専業主婦がキャッシングをする場合、配偶者の同意は必要?
この記事で分かること
- 専業主婦OKのカードローンとは
- 専業主婦の審査、何が重視されるか?
- 専業主婦カードローン・利用者の口コミ
通常、仕事を持っていない無職の方は、カードローンが契約できません。しかし、専業主婦については例外です。主婦の方は、原則「身分証明書だけ」でキャッシングできます。
本記事では、専業主婦の方が、利用できるカードローンについて詳しく解説しましょう。
目次
専業主婦がローンを必要とするのは、こんな時…!
専業主婦の多くは、ご主人から生活費を受け取り、家計をやり繰りしています。しかし、お金のピンチはいつも突然やってきます。家族や知り合いの冠婚葬祭、交際費、お子さんの教育費等で「お金が必要」になるのは、特別珍しいことではありません…。
自分のための支出は頼みにくい
また、ご主人に対して「お金の援助を頼みにくい」こともあるはずです。例えば、教養を高めるため習い事をしたり、欲しい洋服やコスメを買ったり…。もちろん、贅沢をし過ぎるのは良くありませんが、女性である限り、家計以外にも「削れない出費」はあるはずです。
こうした状況で、役に立つのが「専業主婦OKのカードローン」です。
専業主婦OKのカードローンとは?
「専業主婦OKのローン」は、専業主婦が申込できる、便利なキャッシングローンです。以下は、専業主婦の方が利用できるローンをまとめた表です。
専業主婦の方が利用できるローン | 区分 |
---|---|
楽天銀行スーパーローン | ネット銀行 |
横浜銀行カードローン | 地方銀行 |
静岡銀行カードローン「セレカ」 | 地方銀行 |
千葉銀行カードローン(ちばぎん) | 地方銀行 |
みずほ銀行カードローン | メガバンク |
スルガ銀行カードローン リザーブドプラン | 地方銀行 |
北洋銀行カードローン「スーパーアルカ」※ ただし、配偶者貸付を進められる可能性も高い。 | 地方銀行 |
イオン銀行カードローンBIG | ネット銀行 |
ソニー銀行カードローンMONEYKit | ネット銀行 |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | メガバンク |
いかがでしょう? ここまでのラインアップがあれば「自分に合うローン」が必ず見つかるはずです。
銀行以外は、専業主婦の借り入れNG!
通常、銀行以外の消費者金融、信販会社では「契約者に安定した収入がなければ」借り入れは不可としています。このため、専業主婦の方が(単独で)銀行以外の融資を受けるのは不可能です。
専業主婦は、30万円〜50万円まで借り入れOK!
前項で説明した「専業主婦OKな銀行ローン」では、いくらまで借りられるのか、具体的な金額をチェックしてみましょう。
ローン名 | 借り入れの上限(専業主婦) |
---|---|
楽天銀行スーパーローン | 上限50万円まで |
横浜銀行カードローン | 審査結果による(30万円まで) |
静岡銀行カードローン「セレカ」 | 上限50万円まで |
千葉銀行カードローン(ちばぎん) | 上限30万円まで |
みずほ銀行カードローン | 上限30万円まで |
スルガ銀行カードローン リザーブドプラン | 審査結果による(30万円まで) |
北洋銀行カードローン「スーパーアルカ」 | 審査結果による※ 配偶者貸付を進められる可能性も高い。 |
イオン銀行カードローンBIG | 上限50万円まで |
ソニー銀行カードローンMONEYKit | 上限10万円まで |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 上限30万円まで |
上記の通り、専業主婦の借り入れは10万円〜最高でも50万円以下に限定されます。これ以上の融資を受ける場合は、パートやアルバイトなど「自らに仕事」を持つことに加え「毎月、安定した収入」が求められます。
配偶者貸付の場合は例外
配偶者貸付は、配偶者の所得を基準に融資を行うため(上記よりも)多い額で可決されます。
配偶者貸付では「配偶者の年収+主婦の所得」を3分の1で割った金額が「貸付の上限」として設定されます。もちろん目安なので、審査結果によっては、総所得の半分もしくは、半分以下に設定されることもあります…。
また、配偶者貸付は「配偶者の同意」が無ければ、融資が受けられません。専業主婦の方が内緒で申し込むのはNG(=審査に通らない)なので注意しましょう。
配偶者貸付について
前項でも説明した「配偶者貸付」について、更に詳しく説明しておきます。配偶者貸付は、配偶者の同意(主婦がお金を借りることを知っており、かつ借り入れに賛成してくれている状態)を条件に融資するローンです。
また配偶者貸付は、以下の書類を準備し、申し込む必要があります。
配偶者貸付に必要なもの(一覧)
- 住民票など(婚姻関係の証明に必要)
- 収入証明書(配偶者のもの)
- 本人確認書類(配偶者)
- 本人確認書類(専業主婦)
- 配偶者の同意書(カード会社にフォームが用意されている)
借り入れにあたっては、配偶者に電話確認が行われます。配偶者に内緒で申し込むのは(配偶者貸付の場合のみ)必ずバレてしまうので注意しましょう。
ご主人に内緒で借りたい方は必ず、本記事の前半で説明した「専業主婦OKのローン」から、申込先を選択してください。
配偶者貸付ができるローン
配偶者貸付ができるローンは、以下の通りです。
ローン名 | 配偶者貸付の申込条件 | 限度額と利息 | 区分 |
---|---|---|---|
楽天銀行スーパーローン | 配偶者の同意が得られ、契約者(配偶者)に安定した収入があること。 ※ 専業主婦貸付もOK(配偶者に内緒で借りられる) |
最高800万円まで (年1.9%〜14.5%) |
銀行 |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 配偶者の同意が得られ、契約者(配偶者)に安定した収入があること。 ※ 専業主婦貸付もOK(配偶者に内緒で借りられる) |
最高500万円まで (年4.6%~14.6%) |
銀行 |
みずほ銀行カードローン | 配偶者の同意が得られ、契約者(配偶者)に安定した収入があること。 ※ 専業主婦貸付もOK(配偶者に内緒で借りられる) |
最高800万円まで (年3.5%~14.0%) |
銀行 |
レイクALSA | 配偶者の同意が得られ、契約者(配偶者)に安定した収入があること。 | 最高500万円まで (年4.5%~18.0%) |
銀行 |
アイフル | 配偶者の同意が得られ、契約者(配偶者)に安定した収入があること。 | 最高500万円まで (年4.5%~18.0%) |
消費者金融 |
三井住友銀行カードゴールドローン | 配偶者の同意が得られ、契約者(配偶者)に安定した収入があること。 | 最高700万円まで (年3.5~9.8%) |
信販会社 |
上記の通り、どの配偶者貸付も「配偶者の同意と、配偶者自身に安定した収入」が求められています。このため、配偶者が無職であったり、配偶者が「現金収入のみ」という場合では、ローン審査が通らないので注意しましょう。
専業主婦の審査、何が重視されるか?
専業主婦の審査で重視されるのは、配偶者の年収です。専業主婦の借り入れは必ず、家族の所得状況(家計を支える人の年収)をチェックし、審査結果が決定されます。
これは「配偶者貸付以外」でも同じです。専業主婦の方は、本人に所得がありません。このため、ご主人の側に「返済出来るだけの収入が、定期的にあるかどうか」確認しているのです。
もちろん、配偶者が他社での借り入れを遅延していたり、多重債務の状況にあるほか、過去自己破産や債務整理を経験していると審査は通らなくなります(※ ただし、完済後5年以上経過していれば、可決される可能性はある)。
以下に、専業主婦の方が「審査で重視されるポイント」をまとめておきます。
専業主婦の方「審査で重視されるポイント」
- 配偶者に安定収入があること
- 配偶者が、無職や年金所得ではない
- 配偶者が、金融事故を起こしていないか
専業主婦の方は、審査を受ける前に「上の項目を確認」してから、手続きを進めてください。
申込を今日中に「100%可決させる」コツ
ここでは、カードローン申込を「今日中に100%可決させるコツ」をまとめてみました。
今日中に100%可決させるコツ
- パソコンかスマホで申し込む
- 平日の午前中までに、申込を済ませておく
- 必要な書類をすべて、準備しておく
上から順に、それぞれのポイントを解説しましょう。
パソコンかスマホで申し込む
今日中に申込を可決させるには、パソコンかスマホで申し込むのが一番です。カードや、契約書を最寄りの店舗で受け取る場合も同じです。先にインターネット申込を済ませておけば(他の方法よりも)手続きが早く済み、最短での受け取りが可能になります。
平日の午前中までに、申込を済ませておく
夕方遅い時間や、夜20時以降に申込をすると、即日融資に間に合わないことがあります。今日中にお金を借りたいのであれば、できるだけ朝早い時間(もしくは、前日の夜)に行動を開始しましょう。
平日の午前中までに、全ての手続きが済んでいれば安心です。また、審査に問題がなければ、その日の昼過ぎから(遅くとも)15時頃には、キャッシングが使えるようになります。
必要な書類をすべて、準備しておく
カード会社の申込に必要な書類は、全て手元に準備しておきましょう。例えば、運転免許証を利用される方も、念のために保険証や、パスポートも合わせて準備しておくと安心です。
また、それぞれの身分証明書をチェックし、有効期限が切れていないか、現住所との相違が無いかどうかも、必ず確認しておいてください。
専業主婦カードローン・利用者の口コミ
ここで「専用主婦OKのローン」を利用された方の口コミを3件紹介しておきましょう。
【口コミ①】主人に内緒で借り入れできたので、助かりました!
利用したローン:有名銀行カードローン
わたしは、ネット系の「銀行カードローン」に申込をしてみました。コンビニATMで名前を見たことがあったのですが、即日融資ができて「専業主婦OK」という条件を見て、すぐにスマートフォンから申込をしました。
申込をしたのは、平日(水曜日)の朝だったのですが、1週間ほど時間はかかりました。
ただ審査が通ってからすぐ振込を依頼して、お昼過ぎにはお金が借りられたので、金欠で悩まずに済みました。
また「金利が優遇」されたのも、うれしいポイントです♪
(30代/専業主婦)
【口コミ②】楽天市場でポイントが使えるのでうれしい
利用したローン:楽天銀行スーパーローン
私は、普段から楽天市場を利用しているので、楽天銀行のスーパーローンに申込をしました。「入会時に1,000ポイント貰える」というのも大きな魅力ですが、金利優遇キャンペーンをしていたのも、楽天を利用する決め手となりました。
ただ、申し込んだ時間が遅かったので、即日融資ではなく、翌日の融資となりました。融資を急がれる方は、できるだけ早めに申し込まれることをおすすめします。
これからカードローンのポイントを貯めて、楽天市場の買い物に使うのが楽しみです。
(20代/専業主婦)
【口コミ③】大手銀行なので、安心です
利用したローン:みずほ銀行カードローン
みずほは、もともと口座を持っていたので、みずほ銀行カードローンも合わせて申し込むことにしました。私はパソコンが出来ないのですが、スマホから簡単に申し込めたので助かりました。
また、みずほ銀行は「大手銀行」なので利息も低く、キャッシングをしても、返済負担が少ないので有り難いです。
(50代/専業主婦)
まとめ|専業主婦でも、融資が受けられる!
いかがでしたか? 専業主婦の方でも、融資してもらえるローンが沢山あります。また、配偶者の同意が無くても、最高30万円(中には50万円の場合も)の融資が受けられるので便利です。
お金のピンチでお困りの方は、ぜひ専業主婦OKのローンを利用しましょう♪