FX用語集
検索

短期と長期売買のどちらがFX初心者は勝ちやすい?

FX初心者指南 2023/6/22 4719view
短期と長期売買のどちらがFX初心者は勝ちやすい?

FX初心者は、「短期と長期売買」どちらが勝ちやすいのかご存じですか?実は…FX初心者にオススメなのは短期売買です。

短期売買であれば、初心者でも勝率を一定に保ち安定したトレードが期待できます。本記事ではなぜ、FXの短期売買がオススメなのか「初心者が勝てる理由」について解説しましょう。

初心者向け!FX口座開設診断
簡単!2ステップの診断で、あなたに最適なFX会社をご紹介します!

あなたの年齢は?

FXの短期売買と長期売買の違い

まずはじめに、FXにおける短期売買と長期売買の違いを見ておきましょう。FXには短期売買と長期売買、二種類の売買方法があります。

FXの短期売買・長期売買の種類

FXの短期売買にも二種類あり、スキャルピング(超短期売買)や、デイトレード(短期売買)に分類できます。

また長期売買にも二種類あり、スイングトレード(中長期売買)と、より期間の長い売買としてポジショントレード(長期売買)があります。

FXのトレード(短期売買/長期売買)手法

トレード手法 区分 トレードの期間 狙う利益
スキャルピング 超短期売買 数秒~数分 為替差益
デイトレード 短期売買 1日 為替差益
スイングトレード 中長期売買 1日~数週間 為替差益
ポジショントレード 長期売買 数週間~数年 為替差益+スワップポイント

FX初心者は、スキャルピングとデイトレードの「短期売買」または、スイングトレードやポジショントレードの「長期売買」のどちらを選ぶべきか…? その答えはハッキリしています。FX初心者の方は「短期売買」を選択してください。

なお、自分に合ったトレードスタイルの見つけ方は、以下の記事にて詳しく紹介しています。自分自身の考えでトレードスタイルを決めていきたい、という方は是非ご覧ください。

FXでは短期売買がおすすめの理由!

長期売買の場合、建玉を翌日以降に持ち越してしまうので、眠っている間やトレード出来ない場合に「為替の急な変動」に対処できない可能性があります。

しかし短期売買であれば、取引の期間は「最長一日」なので安心です。寝る前に取引を終えれば、就寝中に含み損が膨らむ心配もありません。また、損切りを効率良く行えば、上手に勝率を上げることができます。

なお「短期売買」にも二種類ありますが、スキャルピングとデイトレードではデイトレードを選ぶようにしましょう。スキャルピングには、瞬時に判断できる「取引の経験」と瞬発力が求められるため、FX初心者向きではありません。

チェックポイント

スワップポイント狙いの場合は「長期売買」を選択しよう!

外貨預金代わりにFXを利用するなど「スワップポイント狙い」の場合は、長期売買を選択してください。金利の高い通貨でポジションを持っていると、スワップポイントを受け取ることができます。外貨預金よりも手数料が安く、資産運用にもおすすめの方法です。

スキャルピング(超短期売買)とデイトレード(短期売買)の違い

FX初心者には「短期売買がおすすめ」と説明しましたが、ここでスキャルピングとデイトレードの違いについて見ておきましょう。

スキャルピングとデイトレードの違い

トレード手法 区分 トレードの期間 狙う利益 難易度
スキャルピング 超短期売買 数秒~数分 為替差益 ★★★★☆
(やや難しい)
デイトレード 短期売買 数時間~1日 為替差益 ★★★☆☆
(普通)

スキャルピング(超短期売買)

スキャルピングでは、数秒~数分という範囲でトレードをする「超短期売買」を、一日のうち複数回繰り返し行います。このため、たくさんのローソク足を見る必要があり、トレード中は画面に張り付くことになります。

加えて、エントリーや損切りのタイミングを瞬時に判断するなど、難易度が高いトレード手法です。ある程度、取引経験やFXの基礎知識が無ければ、スキャルピングで勝つことはできないでしょう。

デイトレード(短期売買)

これに対し、デイトレードは最長でも数時間~一日ほどの保有時間でトレードをする「短期売買」です。時間足や四時間足などの比較的長期足でトレードするため、じっくり戦略を立てて取引をすることができます。

もちろん、スイングトレードやポジショントレードに比べるとポジションの時間は短いのですが、損失幅を少なく、安定したトレードができるのは「デイトレード」の大きな強みです。また、スキャルピングは投機性が高いのに比べ、デイトレードはバランス良く、安定して勝つのに優れたトレード手法です。

安定して勝ちたい、勝率をじっくり高めてトータルで上手く勝ち続けたいという方には、デイトレード取引が断然オススメです。

FX初心者にはデイトレードがおすすめ!

前項でも解説しましたが、FX初心者には、デイトレードでの取引をオススメしています。デイトレードは、FXの良さを最大限に活かせる取引手法です。また流動性が高いので、効率良く利益を出すことができます。

デイトレードは「利益幅が少ない」という意見もありますが、レバレッジを上手く設定すれば(長期売買以上にリスクが少なく)安定した状態で利益が狙えます。FX初心者におすすめの「レバレッジ」については、以下の記事を参照してください。

FXの長期売買は、お金がかかるってホント?

長期売買を行った場合「ポジションを長く」持つ分、多少の振れ幅で追証が発生しないように、自己資金を多く準備して証拠金維持率に余裕を持たせて取引する必要があります(=動かせない資金が出るため)。

余剰資金が豊富な、お金持ちのトレーダーであれば良いのですが、経験が浅い状態で多くの資金を投じるのは勇気が要ることです。

FXの短期売買なら、自己資金が少なくてもOK!

FX初心者には、自己資金も少なく気軽に取り組める、デイトレードでの取引がオススメできます。デイトレードであれば、ドル円が最小4,000円~5,000円程度から取引できます。これなら、軍資金の少ない方でも「お小遣いの範囲」でトレードできますね。

短期売買(デイトレード)で勝つポイントは3つ

短期売買(デイトレード)で勝つポイントは、大きく分けて3つあります。

短期売買(デイトレード)で勝つポイント

  1. チャート分析の基礎を固める
  2. トレードルールを決めておく
  3. 利食い・損切りのタイミングはトレードルールに従う

チャート分析の基礎を固める

まず、短期売買で勝つには「チャート分析の基礎」を固めておくことです。短期売買では、1分足や5分足といったローソク足を多く見ることになります。トレンドを追うにしても「チャート分析の仕方」が分からなければ話になりません。

またチャート分析が曖昧では、エントリーポイントを誤ってしまうなど、失敗が続いてしまいます…。こうしたリスクを避けるためにも、基本となるチャートの見方をしっかりと覚えておきましょう。

トレードルールを決めておく

次に短期売買の勝率を決めるのが、トレードルールです。自分のスタイルに合ったトレードルールを決めておけば、エントリーのタイミングや損切り、利食いのタイミングを誤らずに済みます。

利食い・損切りのタイミングはトレードルールに従う

「損切りできない!」という方や「利食いのタイミングが分からない」という場合は、自らが課したトレードルールに従って、利益を確定してください。トレードルールさえあれば、迷わず「利確」できるので安心です。

FXの口座開設はスプレッド幅が狭いFX会社を選ぼう

ノートPCとチャート

デイトレードを進める場合には、スプレッド幅が狭いFX会社を選択しましょう。FXにおいて、スプレッド幅は「実質的な手数料」に相当します。

ここで、スプレッド幅が広い業者を選択すると、取引回数が多い短期売買ではコストが掛かり、得られる利益が少なくなってしまいます…。

コストは少なく、得られる利益を多くするためには、スプレッド幅の小さなFX会社(または証券会社)を見つけましょう!

またドル円、ユーロ円、その他についても、「通貨ペア」によってスプレッド幅が異なります。ドル円以外の取引をする場合も、必ず各社のスプレッド幅を確認した上で、トレードを始めてください。

まとめ|短期売買ならFX初心者でも安心&安全に取引できる

FX初心者には、最も取り組みやすい短期売買(デイトレード)がオススメです。最後に、本記事の内容をまとめておきます。

FX初心者には短期売買がオススメ!
☑ FXのトレードには、短期売買と長期売買がある
☑ 短期売買にも、スキャルピングとデイトレードがある
☑ FX初心者には、安定した取引ができるデイトレードがおすすめ!
☑ デイトレードは、FXの良さを最大限に発揮できるトレード手法
☑ 短期売買(デイトレード)で勝つには、トレードが役に立つ
☑ デイトレードでは、スプレッド幅の狭いFX会社を選ぼう!

いかがでしたか? FX初心者は、FXの良さが最大限発揮される短期売買(デイトレード)で取引を始めましょう。特に、スプレッド幅の狭いFX会社を選べば、初心者でも勝率を上げ、楽しくトレードできますよ!

PR
当サイト内で紹介する商品やサービスの一部には広告が含まれています。