FX取引を扱っている証券会社をサービス面で比較
この記事の目次
FX(外国為替)はFX業者のほか、証券会社でも取引が行えます。本記事ではFXを扱っている証券会社を5社紹介し、各社ごとのサービスや内容を比較します。
FX取引も行える国内の証券会社は?
FXは専門のFX会社だけでなく、証券会社でも取り扱いがあります。ここで、国内の「FXを扱う」証券会社についてまとめてみました。
国内の「FXを扱う」証券会社
なお、証券会社ではFXに限らず、株取引(国内・海外)、信用取引、先物、金・プラチナ取引、投資信託、NISA、iDeco(イデコ)などの商品やサービスを扱っています。
こうした証券会社のことを「総合証券会社」と呼んでおり、FX専門の業者と区別しています。
また一部の証券会社では、株を担保として「無料でFX」ができるサービスや、親会社(銀行)との連携で、取引手数料を無料にするところなど、各証券会社がユニークな取り組みを行っています。
証券会社でFXをするメリットは信頼性にあり
証券会社で「FXトレードをするメリット」は、信頼性の高さにあります。
もちろん、FX専門の業者も信頼性がありますが「社会的なイメージ」において「証券会社なら信頼できる」と考える方が多いのです。
ただ、FX専門の業者と証券会社を比較した場合、専門業者の方が「スプレッド幅が狭く」取引手数料が安いパターンが多いです。実際に証券会社よりも、スプレッド幅が狭く、取引手数料が安いFX専門業者があります。
FX業者を選ぶ際には、証券会社だけでなくFX専門業者も含めて比較しましょう。
FX業者と証券会社は、親会社が同じケースも多い
証券会社の中には「FXを専門に扱う」別会社を設けるケースがあります。
例えばSBIグループの場合、SBI証券が提供する「SBI FXα」でFX取引ができるほか、SBI FXトレード(SBIグループ)と呼ばれる、FX専門会社でもFX取引が行えます。
このほか、GMOクリック証券のFXネオ、FXプライム by GMOは、それぞれ全くの別会社としてサービスを提供しています(※ ただし、親企業は同じ)。
以下、国内の有名なFXサービスとグループ会社の関係をまとめてみました。
証券会社と専門業者のサービス比較(一例)
SBIグループ | ・SBI FXα(SBI証券) ・SBI FXトレード(SBI FXトレード株式会社) |
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GMOインターネットグループ | ・FXネオ(GMOクリック証券) ・FXプライム by GMO(株式会社FXプライム by GMO) ・GMO外貨 |
楽天グループ | ・楽天FX(楽天証券) ・マネーパートナーズ(楽天証券がスポンサーとなってMBOが行われた) |
マネックスグループ | ・FX PLUS(マネックス証券) ・マネックスFX(2022年5月14日に終了。もともとはマネックス証券と別会社) |
このように同じグループ会社でも、証券会社のFXと「FX専業のサービス」を分けることがあります。ただし(同じグループ企業でも)会社やサービス毎にスプレッド幅、スワップポイント、手数料が異なります。
似た様な名称やサービスがあった場合でも、別のサービスと間違えて申し込まないよう、会社名やサービス名をよく確認してから申し込みましょう。
なお、申込先を間違えないためには、当サイトで紹介している情報を参考に申込をすることです。特にFX初心者の方は、各FXサービスの概要を良く確認した上で「口座開設」を進めてください。
FX取引を扱っている人気の証券会社5選!
ここからは、FX取引サービスを扱っている証券会社を紹介したいと思います。
各FX業者の特徴(サービス内容、メリット・デメリット)を順に見て行きましょう。
DMM.com証券(DMM FX)
以下、DMM.com証券(DMM FX)の概要をまとめてみました。
DMM.com証券(DMM FX)の概要
当サイトのオススメ度 | ★★★★★ (FXを扱う証券会社人気No.1) |
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取引手数料 | 無料(1万通貨/片道) |
通貨ペア数 | 21通貨ペア |
スプレッド | 米ドル/円=0.2銭 原則固定(例外あり) |
入出金手数料 | クイック入金は入出金手数料無料 |
メリット | スプレッド幅が狭いので低コストでトレードできる。口座開設キャンペーンの内容も良く、初心者にオススメ! |
デメリット | 基本は1万通貨から、1,000通貨の取引ができない |
DMM.com証券(DMM FX)の口座開設方法、サービスの詳細は、以下のページを参照してください。
トレイダーズ証券(みんなのFX)
以下、トレイダーズ証券(みんなのFX)の概要をまとめてみました。
トレイダーズ証券(みんなのFX)の概要
当サイトのオススメ度 | ★★★★☆ (利用者の満足度大) |
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取引手数料 | 無料(1万通貨/片道) |
通貨ペア数 | 33通貨ペア |
スプレッド | 米ドル/円=0.2銭 原則固定(例外あり) |
入出金手数料 | ダイレクト入金/出金手数料ともに無料 |
メリット | FXの基礎が学べる学習ツールや無料セミナーも充実。初心者にオススメ! |
デメリット | システムトレードのストラテジー設定は慣れるまでに時間が掛かる。 |
トレイダーズ証券(みんなのFX)の口座開設方法、サービスの詳細は、以下のページを参照してください。
GMOクリック証券(FXネオ)
以下、GMOクリック証券 FXネオの概要をまとめてみました。
GMOクリック証券 FXネオの概要
当サイトのオススメ度 | ★★★★☆ とにかく安い取引コストで人気のFX |
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取引手数料 | 無料(1,000通貨~/片道) |
通貨ペア数 | 20通貨ペア |
スプレッド | 米ドル/円=0.2銭 原則固定(例外あり) |
入出金手数料 | 即時入金/出金手数料ともに無料 |
メリット | スプレッド幅が狭く、取引コストが安い。 |
デメリット | ツールの数が多く、選択に迷う。 |
GMOクリック証券 FXネオの口座開設方法、サービスの詳細は、以下のページを参照してください。
インヴァスト証券(トライオートFX)
インヴァスト証券には「トライオートFX」と呼ばれるサービスがあります。
まずはインヴァスト証券「トライオートFX」について、サービスの概要を見てみましょう。
インヴァスト証券(トライオートFX)の概要
当サイトのオススメ度 | ★★★★☆ (利用者満足度大) |
---|---|
取引手数料 | 無料(1万通貨/片道) |
通貨ペア数 | 17通貨 |
スプレッド | 米ドル/円=0.3銭 原則固定(例外あり) |
入出金手数料 | 即時入金、出金無料 |
メリット | 自動売買が選択できるほか、マニュアル売買も選択OK。入会キャンペーン内容も充実している。 |
デメリット | 自動売買を選択した場合、どの通貨を選んでもマークアップ手数料が発生する。 |
トライオートは、提示されたリストから、自動売買をカスタマイズ。選択したストラテジーでトレードが行えます。
インヴァスト証券の「トライオートFX」の口座開設方法、サービスの詳細は、以下のページを参照してください。
SBI証券(SBI FXα)
以下、SBI証券(SBI FXα)の概要をまとめてみました。
SBI証券(SBI FXα)の概要
当サイトのオススメ度 | ★★★★★ (サービスの充実度で人気が高い) |
---|---|
取引手数料 | 無料(1万通貨/片道) |
通貨ペア数 | 20通貨 |
スプレッド | 米ドル/円=0.2銭(原則固定) |
入出金手数料 | 無料 |
メリット | 通貨ペアの数、スプレッド幅の狭さ、取引ツールの使いやすさ、ミニ取引は1,000通貨からトレードできるなどうれしいサービスが充実。 |
デメリット | SBI FXトレード(グループ会社)よりもスプレッド幅は広い。 |
SBI証券(SBI FXα)の口座開設方法、サービスの詳細は、以下のページを参照してください。
同じSBIグループにも、SBI証券が提供するFXサービス「SBI FXα」、SBI FXトレード株式会社と呼ばれる専門のFX業者の二種類があります。二社のサービスをそれぞれ比較してみてください。
まとめ|FXは証券会社でも人気のサービス
いかがでしたか? 証券会社では、株式取引と並んでFX取引に人気が集まっています。また最近では外貨預金感覚で、FXのスワップポイントで儲ける方も増えているようです。
最後に、本記事の内容をまとめておきます。
- FXは証券会社でも取り扱いがある
- 証券会社はFXの他にも、株式取引などの商品やサービスを扱う
- 一般的にFX専門業者の方がスプレッド幅が狭く手数料は安い
- 証券会社のメリットは「信頼性が高い」など社会的イメージにあり
- 親会社が同じでも、証券会社とFX専門業者で業務を分けることがある
FX口座を開設する時には、証券会社とFX専門業者で「取引条件がどのように異なるのか」詳しく内容をチェックし、申し込んでください。
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