FXはスマホとPCどちらで取引するべき？初心者はPC・スマホどちらを利用すべきか解説

FX初心者が取引をするとき、PCかスマホか、どちらが向いているのか疑問に思う方もいるはず。PCとスマホ、それぞれのメリット・デメリットがあるため迷ってしまいますよね。

今回は、FX初心者ならPCかスマホのどちらを利用するべきかを解説します。これからFXを始める方、PCとスマホどっちで取引するのが最適かを知りたい方は参考にしてくださいね。

FXはスマホとPCどちらで取引するべき？

結論から言うと、FX初心者のうちは「PC」での取引がおすすめです。理由は、パソコン用のツールや取引画面の方が見やすく、高機能だからです。使いやすさも、実はPC用のツールの方が上です。

最近ではスマホの普及とともに取引ツールも進化していっており、スマホでFX取引を行う方も増えていますが、スマホはPCの取引ツールと比較して制限が多いことが多く「安易なエントリー」につながる可能性も。

よって、初心者のうちはスマホの方が楽でわかりやすく感じたとしても、まずはPCの取引ツールやチャートを使いこなせるようにするのがおすすめです。

シンプルで簡単に見えるスマホアプリでも、実は初心者にはPCの方がわかりやすいこともあるんですよ。

FXをPCで取引するメリット・デメリット

ここでは、FXをPCで取引するメリット、デメリットを解説します。

FXをPCで取引するメリット

1.複数の画面を開いておくことができる

FX取引をするときには、ニュースやチャートなど、様々な情報を同時に取り入れたい時がありますよね。

スマホ画面では、チャートならチャート画面といったように分けられてしまい、同時に見ることは難しいですが、PCなら複数の画面を開いてチェックできます。

情報勝負な面があるFXでは、一度に取り入れられる情報量の多いPCが有利です。

2.表示期間などの設定がしやすい

表示期間の設定などは、スマホアプリでは細かな設定までできないことも。PC版の取引ツールの良いところは、自分の理解しやすい画面へカスタマイズができることです。

アプリでは機能が制限されていることもあり、自分の使いやすいように細かく設定できるものは少ないと言えます。やりやすさを追求するなら、PCツールでの取引はおすすめです。

3.複数のテクニカル指標を同時にストレスなく見られる

スマホでテクニカル指標を複数見ようと思うと、ごちゃついてしまい非常に見にくい……ということがありますよね。線を引こうものなら、さらに見にくくなってしまいます。

FXをPCで取引する大きなメリットが「大きな画面で見やすい」こと。複数のテクニカル指標を一度にチェックしながら取引をしたい方には、FXはPCの方が断然お勧めです。スマホでも見られることには見られますが、やはり見やすさが違います。

FXをPCで取引するデメリット

1.持ち運びは不便

PCは、最近では薄型のものもありますが、はっきり言って持ち運びには適していません。どこでもできる気軽さと引き換えに「大画面の見やすさ」と言うメリットがあるので、メリットとデメリットは表裏一体ですね。

ですから、外出先でPCを使って経済指標やテクニカルチャートをチェックして……ということは、きちんと落ち着ける場所を探さなくてはいけないのが大変ですね。

2.取引ツールがMacに対応していないことも

インストール型の取引ツールの中には、Macに対応していないものもあります。とはいうものの、ブラウザ版を利用すれば大丈夫ですので、これはそこまで大きなデメリットではありません。

取引ツールによっては、Macではインストールできないこともある、程度の認識でOKでしょう。

FXをスマホで取引するメリット・デメリット

ここでは、FXをスマホで取引するメリット・デメリットを解説します。

FXをスマホで取引するメリット

1.いつでも、どこでも通信環境があれば取引できる

スマホの大きなメリットは「いつでも、どこでも」取引ができること。スマホの普及に伴って、アプリの機能や種類も豊富となってきており、どこでも快適なトレードがしやすくなりつつあります。

初心者にとっては扱いづらいこともあるスマホ取引ですが、実は経験豊富なFXトレーダーにとってはこの「どこでも取引OK」は大きなメリットです。

2.スマホ用に見やすくされているアプリもある

テクニカル指標がごちゃついたり、設定が細かくできなかったり……そんなFX用アプリは少し使いづらいですが、スマホ用に最適化された使いやすいアプリを提供しているFX会社も数多くあります。

特に、外出先でも手軽に情報をチェックしたいときには、スマホツールは非常におすすめ。初心者のうちは、トレードを自宅のPCや手持ちのノートPCで行い、スマホでは情報収集やレート・チャートの簡易チェックに、と使い分けて活用していきましょう。

FXをスマホで取引するデメリット

1.場当たり的なトレードをしてしまいやすくなる

スマホでの取引はどこでもできて便利な分、初心者のうちはその手軽さから「安易な考え」で取引をしてしまうシーンも。その場でチャートだけをみて「なんとなく上がりそうだ」という予測のみで取引してしまうと、予想が外れて損をすることにもつながります。

「なんとなく」で「場当たり的なトレード」をすることを防ぐためにも、初心者こそPCで腰を据えてじっくりとFXの相場研究、慎重なトレードがおすすめです。

2.画面が小さくチャートなどの情報が見づらい

PCは画面が大きくチャートなどの情報が見やすい一方で、スマホが画面が小さく、見づらいというデメリットがあります。

高機能なアプリですと、チャートに線を書き込むことも可能ですが、小さな画面ではそれも一苦労。パッと見てごちゃついて分かりにくい画面では、素人のうちはうまく情報を拾えない可能性があります。

3.複数の情報を同時にチェックすることはできない

PCでは、別のツールやブラウザを複数開きながらチェックすることもできますが、スマホアプリでは基本的に一つの画面しか開けませんよね。

そのため、情報を見比べながら分析する……といったことは難しくなります。もちろん、チャートは複数指標を反映させる機能のあるアプリもありますが、やはり先述の通り見づらいというデメリットも。

このことから、じっくりと分析をする目的でのスマホ利用は、あまり向いていません。

タブレット端末を使ってFX取引するのはおすすめ！

ここまでPCとスマホどちらが良いか……という話をしてきましたが、実はおすすめなのが「タブレット端末」でのFXトレード。

実はタブレット端末のFX取引ツールは使いやすい！タブレット持ちはぜひ活用しよう

もちろんPCの取引に劣る部分はあるものの、ある意味「スマホとPCのいいとこ取り」です。情報は画面がある程度大きいため見やすく、外出時にも気軽に持っていけるところが魅力ですね。

タブレット用の取引アプリも高機能なものが出ています。タブレットでチャートを表示しながら、スマホで取引するという使い方もおすすめ。プロトレーダーもそうしてタブレットとスマホをうまく活用している方がいます。

外出先でどうしてもトレードしたいという場合は、タブレットを検討してみてくださいね。ただし、これはスマホと同様で、外出先でなんとなく開いたチャートを見て「なんとなく値上がりしそう」と安易を取引することはやめましょう。

まとめ｜FXは基本的にPCで取引しよう！

PCでのFXトレードに慣れてきたらスマホやタブレットも取り入れて取引しよう

FXは基本的にPCでの取引がおすすめです。画面が大きく見やすい上に、取引ツールもスマホよりも高機能。じっくりと相場を分析しながら取り組むのに向いています。

一方で、スマホも外出先で手軽に相場をチェックできるというメリットがありますが、その手軽さゆえに、思いつきで安易な取引をしてしまいがち。特に、初心者にはおすすめできません。

どちらのいいとこ取りもしたい方には「タブレット」がいいでしょう。ただし、やはり初心者のうちはPC一択。ある程度慣れるまではPCの取引ツールをつかって、スマホは情報収集用に。

慣れてきて相場感が理解できるようになってきたら、スマホトレードに挑戦してみましょう。

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