SMBCモビットの特徴まとめ～おすすめの理由とは～

SMBCグループの「SMBCモビット」は三井住友カードのローンブランドです。全国で多数の会員を獲得していますが、一体どのようなポイントが支持されているのでしょうか？

現在、国内には数多くの消費者金融があります。しかし利用者からすれば「その違いが分からない」「どこを利用しても変わらないのでは？」という想いがあるのではないでしょうか。

今回はSMBCモビットについて、特徴や評判など詳しい解説をします。「SMBCモビットならではの長所」と共に、その弱点までを徹底網羅し、他社ともシビアに比較しました。最終的なご利用はあくまでも自己責任となりますが、このページを参考にしてください。

SMBCモビットの審査方法・手順

SMBCモビットの審査はとてもスムーズで、最短15分で審査が完了できます（※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります）。最も早く申請し、審査完了できるのがインターネットからの申し込みとなり、年齢や、年収、勤務先や借り入れ希望額などの基本的な情報をパソコンやスマホから入力していくだけです。

なお、SMBCモビットではパソコンやスマホが苦手な方へ向けて、最小限の項目を入力した後に電話での申し込みも受け付けています。「パソコンでの入力はミスしそうで自信がない…」という方は、電話で申し込みをすると良いでしょう。

SMBCモビットの審査の流れ

SMBCモビットの審査ですが、仮審査と本審査に分かれています。仮審査は、SMBCモビットのサイトで本人情報を入力後、コンピューターによるスコアリングで審査されるので、とってもスムーズに審査が完了します。

仮審査に通過すると本人確認書類のデータの送信が必要となります。スマホでのカメラ撮影が簡単なので、撮影した本人確認書類のデータを先に用意しておくと、スムーズに審査を終えられます。

仮審査が通れば、ほぼ本審査にも通過できる

SMBCモビットの仮審査でほとんどの項目をしっかりチェックされるので、仮審査に通過したら、嘘の情報がない限り本審査で落とされることはありません。

審査時の本人確認電話は受けられる状況に

本人確認は電話での確認となりオペレーターの個人名で確認電話がかかってきますので、必ず電話を受けられる状態にしておきましょう。本人確認が遅れてしまうと、審査に時間がかかってしまいます。

審査前にお借入診断を利用してみよう

SMBCモビットの審査が不安な人は、SMBCモビットのウェブサイトにある「お借入診断」を行なってみましょう。

たった3つの項目で借入診断してくれる

入力する項目は「生年月日」「年収」「他社からの借入れ総額」の3つの項目を入力すると、すぐに「借入れ可能かどうか」を診断してくれるのです。年齢や年収、または総量規制が気になる方は、申請前にSMBCモビットの「お借入診断」を試してみることをおすすめします。

SMBCモビットの審査では総量規制に注意

消費者金融カードローンであるSMBCモビットでは総量規制の対象となるので、原則年収の3分の1以上の借入れができません。これはSMBCモビット以外の他社からの借入れ額も含まれます。先ほども説明したように、例えば年収300万円の人であれば「100万円」が総量規制の限度額となります。もし、他社から既に50万円の借入れをしている場合は、SMBCモビットから借り入れできる額は「50万円（100万円 – 50万円）」となるので、総量規制にかからない金額で申請しなければいけません。

SMBCモビットでのおまとめローンは不向き

SMBCモビットでは「おまとめローン」を提供していません。消費者金融カードローンでのおまとめローンは総量規制の対象外となることが多いのですが、これは「利用者に一方的に有利なローンは総量規制の対象外となる」と貸金業法で決められているからです。

しかし、SMBCモビットでは「おまとめローン」のサービス自体を提供しておらず、総量規制の対象となってしまうので審査時には十分に注意しましょう。もちろんSMBCモビットのカードローンは利用目的が限定されないので、「総量規制に収まる金額」であればおまとめローンや借り換えローンに利用できます。

SMBCモビットの審査結果が遅い場合

最短15分で審査結果の回答があるSMBCモビットですが、何時間経過しても審査結果の連絡がない場合、営業時間外になっているなどの理由で翌日の回答になることがあります。

審査結果の連絡が遅い場合に確認すべきことは、以下の記事で解説しています。

SMBCモビットのカードローン審査は難しい？

SMBCモビットのカードローンの審査通過を目指す人には、審査難易度が最も気になる部分だと思います。また、他社の大手消費者金融のカードローンでは審査通過率が公表されているのですが、SMBCモビットでの審査通過率は公表されていません。

しかし編集部が集めたクチコミなどを参考にしてみると審査通過率は45%前後となり、一般的な大手消費者金融の平均値ほどでしょう。

SMBCモビット審査通過のボーダーラインは約年収100万円か

SMBCモビットでは、年収による審査の合否は公表していません。実はSMBCモビットでは年収の大小が基準とはなっておらず、安定した収入があれば十分に審査通過を目指せます。

パート主婦であれば年収が100万円前後の人も多く、実際に多くの主婦がSMBCモビットのカードローン審査を通過させています。

安定した収入があればSMBCモビットの審査通過を目指せる

SMBCモビットでのカードローン通過は安定した収入があれば十分に審査通過を目指せます。ただし、総量規制の制限もあるので、年収100万円前後の人であれば限度額を10万円程度で極力抑えておくと審査にも通過しやすくなる傾向にあります。

SMBCモビットのカードローン審査に落ちた場合は？

「SMBCモビットの審査に落ちてしまった…」という方は、他社カードローンへの申し込みを検討してください。本サイトでも多くの優秀なカードローンを解説しているので、ぜひ参考にしてみましょう。

SMBCモビットの口コミ評判・体験談を紹介

実際にSMBCモビットを利用した人の口コミを紹介していきます。どのようなステータスの人が、SMBCモビットで借入れてどのようなメリット、デメリットがあったのか、様々な人の評判を参考にしてみましょう。

SMBCモビットのカードローンに通過した方の体験談

この方は、30代、男性というステータスに対して「派遣社員」となるので、カードローン審査の上での社会的な信用度は万全とは言えません。しかし、7年という比較的長い勤続年数が功を奏して、うまく審査を通過させたようです。

また、初めての人には少々ハードルが高い50万円という限度額も通過させています。この方は年収290万円なので、総量規制での限度額はおよそ100万円弱となります。年収もそこそこあり、過去にカードローンを利用したことがない（＝クレヒスが綺麗）ので、カードローン審査も簡単に通過したものと思われます。

この人の場合は、勤続年数も長く正社員でもあるので、社会的信用度が非常に高いようです。ステータスの高さがあるので、問題もなくスムーズに即日融資が行ってもらえたと言えるでしょう。

この方は、アルバイトで年収もあまり多くなかったのですが、勤続年数1年（以上）あるのと、借入れ希望額が少なかったのが、SMBCモビットのカードローンに通過したポイントでしょう。もし借入希望額が30万円以上あったら、通過が難しかったのではないでしょうか。

このように、社会的ステータスがあまり高くない人でも「少額の融資」であれば、審査通過を目指せるのもSMBCモビットのカードローンのメリットでしょう。

SMBCモビットのカードローンに落ちた方の体験談

この方が審査に落ちてしまったのには理由があります。まず、「多重債務」であること、そして、「クレヒスにキズがある」ことです。

22歳のときの借入れ額が大きく膨らんでしまって、延滞などをしながら現在も返済を行っているようです。また、返済のために3社からの借入れがあるということなので、SMBCモビットのカードローン審査で多重債務者として判断されたのでしょう。

多重債務であることは、ある意味「おまとめローン」を利用する時に有利になると思われるかもしれませんが、実は「おまとめローン」は貸付額が大きくなりやすいため、審査ハードルも高くなるのです。

こちらは否決されてしまった人の口コミです。アルバイトでもパートでも審査に通るのですが、毎月10万円程度の収入しか無いことが、審査に不利に働いたようです。この人の場合は総量規制に引っかかる金額は「40万円」となるので、上限に近い借入額の希望です。

審査の早さ、即日融資、電話対応の良さがSMBCモビットの良い評判

SMBCモビットでは実際に即日融資をスムーズに行ってくれる消費者金融として、良い評判があります。また、審査も時間がかからず早い上に、困ったときの電話相談も丁寧に対応してくれるんです。これらのポイントはSMBCモビットを利用する上で大きなメリットとなるでしょう。

SMBCモビットがおすすめできるタイプ

即日融資を期待する人

SMBCモビットは消費者金融カードローンです。その最大の利点はスピードにあります。SMBCモビットは「審査から即日融資」に対応しているので安心です。「急にお金が必要になった…」と融資を急ぐ方でも、利用を検討する価値があります。（即日融資を実現する具体的な方法は、次の「SMBCモビットのおすすめ申込方法」で詳しくご説明しています）

特に担保・保証人なしで借り入れ可能な点で、即日融資を希望する方におすすめです。

「郵便物」や職場への「電話連絡」を避けたい人

カードローンを利用される方の悩みの種が「在籍確認」と「郵便物」です。職場への電話連絡なしで申し込める点は「SMBCモビットが選ばれる理由」の一つと言えるでしょう。

「在籍確認」はカードローン審査の一環としておこなわれるもので「申込者が申請した会社がきちんと存在するのか」「申込者がその会社で本当に働いているのか」と言ったことをチェックします。もちろんカードローンの担当者は、職場に申込者のカードローン利用がバレないよう、細心の注意を払いますが、職場への電話連絡に抵抗のある方も少なくありません。

職場への「在籍確認」と自宅への「郵便物」がバレる原因

また、自宅にローンカードや利用明細などの「郵便物」が届くことを嫌がる方もいます。特に、ご家族や恋人などと一緒に住んでいる場合、同居人にカードローンの利用をあまり知られたくないケースもあることでしょう。

最近は「WEB申し込み」によってカードローンが手軽に利用できるようになりました。明細もWEBで確認でき「郵便物なし」というところはSMBCモビット以外にも数多くあります。したがって、これだけでは大したメリットとは言えません。

SMBCモビットは「WEB申し込み」＋「電話連絡＆郵便物なし」

問題は「在籍確認」のほうで、通常のカードローンでは「電話連絡があることが普通」です。ネット上には在籍確認で「電話連絡なしのカードローン」として多くの情報が飛び交っています。しかし各社のホームページを確認すると「電話確認します」「必要に応じて電話かけさせて頂きます」という但し書きのあるケースがほとんどです。

そんな中、SMBCモビットの「WEB完結申込」では「電話連絡＆郵便物なし」としっかり明記。ホームページにはっきりとその旨が記載されているカードローンは、今のところSMBCモビット以外にはほとんどありません。確実に「職場への電話連絡を避けたい＆郵便物を避けたい」という方にとって、SMBCモビットは「真っ先に検討すべきカードローン」と言えるかと思います。

SMBCモビットに申し込める人

SMBCモビットの利用対象となっているのは「安定した定期収入のある方」。これは、消費者金融、信販系、銀行系を問わず、ほぼ全てのカードローンで共通の条件となっています。審査においては「月々の定期収入のある方」が望ましいとされており、そのため、収入にムラの自営業者の方などは「利用不可」とするカードローンもあるのです。

その点、SMBCモビットなら自営業者の方をはじめ、アルバイト・パート、派遣社員の方もＯＫ。申し込み対象年齢も「20歳以上74歳以下」に設定されています。ただし、専業主婦、収入が年金のみの方は利用できません。気になる方はSMBCモビットの公式ホームページでも確認してみましょう。

SMBCモビットへの申込方法

最速申し込み

SMBCモビットでは「急ぎの融資に対応する旨」がホームページに明記されています。WEB完結の対象でない方も、急ぎの融資が必要な場合には利用するメリットがあります。

最速申し込み＝ネット申し込み＋電話

最速の申し込み方法を簡単にご説明すると「ネット申し込み＋電話」という流れになります。

ネット申し込みは、スマートフォンや携帯電話、パソコンからホームページにアクセスしておこないます。その後、コールセンターへ電話（フリーダイヤル）をすると優先的に審査をおこない、審査結果を知らせてくれるわけです。その場で会員登録もおこなえる点も便利です。

この後は「銀行振り込み」と「ローン申込機」の2通りの利用方法が考えられます。電話での会員登録の際に、どちらにするか伝えましょう。

現金の借り入れ方法は、ローン申込機か振込融資

「当日の銀行振り込み」を希望する場合には、早めに振込手続きが完了するようにしてください。全銀システム稼働時間拡大に伴い、SMBCモビットは2018年10月15日より原則24時間最短3分でお振込可能となりました。しかし1日の審査時間には限界があります。早めに審査が終了できるようにしたほうが安全です。

「ローン申込機」を希望すると、SMBCモビットカード（ローンカード）の受け取りもローン申込機でおこなえます。SMBCモビットカードの受け取り後は、提携ATMなどを利用してお金を引き出すことが可能です。

WEB完結申し込み

「WEB完結」を利用すれば「電話なし＆郵便物なし」、そして来店不要で申し込み～振り込みまでが完了します。

具体的な方法としましては、まずインターネットより「必要事項の入力」と「必要書類の提出」を済ませます。必要書類としては具体的に「本人確認書類」「収入証明書類」「勤め先確認書類」の3種類が必要です。（下に必要書類の詳しい内容を掲載しましたのでぜひご覧下さい）なお、必要書類の提出は郵送ではなく、スキャナやデジカメ、もしくはスマートフォンや携帯電話のカメラで撮影したデータをオンラインで送ればＯＫです。

その後、メールでの「審査結果の確認」を経て「入会手続き」を終えてください。これが完了しますと、スマートフォンや携帯電話、パソコンからの手続きによって「最短3分のスピード振り込み」が実現します。

SMBCモビットで借りるメリット

ここからは、SMBCモビットを利用するメリットを確認していきましょう。SMBCモビットの魅力的なスペックが、こちらでお分かり頂けるかと思います。

お借入診断

24時間のネット申し込みに対応するSMBCモビットでは、お借入診断で結果表示してくれます。本審査後の結果が変わる可能性もゼロではありませんが、お借入診断だけでもすぐに判明することは大きな安心材料です。

即日審査＆融資

SMBCモビットは、審査＆融資の早さもメリットの１つ。緊急でお金が必要な場合などには強い味方となってくれるカードローンと言えるでしょう。

限度額800万円

SMBCモビットは「800万円」という高額な最大限度額設定。消費者金融カードローンの中ではもちろん、最大限度額が高めな銀行カードローンと比較してもトップクラスと言えます。

返済シミュレーターあり

SMBCモビットの公式ホームページには「返済シミュレーション」が用意されていて安心。簡単な入力をおこなうだけで、返済額や返済月数がすぐにわかります。お金をきちんと管理しながら、無理なく安全に利用することが期待できますね。

カードローンの利用で不安要素となるのが「月々の返済額」や「返済月数」といった点。ほとんどのカードローンには「少々複雑なリボ払いの仕組みが応用された返済方式」が採用されており、利用者が自力で返済計画を立てるのは至難の技です。

その点、SMBCモビットの「返済シミュレーション」を使えば「実際にお金を借りてしまうまえに返済計画が完全に立てられる」のでとても安心です。

提携ATMの多さ

カードローンを選ぶ基準として「提携ATMの多さ」も重要です。せっかく即日融資を受けても、提携ATMが少ないためにお金がすぐに引き出せない…などということもあります。

しかしSMBCモビットならば全国規模の提携ATM網があります。三菱ＵＦＪ銀行や三井住友銀行、ゆうちょ銀行、みずほ銀行のほか、セブン銀行、イオン銀行、福岡銀行、熊本銀行、第三銀行、親和銀行、プロミスやセゾンカード、EnetなどのATMが利用できます。また、ファミリーマート（Famiポート）、ローソン、ミニストップ、などのレジ、メディア端末でも返済が可能です。

SMBCモビットで借りるデメリット

実質年利率（金利）が高い

SMBCモビットの実質年利率（金利）は3.0％～18.0％。消費者金融カードローンの中では一般的な水準ですが、銀行カードローンなどと比べると高めの実質年利率と言えるでしょう。

無利息期間無し

消費者金融カードローンの中には「無利息期間」のサービスを設けているところもありますが、SMBCモビットでは実施されていません。

例えば、プロミス、アコムなどであれば「初回利用で30日間無利息」、ノーローンであれば「何度でも1週間無利息」といったサービスが実施されていますので、それらと比較するとウィークポイントと言えるかと思います。

「総量規制」の対象

消費者金融カードローンであるSMBCモビットには「総量規制」というルールが適用されています。これによって「借り入れに制限がかかる」ことになります。「総量規制」は、2010年6月18日に完全施行された法律「改正貸金業法」で定められたルールです。

このルールによって「借り入れ残高が年収の1/3以上で、新規借り入れが不可能」となりました。例えば、年収300万円の方の場合、消費者金融や信販会社（カードローン・キャッシング）からの借金総額が「最大で100万円まで」に制限されるということです。

専業主婦(主夫)の方はSMBCモビットから借り入れできません

また、残念なことに「無収入の専業主婦の方」はSMBCモビットを利用できません。なぜなら「総量規制」のルールによって「年収の1/3までしか貸し出し不可→専業主婦の方の年収は0円→0円の1/3は0円→専業主婦の方は（0円しか）利用できない」ということになるからです。

一方、銀行カードローンには総量規制が適用されていないため、より柔軟で高額な借り入れが期待できます。専業主婦の方の利用でも障害はありません。この点は消費者金融カードローンであるSMBCモビットのデメリットとなり得るポイントです。（ただし、銀行カードローンでも「専業主婦の利用不可」としているところは少なくありません）

ATMなどで手数料がかかる

SMBCモビットでは「提携ATM」「銀行振り込み」「口座引落し」と３つの返済方法が用意されています。しかし、口座引き落とし以外は基本的に返済時に手数料がかかるためご注意ください。

「銀行振込」は金融機関ごとに手数料が変わります。一方「提携ATM」では利用額1万円以下で110円、1万円超で220円の手数料です。SMBCモビットは提携ATMの種類は豊富ながら、自社ATMを持っていない点は弱点です。ただし、三井住友銀行ATMの利用手数料だけは無期限で無料となりました。ぜひご活用下さい。

まとめ：SMBCモビットの強みは「即日融資」「電話連絡なし」

三井住友カードのローンブランド「SMBCモビット」は、以下に当てはまる方に向いたカードローンです。最後にもう1度確認しておきましょう。

1. 「即日融資」を期待する人
2. 自宅への「郵便物」や職場への「電話連絡」を避けたい人

現在、数多くカードローンがありますが「完璧なスペックを持ったカードローン」は存在しません。何かしらのデメリットは必ずあります。しかし利用者の方が「デメリットに勝るメリットが充分にある」と感じるならば、ぜひ前向きに利用を検討すべきです。

SMBCモビット詳細情報