1通貨100通貨1000通貨単位対応のFX業者15選!初心者は少額取引しよう
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FX(外国為替証拠金取引)の初心者には、100通貨や1000通貨単位など少額で取引できるFX会社がおすすめです。少額であれば、誰もがお小遣いの範囲内でトレードできます。
また、最低取引単位が小さいとトレードで動かす金額が少ないため損失リスクも低く、FX初心者でも安全に取引しやすくなります。
本記事では、最低取引単位1通貨・100通貨・1000通貨単位で少額取引できるFX業者、初心者にFXの少額トレードをおすすめする理由などを紹介します。
100通貨や1,000通貨で少額取引をするメリット
最低取引単位が100通貨や1000通貨のFX会社を利用すれば、取引にて拘束される必要証拠金が小さくなり、おのずと必要な軍資金も少なくなります。
FX初心者の間は多くの資金を投じるのではなく、損失のリスクも抑えられる少額トレードで経験を積んでいくことが理想的です。
1,000通貨と10,000通貨を比較すると?
例えば、1ドルのレートが100円の時に、A証券会社とB証券会社で口座を開設したとしましょう。
A証券会社の最低取引単位は10,000通貨、B証券会社の最低取引単位は1,000通貨でした。この場合に必要な資金を比較してみましょう。※レバレッジは1倍相当にて算出
A社 最低取引単位10,000通貨
1米ドル(日本円で100円)× 10,000通貨 = 1,000,000円
※1ドルのレートを100円でシミュレーション。レバレッジ1倍相当
B社 最低取引単位1,000通貨
1米ドル(日本円で100円)× 1,000通貨 = 100,000円
※1ドルのレートを100円でシミュレーション。レバレッジ1倍相当
もちろん、通貨数量が10倍なので当然ではありますが、A証券会社とB証券会社で必要証拠金は10倍も違ってきます。そのため、少ない資金額で取引を始めたい方には、最低取引単位が1,000通貨の業者が魅力的だと言えます。
100通貨と10,000通貨を比較すると?
続いて、A証券会社の最低取引単位は10,000通貨、B証券会社の最低取引単位は100通貨として、100通貨と10,000通貨の条件で必要な資金を比較しています。※レバレッジは1倍相当にて算出
A社 最低取引単位10,000通貨
1米ドル(日本円で100円)× 10,000通貨 = 1,000,000円
※1ドルのレートを100円でシミュレーション。レバレッジ1倍相当
B社 最低取引単位100通貨
1米ドル(日本円で100円)× 100通貨 = 10,000円
※1ドルのレートを100円でシミュレーション。レバレッジ1倍相当
通貨数量が100倍になるため、レバレッジ1倍相当だとA証券会社とB証券会社で必要証拠金は100倍も違ってきます。
いかがでしょうか?最低取引単位に違いがあると必要な金額も大きく変わることが分かります。
FXで注意すべきポイントは最低取引単位だけに限りません。スプレッドをはじめ、口座残高から換算できる実質的なレバレッジでも、トレードのリスクや利益の大きさに差が生まれます。
1,000通貨以下の取引に対応しているFX業者15社を比較
業者の全てが1,000通貨以下に対応している訳ではありません。基本の最低取引単位は10,000通貨というFX会社も多いです。
以下では、貴重な1,000通貨以下の取引単位に対応している主要なFX会社を紹介しています。
名称 | 最低通貨単位 | 最低入金額 | ドル円スプレッド |
---|---|---|---|
LION FX(ヒロセ通商) | 1,000通貨~ | 10,000円 | 0.2銭 |
外為オンライン | 1,000通貨~ | 5,000円 | 1.0銭 |
みんなのFX(トレイダーズ証券) | 1,000通貨~ | 0円 | 0.2銭 |
FXブロードネット | 1,000通貨~ | 0円 | 0.2銭 |
セントラル短資FX | 1,000通貨~ | 0円 | 0.2銭 |
マネックス証券 FX PLUS | 1,000通貨~ | 0円 | 0.2~0.9銭 ※2023/10/5時点 |
SBI証券(SBI FXα) | 1,000通貨~ | 0円 | 0.2銭 |
外為どっとコム 外貨ネクストネオ | 1,000通貨~ | 0円 | 0.2銭 ※原則固定(例外あり) |
FXTF MT4(ゴールデンウェイ・ジャパン) | 1,000通貨~ | 0円 | 0.1銭 |
トライオートFX(インヴァスト証券) | 1,000通貨~ | 0円 | 0.3銭 |
GMO外貨 | 1,000通貨~ | 0円 | 原則固定0.2銭 |
FXプライムbyGMO | 1,000通貨~ | 0円 | 0.3銭 ※1shot 50万ドル以下の場合 |
マネーパートナーズ FXnano | 100通貨~ | 0円 | 0.0銭 |
オアンダFX(OANDA証券) | 1通貨~ | 0円 | 0.3銭 |
SBI FXトレード | 1通貨~ | 0円 | 0.18銭 |
同じ最低取引通貨単位のFX会社でも、スプレッドやスワップポイントの数値はそれぞれ異なります。コストをかけずに済むよう、それぞれの手数料や取引条件をよく比較してください。
最低取引単位1~100通貨から売買できるFX会社3選!
最低取引単位が1~100通貨からトレードできるFX会社は、主に以下の3社です。
マネーパートナーズFX nano(100通貨から)
以下、マネーパートナーズの概要です。
最低取引単位
100通貨
取引手数料
無料
最低入金額
0円
通貨ペアの数
21種類
対応銀行数
8行
サービス特徴
最低取引単位100通貨から、スプレッドも狭く少額トレードにおすすめ。
主要通貨ペアのスプレッド
・米ドル/円 = 0.0銭
・ユーロ/円 = 0.0銭
・英ポンド/円 = 0.0銭
・豪ドル/円 = 0.0銭
・ユーロ/米ドル = 0.1pips
※0.0銭の5通貨ペアについては8:00~翌4:00、9:00〜翌3:00
南アランド円、トルコリラ円、ユーロドル、ポンドドルについては24時間一定数量までのスプレッド
その他通貨はnanoのゴールデンマネパタイム(17:00~27:00)のスプレッドです。
マネーパートナーズでは、FX nanoの他にマネーパートナーズFXという最低取引単位10,000通貨以上のサービスも利用できます。
マネーパートナーズFX nanoをはじめ、その他サービスの詳細については、以下で詳しく解説しています。
SBI FXトレード(1通貨から)
以下、SBI FXトレードの概要です。
最小通貨単位
1通貨~
取引手数料
無料
最低入金額
0円
通貨ペアの数
34種類
対応銀行数
378行(クイック入金可能)
サービス特徴
1通貨単位からトレードでき、手数料無料、業界最小水準の低スプレッドでトレードができる。全国約380行の金融機関にてクイック入金が利用可。
主要通貨のスプレッド
・米ドル/円 = 0.18銭
・ユーロ/円 = 0.30銭
・英ポンド/円 = 0.69銭
・豪ドル/円 = 0.40銭
・ユーロ/米ドル = 0.19pips
SBI FXトレードの詳細なサービス内容については、以下で詳しく解説しています。
オアンダ FX(1通貨から)
以下、オアンダ FXの概要です。
最小通貨単位
1通貨~
取引手数料
無料
最低入金額
100,000円
通貨ペアの数
71種類
対応銀行数
7行
サービス特徴
通貨ペアの数が豊富、ツールの操作性も高くスピード決済が可能、約定力も高い。ただし、初回入金額が10万円以上となっており初期費用が掛かる。
主要通貨のスプレッド
・米ドル/円 = 0.4銭
・ユーロ/円 = 0.7銭
・英ポンド/円 = 1.4銭
・豪ドル/円 = 1.0銭
・ユーロ/米ドル = 0.5pips
オアンダ FXの詳細なサービス内容については、以下で詳しく解説しています。
最低取引単位が1通貨のFX会社は使い勝手が良い
最低取引単位の下限は、100通貨ではありません。一部ですが、最低取引単位が1通貨~としているFX会社があります。
現在、国内のFX会社で1通貨単位でトレードできるのは、SBI FXトレードとオアンダ FXの二社です。
例として、ドル/円のレートが100円の時に、A証券会社とC証券会社で口座を開設したとします。
1通貨と10,000通貨を比較すると?
A証券会社の最低取引単位は10,000通貨、C証券会社の最低取引単位は1通貨とします。この場合、最低取引単位が10,000通貨のA社とC社の必要な資金額は以下のようになります。※レバレッジは1倍相当にて算出
A社 最低取引単位10,000通貨
1米ドル(日本円で100円)× 10,000通貨 = 1,000,000円
※1ドルのレートを100円でシミュレーション。レバレッジ1倍相当
C社 最低取引単位1通貨
1米ドル(日本円で100円)× 1通貨 = 100円
※1ドルのレートを100円でシミュレーション。レバレッジ1倍相当
通貨数量が10倍なので当然ですが、A証券会社とC証券会社で必要証拠金は10,000倍も違ってきます。
1通貨単位ほどの少額トレードでは、得られる利益は極端に少なくなります。しかし、少額トレードでは損失が起こった場合のリスクも少なくなり、損失は最小限に抑えられます。
FX初心者のうちは、大きな資金を動かすのではなく、少額でコツコツ経験や実績を積むのが一番です。
また、デモ取引で勝ててもリアル口座では勝てないという方や、デモ口座では真剣に取引できないという方にも、取引単位の小さな少額トレードをおすすめします。
初心者は1、100、1000通貨など少額トレードで経験を積もう
基本的なFXの最低取引単位は10,000通貨ですが、最低取引単位1~1,000通貨単位のFX会社も、本記事で紹介している通り十数社以上あります。
最低取引単位が少ないとリスクが低くなる上、必要な軍資金も少なくなります。そのため、FX初心者や投資がはじめてという方も少ない軍資金で気軽にトレードがはじめられます。
軍資金が少ない方、少額トレードを希望する方、実戦経験を積みたいFX初心者の方には、最低取引単位が1通貨、100通貨、1000通貨以下の少額トレードが最適です。
100通貨や1,000通貨で少額FXするなら資金は5万円前後
100通貨や1,000通貨のように、最低取引単位が小さければ数千円程度といった資金額でもトレードできますが、基本的には1万円以下の軍資金はおすすめしません。
理由としては、千円単位の少なすぎる軍資金の場合、為替の変動が大きな時やポジションが処理できない時などに証拠金がすぐに維持率を下回ってしまい、ロスカット(強制決済)される可能性が高くなるからです。
安全な状態でトレードをするなら、軍資金は5万円程度用意しましょう。その上で、最低取引単位が1~1000通貨、軍資金を5万円以上に設定すれば、余裕を持って少額トレードが行えるため、ロスカットのリスクも低くなります。
このほかにも、FX会社を選ぶ時にはお得なキャンペーンを実施するFX会社を選びましょう。FX会社のなかには、口座開設や入金ボーナスでキャッシュバックが受けられるところがあり、受けとったキャッシュバックは軍資金にも充当できます。
まとめ
1通貨、100通貨、1000通貨のFX会社は少額トレードに最適!
初心者がFXを行うにあたり、最低取引単位が小さければ損失のリスクも少なく、軍資金も~5万円程度で済みます。5万円以下になると、ロスカット率が高くなるので結果的に損失が出やすくなります。
最後に、本記事の内容を以下で確認しておきましょう。
- 基本的なFX会社の最低取引単位は10,000通貨から
- 最低取引単位1000通貨以下のFX会社は少額トレードに最適
- 取引単位を抑えた少額トレードなら損失のリスクも少ない
- 100通貨や1000通貨のほか、1通貨から取引できるFX会社がある
- 少額トレードとはいえ、軍資金は5万円以上がおすすめ!
FX初心者の方は、最低取引単位が10,000通貨の業者ではなく、最低取引単位1,000通貨以下のFX会社を選んでください。また、初期の資金としては数万円は用意すると良いでしょう。
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