SBI証券(SBI FXα)の口コミ評判やメリットデメリットを初心者向けに徹底解説
この記事の目次
- SBI証券(SBI FXα)のサービス特徴
- SBI証券(SBI FXα)のメリット・デメリット
- SBI証券(SBI FXα)の口コミ・評判
- SBI証券(SBI FXα)のアプリ・取引ツール
- SBI証券(SBI FXα)の手数料・スプレッド
- SBI証券(SBI FXα)のスワップポイント
- SBI証券(SBI FXα)の約定力
- SBI証券(SBI FXα)でマージンコール・ロスカットされる水準
- SBI証券(SBI FXα)のマーケット情報
- SBI証券(SBI FXα)における入金や出金
- SBI FXα(SBI証券)のFX口座開設の審査基準
- SBI証券(SBI FXα)で口座開設する手順
- SBI証券(SBI FXα)まとめ
SBI証券(SBI FXα)のサービス特徴
SBI証券(SBI FXα)のスプレッド幅は「米ドル/円=0.2銭」と狭い上に、取引手数料は無料となっています。また、口座開設手数料や口座維持手数料、出金手数料、入金手数料もすべて無料にするなどコスト面に優れたFXサービスです。
SBI FXαではPC版に加え、スマホ向けの取引ツールが利用できるため、外出先でもチャンスを逃さずトレードできます。
このほか、SBI FXαには総合証券会社の強みを活かしたユニークなサービスがあります。例えば、株券担保サービスでは、SBI証券に株式があれば「現金0円」でFXが始められます。
以下は、SBI証券(SBI FXα)の主なサービス特徴です。
- ミニ取引は1,000通貨から、手軽にFXが始められる
- レバレッジが自由に選択できるから、大きな取引にも強い
- 取引手数料、クイック入金、出金手数料、ロスカット手数料もすべて無料
- SBIグループ・総合証券会社ならではの情報量&便利なサービス
- SBI証券だから出来る!Tポイントを使う・貯める投資サービス
ミニ取引は1,000通貨から、手軽にFXが始められる
SBI証券のSBI FXαは、通常の10,000通貨取引に加え、通常取引の10分の1で取引出るSBI FXミニの二種類があります。
大きく利益を狙いたい方は10,000通貨~の取引、初期コストを抑えて手軽にFXを楽しみたい方はSBI FXミニの利用がおすすめです。
レバレッジが自由に選択できるから、大きな取引にも強い
SBI証券のFXは、1倍~25倍まで自由にレバレッジが選択できる上、1注文につき最大300万通貨(300枚)~500万通貨単位(500枚)までと大きな取引に強いです。
FX初心者はミニ取引でリスクを少なく、中級以上のトレーダーはレバレッジを掛けた取引を選ぶと良いでしょう。
取引手数料、クイック入金、出金手数料、ロスカット手数料もすべて無料
SBI FXαでは、取引手数料、クイック入金手数料、出金手数料、ロスカット手数料のすべてが0円となっています。口座開設手数料や口座維持手数料も完全無料なので、コストを抑えたトレードが行えます。
SBIグループ・総合証券会社ならではの情報量&便利なサービス
SBI FXαは、他社に真似できない情報量の多さが自慢です。公式サイトや取引ツール上ではFXなどの為替情報に留まらず、国内外のマーケットレポート、投資の動向がリアルタイムで更新されています。
また、SBI証券には株券を利用した現金0円のFXサービスが存在します。保有している株券を担保にし、株券を持ちながらFXの証拠金として活用できます。
SBI証券だから出来る!Tポイントを使う・貯める投資サービス
SBI証券のポイントサービスは、貯めたTポイントを投資信託に使うことや、投資をすることで取引に応じてTポイントを貯めることができます。
お持ちのTポイントを使って、SBI証券でポイント投資を始めましょう。
SBI証券(SBI FXα)とSBI FXトレードの違い
SBI証券とSBI FXトレードを同一サービスと間違う方も増えているので注意しましょう。SBI FXαが利用できるのはSBI証券であり、SBI FXトレードではありません。SBI FXトレードは、SBIグループですが全くの別会社となります。
SBI証券
SBIグループの証券会社、株式やFXをはじめ、投資信託、ETF、先物取引、金・プラチナ・iDeco、保険など、総合証券会社として多角的な運営を行う。
SBI FXトレード
SBIグループの中でFXを専業としている企業。
別会社のSBI FXトレードも、スプレッド幅の狭さやスワップポイントで人気があります。
SBI証券(SBI FXα)のメリット・デメリット
SBI証券(SBI FXα)のメリット
SBI FXαはSBIグループという信頼度の高さに加えて、扱う情報量の豊かさ(例:マーケットレポート、為替の予測など)には定評があります。ただし、株の方が情報量が多いです。
口座保有者に対して、プロが語るマーケットレポート過去の膨大なデータに基づく投資戦略情報の提供、通貨の魅力を伝えるコラムをリアルタイムで配信しています。
また、SBI証券が発行するATMカードを利用すれば、最寄りのセブン銀行ATMやゆうちょ銀行ATMから「いつでも入出金」が行えるなど、利便性の高さも高く評価されています。
このほか、SBI証券の口座開設キャンペーンの内容は必見です。
SBI証券以外の他社でも「口座開設キャンペーン」と題して一定のキャッシュバックを行っていますが「最大10万円」もの高額キャッシュバックキャンペーンは珍しく、入会特典を楽しみに口座開設するトレーダーも多いです。
SBI証券(SBI FXα)のデメリット
SBI証券で気になる(注意したい)のは、取引ツールのバリエーションが乏しいことです。特にモバイル系のツールについては、直観的操作がしにくいといった意見やレスポンスが鈍いなど、使いにくさが指摘されています。
SBI証券(SBI FXα)の口コミ・評判
SBI証券(SBI FXα)の良い口コミ・評判
- 基本的な取引に関する機能は特に問題ないと感じました。しかし、チャートの機能・通知の機能は改善の余地があると思います。
- レスポンスや約定力は申し分なく優秀なアプリだと思います。他のFX会社アプリも使っていますが、操作はしやすい方です。
- チャートに関して 良い→マグネットあり(なければ話にならない)、移動や削除の項目がありラインが引きやすい。 背景、ローソク、テクニカルで配色が良く非常に見やすい。 未来画面をバネのようにスクロールして見れるのが使いやすい。 改善してほしい→ ローソク足の表示本数が少なすぎる。 ラインが単色のみで被ると見辛い。 完璧なアプリがない中では使いやすい。
- 株券担保サービスで保有している株式の評価額の70%をFXの証拠金で利用しています。FXに別途資金を入れなくても取引できるので便利ですね。
SBI証券(SBI FXα)の悪い口コミ・評判
- プッシュ通知設定を活用していますが、設定した価格になっても通知されず困っています。急激な変動なのに対応できないのか?プライス更新が上手くされてないのかわかりませんが、兼業トレーダーではアラート通知が不完全では致命的です。
- はじめまして 初心者の自分の設定、使い方が悪いのか、直感的で無く使いづらい。
- 私の環境ではアプリが落ちたりすることは全くないんですが、チャートの色が個別表示の時しか変更出来ないので使い勝手が悪いです。 陽線・プラス収支を青色、陰線・マイナス収支を赤色にしてほしいです。
SBI証券(SBI FXα)の総評
SBI FXαは、ネット系大手金融機関SBIグループが運営するFXサービスであり、個人投資家の間でも信頼度が非常に高いです。
グループ企業である住信SBI銀行&SBI証券の連携も強く、同行に口座を開設しておけば振込手数料が無料であるほか、入金取引も即時反映されるので便利です。
また、住信SBIネット銀行が関わっている関係もあり、他行からの入金手数料が無料(ただし提携金融機関に限る)買い付け余力は即時反映されるなど、レスポンスの速さも魅力です。
SBI証券(SBI FXα)のアプリ・取引ツール
SBI FXαの取引ツールは、PCとスマートフォンに対応しています。
以下、ツールに搭載された機能です。
SBI FXαの取引ツールに搭載された機能
分析チャート
将来の展開を予測する高機能分析チャート(28種類のテクニカル指標と10種類の描画ツールが付帯)
レポート
プロが語る今後の予測や、最新のマーケットレポート
FXランキング
投資戦略を立てるのに役立つランキングを掲載(例:週間変動率/スワップポイント/週間取引枚数など)
速報・ニュースメール
為替相場の速報「為替ニュース」の配信
経済指標カレンダー
今週の経済指標カレンダーの配信
PC・スマホ版どちらも、通常取引をはじめスピード注文機能が搭載されており、自宅や外出先でもトレードチャンスを逃さずに済みます。家事の合間や通勤途中にもアプリを使ってトレードしてみましょう。
SBI証券(SBI FXα)の手数料・スプレッド
SBI FXαにおける各種手数料、取り扱う主要な通貨ペアのスプレッド幅は以下の通りです。
SBI FXαにおける各種手数料
SBI FXαの取引手数料は無料です。そのほか、口座開設手数料や口座維持手数料も無料となっており、提携する金融機関の入出金も手数料無料で利用できます。
SBI FXαが取り扱う主要通貨ペアのスプレッド
米ドル/円 | 0.2銭 |
---|---|
ユーロ/円 | 0.5銭 |
ポンド/円 | 1.0銭 |
豪ドル/円 | 0.6銭 |
NZドル/円 | 1.2銭 |
スイスフラン/円 | 1.8銭 |
南アフリカランド/円 | 1.8銭 |
※上記スプレッドは2023年4月3日時点の数値です。
SBI証券(SBI FXα)のスワップポイント
SBI FXαの主要なスワップポイントは、以下の通りです。
※1取引単位(1万通貨)あたり。買いポジションの場合
米ドル円 | 180円 |
---|---|
ユーロ/円 | 130円 |
ポンド/円 | 201円 |
豪ドル/円 | 86円 |
NZドル/円 | 102円 |
トルコリラ/円 | 24円 |
南アフリカランド/円 | 120円 |
※上記スワップポイントは2023年4月3日時点の数値です。
ご覧の通り、SBI FXαのスワップポイントは魅力のある数値となっています。
外貨預金より、お得なFXで金利差益を狙おう!
金利の高い「外貨預金」を始める方が増えていますが、銀行で外貨預金をするよりも手数料が無料、基本的にほぼ毎日スワップポイントを得られるFX口座の方が全体のお得度は高いです。
SBI証券(SBI FXα)の約定力
SBI FXαの約定力は、全体的に安定しています。ただし、為替が大幅に変化した時にはレスポンスが鈍くなるほか、約定力が不安定になってスリッページするなど一定の注意が必要です。
また、SBI FXαを利用する場合はメインにするのでは無く、他の約定力が高いFX会社と併用するのがベストな方法と言えます。安定したトレードを望むという方は、一社だけでなく複数の業者で口座開設をしましょう。
SBI証券(SBI FXα)でマージンコール・ロスカットされる水準
SBI FXαのマージンコール率とロスカット率は、以下の通りです。
マージンコール率
30%~90%
マージンコール率は、ユーザー側で自由に設定可能。
ロスカット率
レバレッジが25倍を超過、預託額が不足している場合。
マージンコール発動タイミング
各営業日のロールオーバー時(日本時間AM6:30以降)に、レバレッジが25倍を超過しており、預託額が不足している場合はマージンコールが発動されます。
マージンコール発動後は、翌営業日の取引終了30分前までに、不足額を充当(追加入金)してください。不足額が解消されないまま、期限が過ぎるとロスカットが実行されます。
なお、マージンコール率の初期値は30%となっています。証拠金維持率の30%~90%範囲で自由に設定できるため、必要に応じて変更してください。
SBI証券(SBI FXα)のマーケット情報
SBI FXαのマーケット情報はそれなりに充実していますが、株式投資の情報に比べるとFXの情報量はやや少ないといった声もあがっています。
総合証券会社の強みを活かした最新のマーケット情報に加え、現役ディーラーのオススメ経済指標やコラム、メール情報サービスなど、多角的に情報収集できます。
SBI証券(SBI FXα)における入金や出金
SBI FXαには、主に5種類の入金方法があります。
以下の表では、買い付け余力が即時反映されるもの、一部入金から反映までのタイムラグが発生するものを紹介しています。
入金方法 | 買い付け余力への反映 |
---|---|
即時入金 | 即時反映 |
リアルタイム入金 | 即時反映 |
銀行振込 | タイムラグあり |
振替入金(ゆうちょ銀行) | タイムラグあり |
ATMカード入金 | 即時反映 |
即時入金
即時入金は、以下の金融機関に口座を持っている方が利用できるサービスです。
1回の入金額は1,000円以上で、振込手数料無料(SBI証券が負担)とコストも掛かりません。また24時間利用可能できるほか、即時反映されるなどおすすめの入金方法です。
リアルタイム入金
リアルタイム入金は、京葉銀行に口座をお持ちの方が利用できる入金サービスです。SBI証券WEBサイトから京葉銀行の口座振替登録を行えば、リアルタイム入金サービスが利用できます。
リアルタイム入金の機能は、即時入金と共通している内容です。リアルタイム入金は1,000円から利用可能となっており、入金額は即時反映されるので便利です。
銀行振込
現在、利用中の金融機関銀行口座から入金を行う方法です。銀行の窓口、またはATMから振込依頼を行えば、入金の1~2時間後に金額が反映されます。
ただし、金融機関の窓口営業時間外やSBI証券が入金を確認するまでは資金が反映されません。また、振込手数料は自己負担となるので、振込の度に手数料が発生します。
振替入金(ゆうちょ銀行)
ゆうちょ銀行のインターネットバンキングゆうちょダイレクトを使った入金方法です。振込手数料無料(SBI証券が負担)となっており、24時間利用できますが、買い付け余力への反映にはタイムラグが生じます。
ゆうちょダイレクトからの振込による買い付け余力への反映までの時間は、以下を参照してください。
平日7時~14時30分までの振込手続き
翌営業日9時頃に反映
平日14時30分~23時59分までの振込手続き
翌営業日18時頃に反映
平日0時~6時59分までの振込手続き
手続きの当日18時頃に反映
土日・祝日の振込手続き
翌営業日18時頃に反映
ゆうちょ銀行「ゆうちょダイレクト」はネットバンキングであるものの、即時反映されないので注意しましょう。
ATMカード入金
SBI証券の振込専用カード、またはクレジットカード機能付きSBI証券JCBカードのどちらかを使い、提携金融機関(セブン銀行/ゆうちょ銀行)から入金をする方法です。
以下、ATMカード入金振込のタイミングと買い付け余力に反映されるタイミング、必要な手数料となります。
区分 | セブン銀行ATM | ゆうちょ銀行ATM |
---|---|---|
買付余力への反映 | 即時反映 | 即時反映 |
手数料 | 毎日7時~19時までは無料だが、19時~7時までの時間帯は1回につき100円+税の手数料が掛かる | 1回につき200円+税の手数料が掛かる |
利用可能時間 | ATMの稼働時間内 | ATMの稼働時間内 |
取引の単位 | 5,000円以上、1,000円単位で入金可能 | 5,000円以上、1,000円単位で入金可能 |
入金の限度額 | 1回100万円、1日1,000万円まで | 1回100万円、1日1,000万円まで |
ゆうちょ銀行では、1回につき200円+税の手数料がかかります。セブン銀行からの手続きについては日中無料、夜19時~翌7時までは1回100円+税の手数料が掛かるので注意してください。
SBI証券(SBI FXα)の出金方法
SBI証券の出金手数料は無料です。出金手続き自体は24時間対応していますが、出金の反映時間にはタイムラグがあります。
出金予定日(反映のタイミング)については、以下の通りです。
毎営業日15時30分までの出金手続き
翌銀行営業日に反映
毎営業日15時30分以降の出金手続き
翌々銀行営業日に反映
出金手続きは、PC・スマートフォンのSBIネット証券取引ツールから手続きできます。
ATMカード(SBI証券の振込専用カード、またはSBI証券JCBカードのいずれか)を使って、セブン銀行やゆうちょ銀行ATMからも出金できます。
ただし、ATMからの出金はATMカード入金同様手数料が発生するので注意しましょう。※セブン銀行のみ日中の出金は無料
SBI FXα(SBI証券)のFX口座開設の審査基準
FX口座の開設には総合取引口座の開設が必要!
SBI FXα(SBI証券)では『当社で外国為替保証金取引口座を開設されるには、以下の条件が必要です。』と、自社の個人向け口座開設基準を公開しています。
- 年齢75歳未満の成人であること。(未成年は開設不可。)
※年齢75 歳以上であっても、80 歳未満の場合は、別途申請いただくことでお客さまの投資経験、資力等によっては口座開設が可能な場合もございます。 - 当社から常時連絡がとれること。
- 外国為替保証金取引のルール、「外国為替保証金取引の契約締結前交付書面」および「外国為替保証金取引約款」を十分に理解されていること。
- 十分な金融資産および証券知識があること。
- 自身によりインターネットを通じた取引・確認・管理が行なえること
- 当社で既に総合取引口座が開設されていること。
- 金融先物取引業務に従事されていないこと
- 金融商品仲介業を営んでいないこと
- 金融商品仲介業務に従事されていないこと
- その他当社が定める基準を満たすこと。
これらは申し込みが可能になる足切りの基準ですが、特筆すべきはSBI証券で『既に総合取引口座が開設されている』ことが必要とされていることです。
もちろん、SBI証券で総合口座が無くて最初からFX口座を開設したい!という方も多くいます。そのため、SBI FXα(SBI証券)では、FX口座の申し込み完了時には総合口座の申込みと開設も完了するように申込みフォームが作られています。
つまり、SBI証券の総合口座開設時にFX口座を同時に申し込むようになっているのです。SBI証券の総合口座開設基準がFX口座開設にも適用されるといって良いでしょう。
高校生も18歳以上の成年は申込み可能!年齢の上限は75歳が目安
SBI FXα(SBI証券)で設定されている年齢制限の基準は75歳です。ただし、注意書きにあるように80歳までは口座開設の可能性があります。
年齢が満75歳以上、80歳未満の場合は、申込者の投資経験や資力等をSBI証券側で判断します。75歳以上の方は、電話による審査、電話面談等にてこれらのポイントを確認の上、口座開設が可能となるのです。
また、「未成年は開設不可」とわざわざ書いてあるのに、学生、特に高校生については指摘がありません。
このことから、成年年齢の18歳に達していれば高校生も申込み可能であることが足切り基準から推察できます。
若い申込者は十分な金融資産があるかどうかが分水嶺
ただ、FXの口座開設には「十分な金融資産があるかどうか」も基準となります。
金融資産はSBI証券に預ける金融資産だけではなく、他の証券会社・銀行等で保有している資産も含めた金融資産すべてが審査の対象です。
そのため、これらの申込みの基準をクリアしたからと言って、自動的にFX口座が開設できるわけではありません。
実際、『一定の投資経験、知識、資力等が必要ですので、場合によっては、外国為替保証金取引口座の開設に応じることができないこともあります。』と明記されています。
また当然のことながら、SBI FXα(SBI証券)の審査基準や『審査結果の事由につきましては、開示しておりません』とされています。
ネットで口座開設する場合の提出書類
口座開設申込みが終われば、次は本人確認書類とマイナンバー確認書類の提出です。
提出可能な書類および書類の組み合わせは「ネットで口座開設」を選択した場合、以下のようになります。
スマホでその場で撮影⇒提出なら最短翌営業日に取引OK
スマートフォンをお持ちで、その場で撮影して提出可能な方は下記の組み合わせがおすすめです。
- マイナンバーカードの両面(表面、裏面)
- 通知カード+運転免許証
この2種類のどちらかの組み合わせで提出すれば、取引まで最短翌営業日で口座開設が可能です。
取引開始まですべての手続きをネット上で完結させることで、郵送物の受取が必要なくなるため、スムーズな手続きが可能になります。
その他のオンラインでの必要書類の提出方法
上記の提出方法がもっともおすすめですが、上記書類の組み合わせがない方や、スマートフォンをお持ちでない方、さらに過去に撮影した画像を利用して提出したい方などは、他の提出方法も可能です。
マイナンバーカードがある場合
マイナンバーカードが提出可能であれば、マイナンバーカードの表面の他に、下記の本人確認書類の内、いずれか1種類を提出して下さい。
本人確認書類
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード(写真付き)
- 日本国パスポート
- 住民票の写し
- 各種健康保険証
- 印鑑証明書
マイナンバーカードが無い場合
マイナンバーカードがない場合、もしくは通知カードやマイナンバー記載の住民票を利用したい場合は、上記の本人確認書類の内、2種類を提出して下さい。
どちらの場合でも、書類審査が終了次第、自宅に郵送物が送られてきます。取引に必要な情報ですので、受け取ってからの利用となります。
郵送で口座開設する場合の提出書類
「郵送で口座開設」を選んだ場合は、SBI証券から口座開設の手続きに必要な書類が普通郵便で送られてきます。
そのため、これらの書類に必要事項を記入して返送した後の審査となります。最も時間がかかるため、おすすめではありません。
提出可能な書類および書類の組み合わせは、上記の提出方法の「マイナンバーカードがある場合(マイナンバーカード+本人確認書類1種類)」「マイナンバーカードが無い場合(通知カード+本人確認書類2種類)」に準じます。詳しくは公式サイトをご覧ください。
未成年はFXの口座開設も取引もできない
高校生でもFX口座を開設できるSBI証券のSBI FXαですが、満18歳未満の「未成年者」については、FX口座の開設はできません。
公式サイトでは、未成年者が取引できる商品を下記に定めています。
- 国内株式現物取引(PTS含む)
- 単元未満株(S株)取引
- 新規状況/公募増資・売出
- 立会外分売
- 外国株式(米国・中国・韓国・ロシア株・ベトナム株・インドネシア株・シンガポール株・マレーシア株)
※米国税法上、米国籍、および米国の外国人永住権を保有されている場合は、当社外国株取引口座をお申し込みいただけません。 - 投資信託
- 債券
一方で、下記が未成年が取引できない商品です。
18歳未満の未成年が取引できない承認には外国為替保証金取引=FXも含まれています。
- 国内信用取引
- カバードワラント
- 外国為替保証金取引
- 先物・オプション取引
- その他18歳未満ご利用可能な商品・サービス
なお、18歳未満の既婚者は、成人と同様取り扱いになります。
未成年で開設可能なのは総合口座のみ※条件付き!
SBI証券の総合口座に関しては、未成年口座開設基準を満たしていれば未成年口座の開設が可能です。
ただし、その場合も口座開設にともない親権者の同意が必要となります。未成年の方は、両親や親族の同意を得てから口座開設を行ってください。
SBI証券(SBI FXα)で口座開設する手順
SBI FXαで口座開設する手順は、次の通りです。
申込→本人確認書類の提出→口座開設審査→口座開設完了通知
- 申込
契約締結前交付書面を確認の上、必要事項を入力、PCやスマートフォンから申込をします。 - 本人確認書類の提出
本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)とマイナンバー通知書類を送ります。送付方法は、オンラインアップロードのほか、メールへの添付、郵送から選択できます。 - 審査
SBI証券が審査を実施します。 - 口座開設完了通知の発送
審査内容に問題がなければ、口座開設完了通知が郵送されます。 - 入金
入金後、FX取引開始!郵送で受け取ったIDとパスワードで会員専用ページにログイン。口座に入金ができたら、取引の開始です。
どの証券会社でも、申込と同時に本人確認書類、マイナンバー通知書類の提出が義務付けられています。SBI FXαでは、以下の方法(いずれか一種類を選択)でマイナンバー通知書類を提出する必要があります。
マイナンバー通知書類「四種類の提出方法」
個人番号カード
個人番号カードの裏面と表面を提出します(提出書類は計1点)
個人番号付き住民表+本人確認書類
個人番号付きの住民票と、本人確認書類を提出します(提出書類は計2点)
通知カード+写真付き本人確認書類
通知カードと、写真付きの本人確認書類を1点提出します(提出書類は計2点)
通知カード+写真無し本人確認書類
通知カードと、写真無しの本人確認書類を2点提出します(提出書類は計3点)
いずれの方法でも構いません。本人確認書類とマイナンバー通知書類を提出(オンラインで提出可能)しましょう。
SBI証券(SBI FXα)まとめ
SBI証券のSBI FXαは、インターネット総合証券会社ならではの信頼性の高さ、専門家によるマーケットレポートや最新情報の提供、0円でFXが始められるなど、顧客ニーズにマッチした独自のサービスで人気があります。
また口座開設+取引量に応じて、最大10万円のキャッシュバックが受けられるのは、SBI証券だけの特典です。1,000通貨のミニ取引にも対応しているほか、スプレッド幅も狭く、初期費用はリーズナブルに手軽に投資をはじめたいという方にもおすすめの証券会社です。