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FXで取引することが出来る時間は何時から何時までですか?

FX初心者からのよくある質問 2024/7/5 5991view
FXで取引することが出来る時間は何時から何時までですか?

FX(外国為替証拠金取引)は「取引できる時間帯」が広く、月曜日の早朝から土曜日の早朝まで、ほぼ一週間取引をすることができます。

ただ、24時間いつでもFX取引ができる訳ではありません。マーケットの開催時間や利用するFX業者によって取引できる時間帯は異なります。本記事では、FXで「何時から何時まで」取引できるのか詳しく解説しましょう。

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FXの魅力は取引できる「時間の長さ」

FX(外国為替証拠金取引)は取引できる時間帯が長く、他の投資よりも「自由度が高い」点に魅力があります。

以下の記事でも説明していますが、基本的に土日の取引はお休みですが、月曜日の早朝から土曜日の朝まで「ほぼ一週間」取引ができるなど、それぞれのライフスタイルに合わせた投資が行えます。

ただし、各国の市場が開いている時間は異なります。日本の市場は朝8時から夜19時頃まで開いていますが、各国の市場は(時差の関係上)取引できる時間が変わってきます。また取引をするFX業者/証券会社によっても、トレードできる時間帯が異なります。一日中(24時間)休みなくトレードできる訳ではないので注意しましょう。

次項より、各市場の開催時間と、業者毎の時間をより詳しく解説します。

外国為替相場における各国の「市場が開いている時間」

世界の国旗と日本の国旗

外国為替市場は、ほぼ24時間開いていると説明しましたが、これは各国の市場開催時間が時差によって「リレー」しているからです。例えば日本の市場がクローズしても、同日に朝を迎えるヨーロッパ、アメリカ市場が開催されるため、実質24時間取引できる仕組みです。

以下に、世界の「主要なマーケット」の開催時刻をまとめてみました。

世界の主要マーケットの取引時間帯

国名(都市名) 市場が開いている時間帯(日本時間)
ニュージーランド(ウェリントン) 午前5時~午後16時頃まで
オーストラリア(シドニー) 午前7時~午後18時頃まで
日本(東京) 午前8時~午後17時頃まで
中国(香港) 午前9時~午後18時頃まで
シンガポール(シンガポール) 午前9時~午後18時頃まで
バーレーン(バーレーン) 午後15時~午後23時頃まで
ロシア(ロシア) 午後15時~午後23時頃まで
ドイツ(フランクフルト) 午後15時~午前3時頃まで
スイス(チューリッヒ) 午後15時~午前3時頃まで
フランス(パリ) 午後15時~午前3時頃まで
イギリス(ロンドン) 午後16時~午前4時頃まで
アメリカ(ニューヨーク) 午後21時~午前7時頃まで

表からも分かる通り「一日の取引」は、朝5時のニュージーランドの市場(ウェリントン)にはじまり、朝7時にスタートするオーストラリアの市場(シドニー)へと繋がっています。

その後、東京市場や香港、シンガポールなどのアジア市場がスタートし、午後になると中東からロシア、それからヨーロッパの市場(フランクフルト、チューリッヒ、パリ)を抜けて、ヨーロッパ最大の市場「ロンドン」へと続きます。

そして、夜21時になるとアメリカの市場が開き、ロンドン市場の開催時刻と重なるタイミングには一日のうちでも最も活発に通貨の取引が行われます。

FXはお勤め帰りや、夜寝る前にも取引できる

国内では、取引が活発な「21時以降」に焦点を合わせてトレードする人も多いです。この時間帯であれば、ちょうどお勤めからの帰宅途中や、寝る前までの空き時間が有効に使えますね。もちろん午前中でもタイミングによって、値動きに一定のパターンがあります。

お勤めの方、子育て中の主婦の方、日中忙しい方はご自身のタイミングでトレードしてみてください(テクニカル分析、チャート分析機能を使えば初心者でも簡単に値動きの傾向が掴めます)。

FXの取引時間を一週間単位で見ると?

ビジネスマンと地球

基本的に土曜日と日曜日の「週末」には、各国の市場は閉まっています(中東市場は除く)。このため「一週間単位」で見ると(国内で)取引できる時間は【月曜日の朝7時から、土曜日の朝7時まで】という流れになります。

実際は「バーレーン市場」など、中東市場が開催しているのですが、日本国内からは取引ができません(=アクセス不可)。

土日はFX会社のレート配信もお休み(窓トレードについて)

土日は、中東以外の市場が開いていません。このため週末は、各FX会社のレート配信も「お休み」となります。この期間、レート配信がストップした状態を「窓開け」と呼んでおり、実際に窓のように「隙間の空いた」部分がチャートの一部に(土日期間)生まれています。

この仕組みを利用して、儲けを出す「窓トレード」と呼ばれる手法があります。窓トレードは(窓の)開いている部分が上に向いていれば「買い」を注文し、下に向いていれば「売り」注文を出すことで、利益が出やすいとされています。

FX業者ごとに異なる取引可能な時間(サマータイムと冬時間)

本記事の冒頭で、FXは24時間トレードできると説明しましたが、実際は「FX業者によって取引できる時間」に違いがあります。ここでは、FX業者ごとに「トレードできる時間」をまとめておきます。

FX業者・証券会社各社「トレードできる時間」

社名 月曜日の開始時刻(月曜日) 週末クローズ時間(土曜日) メンテナンス時間
オアンダ FX 午前 6時から(冬時間は7時から) 翌朝 5時まで(冬時間は6時まで) 公式サイト参照
GMO外貨株式会社 午前 7時から(冬時間も同じ) 翌朝 5時まで(冬時間は6時50分まで) 火曜日~金曜日の午前5時55分~6時まで。その他のメンテナンスは公式サイトを参照のこと
デューカスコピー・ジャパン 午前 6時から(冬時間も同じ) 翌朝 6時まで(冬時間は7時まで) 原則週末に実施。詳細は公式サイトを参照のこと
ヒロセ通商(LION FX) 午前 6時から(冬時間は7時から) 翌朝 5時まで(冬時間は6時まで) 毎日午前6時から5分程度
外為どっとコム 午前 7時から火曜日~金曜日は午前 6時10分から(冬時間は月曜日午前7時から。火曜日~土曜日は午前7時10分から) 翌朝 5時55分まで(冬時間は6時55分まで) 火曜日~金曜日の午前5時55分~6時10分まで。土曜日は5時55分~7時30分まで(冬時間は火曜日~金曜日の午前6時55分~7時10分まで。土曜日は6時55分~8時30分まで)
セントラル短資FX 午前 7時から(冬時間も同じ) 翌朝 5時40分まで(冬時間は6時40分まで) 火曜日~金曜日の午前5時55分~6時10分まで。土曜日は、5時40分から6時10分まで
マネースクウェア・ジャパン(m2j) 午前 7時20分から(冬時間も同じ) 翌朝 5時まで(冬時間は6時50分まで) 公式サイト参照
FOREX EXCHANGE(俺のMT4) 午前 6時から(冬時間は7時から) 翌朝 6時まで(冬時間は7時まで) 公式サイト参照
JFX MATRIX TRADER 午前 6時から(冬時間は7時から) 翌朝 5時まで(冬時間は6時まで) 午前6時から5分程度
ゲインキャピタル・ジャパン 午前 6時から(冬時間は7時から) 翌朝 6時まで(冬時間は7時まで) 公式サイト参照
外為ファイネスト 午前 6時5分から(冬時間は7時5分から) 翌朝 5時55分まで(冬時間は6時55分まで) 火曜日~金曜日の午前5時58分~6時3分まで。土曜日の午前5時55分~月曜日の6時5分まで
外為オンライン 午前 7時から(冬時間も同じ) 翌朝 5時55分まで(冬時間は6時55分まで) 火曜日~金曜日の午前5時55分~6時5分まで。土曜日の午前5時55分~同日正午まで
FXブロードネット 午前 7時から(冬時間も同じ) 翌朝 5時55分まで(冬時間は6時55分まで) 火曜日~金曜日の午前5時55分~6時5分まで。土曜日の午前5時55分~同日正午まで
FXプライムbyGMO 午前 7時から(冬時間も同じ) 翌朝 5時50分まで(冬時間は6時50分まで) 公式サイト参照
FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン) 午前 7時5分から(冬時間も同じ) 翌朝 5時50分まで(冬時間は6時50分まで) 火曜日~金曜日の午前5時55分~6時5分まで
SBI FXトレード 午前 7時から(冬時間も同じ) 翌朝 5時30分まで(冬時間は6時30分まで) 月曜日の午前6時30分~7時まで。火曜~土曜日の午前5時30分~6時まで
外為ジャパン 午前 7時から(冬時間も同じ) 翌朝 5時50分まで(冬時間は6時50分まで) 土曜日の12時から18時まで
DMM FX 午前 7時から(冬時間も同じ) 翌朝 5時50分まで(冬時間は6時50分まで) 土曜日の12時から18時まで
GMOクリック証券 午前 7時から(冬時間も同じ) 翌朝 6時まで(冬時間は7時まで) 土曜日の8時から19時まで
マネーパートナーズ 午前 7時から(冬時間も同じ) 翌朝 5時50分まで(冬時間は6時50分まで) 公式サイト参照
サクソバンク証券FX 午前 3時から(冬時間は午前4時から) 翌朝 7時まで(冬時間は6時まで) 取引時間外の週末
トライオートFX(インヴァスト証券) 午前 7時から(冬時間も同じ) 翌朝 5時分まで(冬時間は6時まで) 公式サイト参照
みんなのFX(トレイダーズ証券) 午前 7時から(冬時間も同じ) 翌朝 5時40分まで(冬時間は6時40分まで) 月曜日午前6時分~6時25分まで。火曜日~日曜日午前5時40分~6時まで(その他のメンテナンスは公式サイトを参照)
マネックス証券FX 午前 7時から(冬時間も同じ) 翌朝 5時55分まで(冬時間は6時55分まで) 公式サイト参照
SBI証券(SBI FXα) 午前 7時から(冬時間も同じ) 翌朝 5時30分まで(冬時間は6時30分まで) 月曜日の午前6時30分~7時まで。火曜日~土曜日の午前5時30分~6時まで
IG証券(FXトレード) 午前 5時から(冬時間は午前6時から) 翌朝 6時まで(冬時間は7時まで) 毎週土曜日(公式サイト参照)
あい証券FX(旧IVT株式会社) 公式サイト参照 公式サイト参照 公式サイト参照
アイネット証券(アイネットFX) 午前 7時から(冬時間も同じ) 翌朝 7時まで(冬時間は6時まで) ・ 火曜日~金曜日の午前7時~7時5分・ 土曜日の午前7時~12時まで
岡三オンライン証券 午前 7時から(冬時間は6時から) 翌朝 5時まで(冬時間は6時まで) 毎週日曜日:午前0時から午前6時まで
楽天証券(楽天FX) 午前 7時から(冬時間も同じ) 翌朝 5時55分まで(冬時間は6時55分まで) 公式サイト参照

いかがでしょうか? 業者によって開始時刻、終了時刻にバラツキがあるのが分かりますね。また、サマータイムと冬時間によっても、トレードできる時間帯は変わってきます。

※なお為替取引における、通常期間と冬時間は、アメリカの標準時間をもとに設定されています。

FXの業者選びは、手数料やスプレッドを見て判断する方も多いですが、取引できる時間も忘れずにチェックしておきましょう。

FXのサマータイム(通常期間)とは?

前項表中でも取り上げた「通常の期間/サマータイム」は、3月の第二日曜日から11月の第一日曜日までを指します。一年のうち最も長く適用されるのが、この「サマータイム」期間になります。

FXの冬時間とは?

(前項の表中)カッコ内の「冬期間」とは、11月の第一日曜日の翌日から、3月第二日曜日の前日までの期間を指します。

サマータイム期間と冬時間では、取引の時間帯が一部異なるので注意しましょう。また、各FX業者・証券会社ともにサービスやセキュリティ管理のため、一定の期間にメンテナンスを実施しています。

定期メンテナンスを含め(具体的な)実施期間については、各業者の「公式サイト」で確認を行ってください。

まとめ|FX取引できる時間は、利用するFX業者によって異なる

最後に、本記事の内容をまとめておきます。

  • FXは一週間を通じてトレードできる時間が長い!
  • 世界中の市場を通じて取引ができるので、ほぼ24時間トレード可
  • 利用するFX業者、証券会社によってトレードできる時間は異なる
  • サマータイム、冬時間でトレードできる時間が変わる

このようにFXは取引できる時間が長く、ライフスタイルに合わせて自由に取引できる投資法です。みなさんもぜひ「隙間時間」などを利用してFXを始めてみましょう!

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