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FXの取引手法デイトレードとは?メリット・デメリットも解説

FX初心者指南 2023/6/9 2514view
FXの取引手法デイトレードとは?メリット・デメリットも解説

FX初心者におすすめのトレードスタイルに「デイトレード」と呼ばれる手法があります。デイトレードは、一日のうちに取引を終える、安全な短期売買の方法で、翌日に建玉を持ち越さない点に特徴があります。

本記事では、デイトレードの特徴やメリット、デメリットを紹介します。

なお、FXの三大トレード手法とされる、スキャルピングとスイングトレードについては、以下の記事が参考になります。本記事と合わせてご覧ください。

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FXのデイトレードとは(トレードの特徴)

FXのデイトレードは、正式名を「日取り取引」と言います。今日買った通貨を一日で売却することから、この名が付けられました。

また、デイトレードをしている人をデイトレーダーと呼んでおり、FX取引では最もメジャーな手法として広く親しまれています。

チェックポイント

デイトレードとは?

特定の銘柄について、一日で売買を済ませ(=新規注文と決済注文を同日中に行う)損益を確定させる投資手法。正式名を日取り取引、日取り商い、日計り取引などという。

FXのデイトレードをオススメできる人

FXで通貨を売買する際、デイトレード(短期売買)、スキャルピング(超短期売買)、スイングトレード(中長期売買)などの手法があります。FXのデイトレードをオススメ出来る人についてまとめてみました。

デイトレードに向いている人

  • FX初心者や、投資の初心者にオススメ!
  • リスクが少ない、安全な方法で取引したい人に
  • 損切りが苦手、勝率が低いという方にもピッタリ

このようにFXのデイトレードは、FX初心者にオススメのトレード手法です。なお、デイトレードが「オススメできる」具体的な理由については、以降で詳しく解説しましょう。

FXトレード手法 デイトレードのメリット

FXのデイトレードには、以下のようなメリットがあります。

デイトレードのメリット

  • FX取引の回数が多く、資金効率が良い
  • FX取引の成績が安定しやすい
  • FX初心者でも損切りがしやすい
  • ポジションを持ち越さないのでリスクが少ない
  • 一日で決済を終えるので頭の切替がしやすい

各項目について、順に解説します。

FX取引の回数が多く、資金効率が良い

デイトレードは、スイングトレードなどの中長期ポジションとは違い、取引の回数が必然的に多くなります。

このため、取引の回数が多くなれば(上手く行った時には)ある程度利益を生みやすく、ポジションが塩漬けにもなりにくいため、資金効率が良くなるといったメリットがあります。

FX取引の成績が安定しやすい

デイトレードでは「同日中の売買」でポジションを閉じるため、複数の日にまたがって取引するよりも、FXの成績が安定しやすいです。

FX初心者でも損切りがしやすい

デイトレードは利益幅が小さいこともあり、FX初心者でも損切りがしやすいというメリットがあります。

スイングトレードになると(利幅が大きいので)なかなか損切り出来ないのですが、デイトレードやスキャルピングのように「利幅の小さな」取引は、FX初心者にとって負担の少ない方法です。

ポジションを持ち越さないのでリスクが少ない

デイトレードはポジションを持ち越さないので、リスクが少なく取引できます。実際、スイングトレードのようにポジションを持ち越してしまうと、不足の事態に対処できない場合があります。

また、深夜寝ている時間帯に「相場が変動」すると、含み損が膨らみ、大きな損失を抱えてしまいます。しかしデイトレードであれば、取引を終えてから休むことができ、緊張しながら眠る必要も無く安心です。

一日で決済を終えるので頭の切替がしやすい

FXのデイトレードは、一日ごとに決済を終えるので、建玉を翌日に持ち越すことがありません。このため頭の切替がしやすく、翌日には新たな気持ちで取引を始めることができます。

FXトレード手法 デイトレードのデメリット

FXのデイトレードには、以下のようなデメリットがあります。

デイトレードのデメリット

  • 負けが続くと一気に資金を失う
  • 意味のないエントリー(ポジポジ病)をしてしまう
  • パソコンやスマホに向き合う時間が長くなる
  • トレンドを追い続ける必要がある
  • 一定のエントリールール、トレードルールに従う必要がある

それぞれの内容について、順に説明します。

負けが続くと一気に資金を失う

デイトレードは一回あたりの利幅が少ないので、大負けする危険はありません。しかし負けが何度も続くと、一気に資金を失うので油断は禁物です。

意味のないエントリー(ポジポジ病)をしてしまう

短時間取引では、意味や根拠の無いポジションを取りやすく「ポジポジ病」に陥る人が多くなります。ポジションの回数が多くなれば、その分スプレッドや手数料が余計に掛かるので効率的ではありません。

ポジポジ病にならないよう、根拠のあるポジションを取りましょう。

パソコンやスマホに向き合う時間が長くなる

デイトレードは「一日で取引を終える」とはいえ、取引中には画面に張り付き、集中しトレンドを追うことになります。このため一日あたりの時間は短くとも、パソコンやスマホに向き合う時間は総体的に長くなります。

トレンドを追い続ける必要がある

短期売買では、短い足を見ることになり、結果としてトレンドを長時間追うことになります。また王道パターンなのか、ダマシなのか見極めるにも時間が掛かり、スイングトレード等に比べても、トレードの時間は長くなります

一定のエントリールール、トレードルールに従う必要がある

デイトレードでは損失を大きくしないよう、効率良く損切りをする必要があります。また利益が出た場合も、利食いのタイミングをいつにするのか。

先ずはエントリールールを明確にし、自分で決めたトレードルールに従って利益確定する必要があります。

FX初心者ならデイトレードが断然オススメ!

ノートPCとチャート

ここまでデイトレードについて説明をしました。FXにはデイトレードのほかにも、スキャルピング、スイングトレードなどの手法がありますが、FX初心者にはデイトレードでの取引がオススメです。

なぜなら、デイトレードは、他の手法と比べて、リスクが少なく安定したトレードが望めるからです。簡単にまとめると、スキャルピングは超短期売買なので瞬発力とトレードの経験が求められます。

またスイングトレードは、長期間ポジションを保有するので、より綿密な長期計画が必要になります。

デイトレードは、ちょうどスキャルピングとスイングトレードの中間にあり、FX初心者でもバランス良くトレードができる手法です。また少額取引を行えば、ポジションを失敗してもリスクが少なく、資金を温存しつつ安定した取引が望めます。

まとめ|FX初心者は「デイトレード+少額取引」で利益を狙おう

最後に「FXのデイトレード」について、本記事の内容をまとめておきます。

デイトレード(特徴/メリットとデメリット)
☑ デイトレードは、一日で取引を終える短期売買のスタイル
☑ FX初心者にとって、バランス良く取引できるので安心
☑ スイングトレードよりも、取引回数が多く資金効率が良い
☑ スキャルピングよりも、じっくり取り組めるので安心
☑ トレンドを長く追うことになるが、ポジションの持ち越しが無い

デイトレードは、FX初心者にオススメのトレード手法です。ぜひ、少額取引でデイトレード にチャレンジしてみてくださいね!

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