マイ・ペイすリボとは?メリットや注意点、最低支払額、解約方法まとめ
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「今月はクレジットカードを使い過ぎたから、次回の請求が怖い!」といった経験をしたことはないでしょうか。そのようなときに便利なのが、三井住友カードのマイ・ペイすリボです。
マイ・ペイすリボはショッピング1回払いご利用分が自動的にリボ払いになるお支払い方法です。
事前に最低支払金額を設定しておくと、その設定金額を超えた利用分が、自動でリボ払いになります。この三井住友カードの特徴的なリボルビング払いサービスについて解説していきます。
三井住友カードのマイ・ペイすリボは便利なお支払い方法
三井住友カードのマイ・ペイすリボは1回払いと伝えてもリボ払いになる
通常、リボ払いを希望する際は、毎回指定しなければなりません。
しかし、三井住友カードのマイ・ペイすリボであれば、カード支払い時に「1回払い」と伝えても自動的にリボ払いになるのです。
三井住友カードのマイ・ペイすリボではカード支払い時に「1回払い」と伝えて買い物をするだけで、設定額以上の支払い残高がある場合のみ、リボルビング払いとなります。
リボ払いは定額制の分割払いの返済方法
たとえば、1カ月内に合計6万円の買い物をした場合、通常であれば次回請求時に6万円支払う必要があります。しかし、マイ・ペイすリボに申し込みをして、あらかじめ支払金額を設定すると、最低でも設定した金額だけ支払えばよいのです。つまり、設定金額が10,000円だった場合、10,000円とリボ払い手数料を支払えば問題ありません。
マイ・ペイすリボのリボ払い手数料は2回目の支払いから!初回は手数料無し!
また、リボ払い手数料が掛かるのは、2回目以降の支払いからですので、計画的に利用することで手数料を負担することなく支払いをすることもできます。
余裕があるときは、最低支払金額に上乗せして支払ったり、自分の都合に合わせてネットや電話から設定金額を自由に変更することも可能です。ようするに、マイ・ペイすリボを上手に活用すると、家計のやりくりに合わせながら月々の支払い金額を調整することができるのです。
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年会費 | 初年度:無料 2年目以降:無料 |
---|---|
還元率 | 0.4%~1.5% |
発行日数 | 最短3営業日 |
本カードは、2019年11月28日(木)をもって新規募集を終了いたしました。
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---|---|
還元率 | 0.4%~ |
発行日数 | 最短3営業日 |
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必見!三井住友カードのマイ・ペイすリボ4つのメリット
三井住友カードのマイ・ペイすリボを利用するメリットについて、4つ取り上げながら詳しく見ていくことにしましょう。
①マイ・ペイすリボは年会費がお得
マイ・ペイすリボを利用すると、クレジットカードの初年度年会費が無料となります。家族カードも年会費割引の対象です。また、翌年度以降の年会費の割引については、カードの種類によって異なります。詳細は、以下の表のとおりです。
カードの種類 | 「マイ・ペイすリボ」登録後の年会費割引き |
---|---|
三井住友VISAカード バーチャルカード |
無料 |
ゴールドカード プライムゴールドカード ヤングゴールドカード エグゼクティブカード |
半額 |
一部の提携カード | カードによって年会費の割引額は異なる |
出典:マイ・ペイすリボ|クレジットカードの三井住友VISAカード https://www.smbc-card.com/mem/revo/mypace.jsp
注目したいのは、一部の提携カードです。上記の表のとおり、ANA(一般)は「2,000円+税」ですが、JNB(一般)の場合は通常と同じ「1,250円+税」など、カードごとで割引額や割引の有無は異なります。
そのため、マイ・ペイすリボの利用を希望する場合は、対象となるカードの種類、翌年度以降の年会費について事前に確認しておくようにしましょう。また、年会費割引対象外となるいくつかの条件が設けられているため、詳細は公式Webサイトをチェックしてください。
②三井住友ワールドプレゼントのポイントが2倍になる
三井住友のクレジットカードを利用すると、利用代金1,000円ごとにワールドプレゼントのポイントが1ポイント付与されます。一方、マイ・ペイすリボに申し込みをして、利用代金の請求月にリボ払い手数料が発生する場合、ボーナスポイントとしてワールドプレゼントのポイントが2倍となるのです。
この時に付与されたボーナスポイントは、ポイントプログラムへの移行、景品交換など、通常のワールドプレゼントのポイントと同じように利用することができます。ただし、新規でクレジットカードを利用した場合は注意が必要です。
初回の支払い時はリボ払い手数料が発生しないため、ポイントは2倍になりません。2回目以降の支払い時にリボ払い手数料が発生する場合のみ、2倍のポイントが付与されます。
また、支払い金額確定後の全額繰り上げ返済で発生したリボ払い手数料、もしくは一部の提携カードも、ポイント2倍特典の対象外です。
③マイ・ペイすリボは支払い金額を5,000円から設定できる
マイ・ペイすリボの支払いコースは、元金定額コースのみです。最低支払金額は5,000円から(三井住友プラチナカード、ゴールドカード、プライムゴールドカードは1万円から)となっており、1万円以上1万円単位で設定することができます。
マイ・ペイすリボの設定金額は、カード入会後にいつでも変更することが可能です。最低支払金額を設定した後は、その金額にリボ払い手数料をプラスした金額以上を支払うことになります。
たとえば、最低支払金額を1万円とした場合、1回目は1万円以上。2回目以降の支払い時は、リボ払い手数料に加えて1万円以上の金額を返済していく仕組みです。
余裕があるときは繰り上げ返済もできるため便利だといえます。
なお、最低支払金額はネットや電話からいつでも変更可能ですが、支払日ごとに申し込み期限が設定されているため注意が必要です。利用代金明細書(Web明細の場合は請求額確定通知メール)が届いたあとでも、申し込み期限内であれば設定金額の増額や減額はできますが、早めに対応するようにしましょう。
もしも設定金額に変更がない場合は、次回以降も同じ最低支払額が継続されます。ちなみに、指定している支払い口座の金融機関によっては、最低支払額を変更できないことがあるようです。マイ・ペイすリボに申し込みをする際に、確認しておきましょう。
④三井住友カードのお買物安心保険が付帯されている
お買物安心保険とは、ショッピング保険のことです。たとえば、クレジットカード払いで購入した商品が壊れたり盗まれたりした場合、補償限度額の範囲内で損害を補償してもらうことができます。
マイ・ペイすリボを利用すると、お買物安心保険が自動付帯されるため、申し込み手続きを行う必要はありません。また、保険料も掛からないため大変お得です。カードごとで付帯条件や補償内容は異なるため、参考までにお買物安心保険の補償内容と保険金額などを表にまとめました。まずはこちらをご覧ください。
カード種類 | ゴールド・プライムゴールド | ヤングゴールド | エグゼクティブ | その他のカード |
---|---|---|---|---|
補償限度額 | 300万円 | 200万円 | 100万円 | 100万円 |
対象となる利用 | 海外・国内利用 | 海外・国内利用 | 海外・国内利用 | 海外・国内 リボ・分割 (3回以上)払い利用 |
自己負担額 | 1事故につき3,000円 | 1事故につき3,000円 | 1事故につき3,000円 | 1事故につき3,000円 |
対象期間 | 購入日および購入日の翌日から90日間 | 購入日および購入日の翌日から90日間 | 購入日および購入日の翌日から90日間 | 購入日および購入日の翌日から90日間 |
出典:三井住友カード公式Webサイト https://www.smbc-card.com/mem/service/li/hoken_okaimono.jsp
対象となるのは、ゴールド、プライムゴールド、クラシックなどの本会員、家族会員、またはこれから補償の対象となる商品の贈与を受けた人です。その他のカードとは、クラシックA、アミティエ、クラシック、デビュープラス、バーチャルカードのことを指します。
1事故あたり3,000円の自己負担があるほか、提携カードをはじめとした一部のカードは、お買物安心保険が付帯されないなど注意点があるため、事前に確認しておきましょう。
マイ・ペイすリボ利用時における4つのデメリット
マイ・ペイすリボには、メリットだけでなくデメリットもあります。賢く活用するためにも、デメリットについて事前に押さえておきましょう。
①リボ払いの金利が15%と高い
前述したとおり、マイ・ペイすリボに申し込みをして初めて支払いをする場合、リボ払い手数料は掛かりません。しかし、2回目以降の支払い時はリボ払い手数料が発生します。2018年6月現在、リボ払い手数料は未払い残高に対して実質年率15.0%となっており、1カ月で換算すると約1.25%支払いの負担が増えることになるのです。
たとえば、未払い残高が5万円だった場合、1カ月あたりの金利手数料は625円、未払い残高が10万円だった場合は、1カ月あたりの金利手数料が1,250円となります。利用残高が多くないときは、リボ払い手数料が負担となることはないものの、完済する前にクレジットカードを使ってしまうと、支払い後の残高にリボ払い手数料が加算されるため、金利負担が大きくなっていくのです。
クレジットカードの種類によっては、年会費が1,000円から2,000円程度となることから、1回から2回以上リボ払い手数料が掛かると、年会費以上の金額を支払うとになってしまいます。そのため、マイ・ペイすリボを利用する際は、事前に利用残高を確認しながら、トータルでどのくらいのリボ払い手数料を支払うことになるのか、計算しておくようにしましょう。
もしも、利用残高が多い場合は、月々の返済額を増やしたり、繰り上げ返済をすることで支払い額を調整してください。
②ポイント欲しさにマイ・ペイすリボを利用するのは危険!
メリットのところで解説したとおり、マイ・ペイすリボを利用すると、リボ払い手数料がある月のワールドプレゼントのポイントが2倍になります。お得になることに違いはありませんが、だからといってポイント目的でカードを使い過ぎることは避けましょう。
なぜなら、リボ払い手数料が高いため、ワールドプレゼントのポイントが2倍になったとしても、それほどメリットはないからです。実際に数字で表してみると分かりやすいのですが、ワールドプレゼントは、カードを利用した際の金額に対して約0.5%の換算率となります。
一方、リボ払いの手数料は、前述したとおり実質年率15%、月換算で1.25%です。いうまでもなく、リボ払い手数料の方が高いことが分かります。限定特典をもらうために、ポイントをコツコツ貯めたい場合は致し方ありませんが、「ポイントが2倍になるから」という理由だけでマイ・ペイすリボを使ってしまうと、結果的に損をする可能性が高いのです。
③支払いごとにリボ払いと1回払いを指定できない
マイ・ペイすリボの場合、リボ払いと1回払いを自由に指定して支払いをすることができません。つまり、クレジットカード払いの際に「1回払い」にしたかったとしても、自動的にリボ払いとなってしまうのです。
一体どういうことなのか、もう少々詳しく見ていくことにしましょう。すでに解説したとおり、マイ・ペイすリボに申し込みをしてからクレジットカード払いをする際、会計時にリボ払いを指定する必要はありません。クレジットカードで支払う際、自動でリボ払いとなるからです。
たとえば、マイ・ペイすリボの最低支払金額が5,000円だったとします。クレジットカードで購入した商品が2万円だったため、一括払いで支払えると思い「1回払いにしてください」と会計時に伝えたとしましょう。
その場合、マイ・ペイすリボを利用しているため、1回払いにすることはできないのです。設定金額である5,000円を超えた15,000円は自動的にリボ払い扱いとなります。このように、通常のリボ払いであれば、支払いの度に自分で1回払いにするかリボ払いにするか決めることができますが、マイ・ペイすリボを利用すると1回払いを指定することはできず、設定額を超えた分はすべてリボ払いとなってしまうのです。
繰り上げ返済をして一括で支払うこともできますが、たまにしかリボ払いを利用しない人は、不便さを感じてしまうかもしれません。頻繁にリボ払いを利用しないのであれば、事前にマイ・ペイすリボを解除しておきましょう。
ただし、1回払いの指定はできなくても、ボーナス一括払い、2回払い、分割払いと併用することは可能です。その際は、会計時に「分割払いにする」などと申し出る必要があるため、忘れずに伝えるようにしてください。
支払いの内容によってはリボ払い対象外となる
マイ・ペイすリボを利用していたとしても、以下で取り上げる支払いやサービスを利用した際は、リボ払い対象外となります。そのため、1回払いしかできません。
- キャッシングリボ
- 海外キャッシュサービス
- ローン返済金
- 年会費
- 三井住友情報誌定期購読料
- 提携会社から収納事務委託となった保険料の一部
- エステティックサロン利用額
- 語学学校の授業料など
- パソコン教室の授業料など
- 公営施設の支払い
- 一部の加盟店に支払う利用額
上記は一例となるため、詳細は三井住友カードの窓口に確認してください。
マイ・ペイすリボを賢く活用するにはどうしたらいい?
これまで解説してきたとおり、マイ・ペイすリボを利用すると1回払いを指定することはできません。その点では不便さを感じてしまいますが、ちょっとしたコツを掴むことで、一切手数料を支払わずに利用することはできます。主な対処法は3つありますので、順番に見ていくことにしましょう。
マイ・ペイすリボの最低支払額を高く設定してから利用する
普段、あまりリボ払いを利用しないのであれば、最低支払額を高く設定しておきましょう。毎月の支払日ごとに申し込み期限が決まっているため、急いでいる際は早めに設定額を変更してください。
なお、申し込み時は5,000円から3万円の範囲内で設定できるようになっており、契約後は1万円単位で増枠と減額が可能です。たとえば、元々の設定額は1万円だったものの、事前に設定を5万円にした場合、1カ月ごとの利用合計額が5万円を超えない限り実質1回払いとすることができます。
もしくは、リボ払い利用枠(0円から200万円内で審査によって決まる)を超えた場合、超えた分の金額は自動的に1回払いとなるため、リボ払い枠を減枠できないか相談したり、意図的にリボ払い枠を超えた買い物をするのも一つの方法です。
毎月の買い物金額をマイ・ペイすリボの最低支払額以内にする
通常のリボ払いの場合、クレジットカードによっては1度目の支払い時から金利手数料が発生しますが、マイ・ペイすリボであれば、1度目の支払い時は手数料が掛かりません。つまり、いつもの最低支払額の範囲内でカードを利用している限り、リボ払いの金利手数料を支払う必要はないです。
実質、クレジットカードの1回払いと同じ使い方となるため、リボ払い金利手数料の負担に悩まされるようなことはありません。
マイ・ペイすリボと2回払いを併用して支払いをする
前述したとおり、マイ・ペイすリボは「ボーナス一括払い、2回払い、分割払い」と併用することができます。そのうち、2回払いは手数料が発生しませんし、ボーナス一括払いに関しても、ほとんどのカードで手数料は掛かりません。
そのため、最低利用金額の範囲内で収まる買い物はマイ・ペイすリボを利用し、高額な買い物はボーナス一括払いや2回払いにすると、手数料を節約することができます。分割払いについては、支払い回数によって手数料が発生するため、計画的に利用する必要はありますが、リボ払いの金利手数料のように負担が大きくなることはありません。
三井住友カードのマイ・ペイすリボのまとめ
マイ・ペイすリボは特典狙いで賢く利用しよう!
つまるところ、三井住友カードのマイ・ペイすリボは、通常のリボ払いとあまり変わりはありません。ただしクレジットカードの年会費割引き特典や、三井住友ワールドプレゼントのポイントが2倍になるなど、利用するメリットはあります。
特に支払い金額をコントロールして、実質、翌月一括払いのクレジットカードに近くすることで、ポイント倍増特典や年会費無料特典などが利用できるのが大きいです。
単純なリボ払いは損にしかならない!不安なら止めておこう
一方でマイ・ペイすリボをリボ払いとして単純に利用するだけでは、それほどお得さを感じるサービスではないといえるでしょう。
ただし、最低支払金額を自由に変更できたり、分割払いなどと併用することはできるため、必要に応じて計画的に有効活用しましょう。
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