字になってしまいます。
カードローン契約時には「身分証明書」が必須!
このような理由から、カードローンと契約する時には身分証明書の提出が必要です。特に即日融資でお金を借りたい方は、カードローン申込前に前もって身分証明書を用意しておきましょう。
※運転免許証や健康保険証などの身分証明書がない方は、次章で身分証明書を用意する方法を紹介していますので、ご覧ください。
本人確認書類として受理されるものをカードローン別に紹介
契約に必要な本人確認書類として受理される書類は、カードローン業者ごとに異なります。以下で、それぞれのカードローンにおいて認められる本人確認書類を確認していきましょう。
アコムで本人確認書類として受理される書類
消費者金融アコムで受理される本人確認書類は、下記の書類です。
- 運転免許証
- 個人番号カード
- 健康保険証 等
アコムの公式サイトでは、「運転免許証」の他に「個人番号カード」や「健康保険証」を本人確認書類として認めています。公的な身分証明書であれば、上記以外の本人確認書類(パスポートなど)の提出でも大丈夫です。
ただし、顔写真がない書類、または書類の住所が現在の住所と異なる場合は、「現住所が記載されている住民票や公共料金の領収書」が必要な点に注意しましょう。
プロミスで本人確認書類として受理される書類
プロミスで受理される本人確認書類は、下記の書類です。
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証 + 住民票
プロミスも運転免許証やパスポート、健康保険証などの公的な書類を本人確認書類として認めています。
ただし、健康保険証を提出する場合は、もう一点「住民票」などの公的な本人確認書類を併せて提出しなければいけません。
また、本人確認書類に記載された自宅住所が異なる場合、下記の書類のいずれか一通が必要です。(発行日から6ヶ月以内)
- 国税または地方税の領収書、もしくは納税証明書
- 社会保険料の領収書
- 公共料金の領収書(電力社、水道局、ガス会社、NHK発行のもの)
- 住民票の写しまたは住民票の記載事項証明書
プロミスでは、マネー・ローンダリング対策やテロ資金供与対策の強化、犯罪収益移転防止法の改正に伴い、平成28年9月より提出する本人確認書類の提出条件が変更されています。
プロミスで顔写真なしの本人確認書類を提出する場合
犯罪収益移転防止法の改正前(平成28年9月25日まで) | 健康保険証などの「原本の提示」 |
---|---|
犯罪収益移転防止法の改正後(平成28年9月26日から) | 健康保険証などの「原本の提示」と、その他の本人確認書類(住民票の写し、戸籍謄本・抄本、印鑑登録証明書等)、または、自宅住所が記載されている書類の原本を提示。 |
本人確認書類を用意してプロミスに申し込もう
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利用限度額 | 1~500万円 | 実質年率 | 4.5%~17.8% |
SMBCモビットで本人確認書類として受理される書類
SMBCモビットで受理される本人確認書類は、下記の書類です。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- マイナンバーカード※ など
SMBCモビットへ提出する本人確認書類は「運転免許証」の他に、「健康保険証」などの書類が認められています。
※個人番号(マイナンバー)が記載されている本人確認書類または収入証明書類などを提出したい場合、個人番号(マイナンバー)が記載されている箇所を見えないように加工する必要があります。
ただし、SMBCモビットの公式サイトを確認しても、アコムやプロミスのように「顔写真なしの本人確認書類(健康保険証)」提出時の注意事項が記載されていません。
幸いなことに、SMBCモビットでは健康保険証の提出をもって「本人確認」が行えます。身分証明書は健康保険証しか持っていないという方は、SMBCモビットへの申し込みを検討してみましょう。
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楽天銀行スーパーカードローンで本人確認書類として受理される書類
楽天銀行スーパーカードローンで受理される本人確認書類は、主に下記の書類です。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- 住民基本台帳(顔写真付)
- 個人番号カード(顔写真付)
上記の書類が本人確認書類として認められています。
公式サイトに記載されているのですが、楽天銀行スーパーカードローンでは本人確認書類に加えて源泉徴収票や確定申告書など、「収入証明書類」の提出も必要な点に注意しましょう。
本人確認書類を用意して楽天銀行スーパーカードローンに申し込もう
身分証明書がなくてもお金を借りられるケース
カードローンではありませんが、ある条件を満たしている場合、身分証明書が無くてもお金を借りられるケースがあります。
クレジットカードのキャッシング枠を利用する
クレジットカードには、ショッピング枠とキャッシング枠があります。クレジットカード利用者のほとんどが利用しているのがショッピング枠で、「公共料金の支払い」「お買い物の支払い」「飲食代金の支払い」などに使われます。
一方のキャッシング枠とは、クレジットカードで「現金を借りられる」枠のことを指します。
キャッシング枠の申請には身分証明書が不要な場合が多い
キャッシング枠が必要なときには、利用中のクレジットカード会社へ電話やインターネット上のマイページなどから申請するのですが、身分証明書の提出不要で申請できる可能性が高いです。
ただし、申し込み後スグにキャッシング枠を貰えるのではなく、クレジットカード会社の審査に通過した後でキャッシング枠を使えるようになるため、キャッシング枠を得るまで1週間~の日数がかかってしまう点に注意してください。
カードローン契約時に提出する身分証明書とは?
実際にカードローンとの契約時に必要になる身分証明書には、どういったものがあるのでしょうか。
カードローン契約に必要な身分証明書(本人確認書類)
- 運転免許証
- パスポート(顔写真のページと現住所が記載されたページ)
- 住民基本台帳カード
- 特別永住者証明書
- 在留カード
- 個人番号カード
- 健康保険証
- 年金手帳
- 母子健康手帳
- その他の公的証明書類(氏名・住所・生年月日・顔写真あり)
カードローンを提供する銀行や消費者金融によって、提出が認められる身分証明書の種類は少し異なりますが、概ね上記のような書類が「身分証明書」として提出できます。
顔写真のない身分証明書は別の公的証明書が必要
本人確認書類の中でも、健康保険証・年金手帳・母子健康手帳などの顔写真がない本人確認書類の場合は、その他の公的証明書*が必要になる点に注意してください。
※公的証明書…公共料金(水道、ガス、電気など)の領収書の原本など。
本人確認書類に記載された住所が異なる場合は?
引っ越ししたのに住所変更の届け出をしていないなどの理由で、本人確認書類に記載されている住所が異なる場合、「現住所が記載された本人確認書類」の提出も必要になる点に注意してください。
運転免許証や健康保険証がない人が用意できる身分証明書とは?
運転免許証や健康保険証を持っている方は多いと思いますが、「車に乗らないから運転免許証を持っていない。健康保険にも加入していないから健康保険証もない。」という方も中にはいるでしょう。
手軽に身分証明書を作るなら顔写真付きのマイナンバーカード
顔写真付きの身分証明書が無いという方は、顔写真付きのマイナンバーカードの作成がオススメです。
また、マイナンバーカードの交付手数料は無料です。
ただし、公式サイトにも記載されているように「当面は」無料とのことなので、近いうちに有料になる可能性があります。
身分証明書を持っていないという方は、マイナンバーカードの作成が無料のうちに作っておきましょう。
マイナンバーカードローンの作成には日数がかかる
マイナンバーカードは、無料で作成できる身分証明書・本人確認書類として有用ですが、申し込み~マイナンバーカードの受け取りまでには、およそ1ヶ月かかる点に注意してください。
顔写真付きの運転免許証などの身分証明書を持っていないという方は、今すぐお金を借りたい場合ではなくても、前もってマイナンバーカードを申請しておきましょう。
高額融資は身分証明書以外の書類が必要になる場合もある
カードローンは、身分証明書以外に提出が必要となる書類もあります。
消費者金融で50万円を超えるお金を借りる場合
貸金業者である消費者金融から50万円、または100万円を超えるお金を借りる時には、貸金業法という法律の適用から収入証明書の提出が必須となる点に注意してください。
消費者金融で収入証明書に提出が必要なケース
- 50万円を超えるお金を借り入れる場合
- 複数の消費者金融からの借入額が総額100万円を超える場合
この収入証明書とは、サラリーマンなどの正社員やアルバイトなどの雇用形態の方は、源泉徴収票や給与明細書など、自営業やフリーランスなどの個人事業主の方は、確定申告書などが収入証明書として認められています。
高額な融資には必ず身分証明書と収入証明書を用意
消費者金融カードローンは即日融資が可能ですが、審査を受けるには必ず書類の提出が必須なため、申し込み前には身分証明書(と50万円超の借入の際は「収入証明書」)を用意しておきましょう。
また、無名の中小消費者金融の中には、身分証明書なしで即日お金を貸してくれるカードローンなどもあります。しかし、「身分証明書なしでお金を貸してくれる消費者金融=違法業者(ヤミ金)」である可能性が非常に高い点に注意してください。
身分証明書が不要なカードローンはヤミ金の可能性あり
ヤミ金は、非常に甘い申し込み条件で利用者を募り、利用者から高額なお金を搾取しようとしています。
そのため、身分証明書なしで即日融資というサービスを提供していたり、100万円まで収入証明書不要で即日融資などの非常に甘い条件を提示している金融業者は、確実にヤミ金であると考えられるでしょう。
ヤミ金を利用すると必ず大きなトラブルに…
身分証明書が不要でお金を借りられるからといって、一度ヤミ金を利用してしまうと、長期間に渡って高額なお金を巻き上げられたり、恐喝まがいの取り立てなどの大きなトラブルに巻き込まれてしまいます。
貸付条件が非常に甘いような怪しい貸金業者には、十分に注意してください。
身分証明書の偽造は絶対NG!
身分証明書を持っていない方の中には、何かしら後ろめたいトラブルから身分証明書を用意できない方もいるかもしれません。
しかし、間違っても「身分証明書を偽造する」ようなことは考えてはいけません。
身分証明書の偽造=1年以上10年以下の懲役となる
身分証明書を偽造すると、刑法第155条に書かれているように公文書偽造罪や偽造文書行使罪に問われます。
刑法第155条
行使の目的で、公務所若しくは公務員の印章若しくは署名を使用して公務所若しくは公務員の作成すべき文書若しくは図画を偽造し、又は偽造した公務所若しくは公務員の印章若しくは署名を使用して公務所若しくは公務員の作成すべき文書若しくは図画を偽造した者は、1年以上10年以下の懲役に処する。
出典:wikibooks(刑法第155条)
利用する目的で身分証明書を偽造すれば、偽造文書行使罪となり、1年以上10年以下の懲役を受けなければいけません。
このように、身分証明書を偽造してしまうと犯罪者となってしまうため、カードローン会社へ提出する本人確認書類がなくても絶対に身分証明書を偽造してはいけません。
まとめ
金を借りたいなら身分証明書に該当する何かしらの書類を準備しておく
本記事では、身分証明書不要で即日融資できるカードローンはあるか、お金を借りるために用意しておく身分証明書の種類などについて詳しく解説してきました。
カードローンを利用するときには、必ず身分証明書を提出しなければいけません。また、身分証明書を提出するのは、本当に本人がカードローンへ申し込んだのかどうか、本人の確認のためです。
この身分証明書とは、本人確認書類とも呼ばれていて、運転免許証やパスポート、健康保険証などがあります。
顔写真付きの運転免許証やパスポートの場合は問題ありませんが、顔写真がない身分証明書(健康保険証)などを提出する場合は、その他の公的証明書も併せて提出しなければいけません。
このように、カードローン利用時には本人確認書類が必要となります。即日融資を希望している方は、申し込み前の段階で必ず手元に本人確認書類を用意し、カードローンへの申し込みを進めてください。