フレックス払いとリボルビング払いの違いや注意点を解説
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クレジットカードには多彩な返済方法がありますが、最近では自由に返済が出来るフレックス払い注目されています。
今回はそんなフレックス払いの特徴や、リボ払いとフレックス払いの違い、フレックス払いの出来るおすすめカードについて詳しく解説をしていきます。フレックス払いに興味を持っている方は、ぜひ今回の記事を参考にして下さい。
フレックス払いとは
フレックス払いと聞いても、どのような返済方法かイメージしにくい方もいるでしょう。
まずはフレックス払いの仕組みについて説明をしていきます。
自由度の高い返済方法
フレックス払いの基本的な返済方法は、事前に設定した一定の返済額を返済していく方法です。毎月の返済額は自由に好きな金額を設定することが出来ますが、最低金額は5,000円程度からとしているカード会社が多いです。
さらに家計の状況に合わせて自由に返済金額を増減することも可能で、銀行やコンビニのATMでいつでも追加返済も可能です。
フレックス払いの特徴として、カードの利用額が設定した返済額を下回った場合は1回払いとなる点です。設定した金額を超えた部分のみ翌月に繰り越され、リボ払いとして返済をしていくことになります。
そのため、初回の返済は1回払いとなるので手数料がかかりません。文章だけだと少し分かりにくいので、実際にカードを利用した際のシミュレーションをしてみましょう。
フレックス払いの分かりやすいシミュレーション
実際にフレックス払いを利用して、カードの返済を行っていくシミュレーションをしてみましょう。
下記は毎月の返済額を2万円に設定した場合のイメージになります。
4月にカードのフレックス払いを利用して、9万円の買い物をしました。翌5月の返済は設定額の2万円までを1回払いとして支払い(手数料無し)、設定額を上回る7万円を翌月へと繰越します。
そして繰り越された7万円は6月からリボ払いとして返済が開始するので、6月以降はリボ払いの手数料が発生をします。家計に余裕のある7月は、設定金額を増額して多めに返済をしており、残った金額が8月に繰り越されていきます。
このようにフレックス払いは初回の返済は1回払いとなり、超えた金額が翌月からリボ払いとなるので初回の手数料がかからないのが特徴です。
2回目以降はリボ払いとなるので、カード会社によってはフレックス払いと言わずに、「○○リボ」のような名称を使っている場合もあります。
フレックス払いとリボ払いの違い
フレックス払いは毎月一定額を返済していくという意味では、リボ払いと良く似ています。実際にカード会社によってはフレックス払いを「○○リボ」のような名称にしている場合もあり、違いが分かりにくいです。
フレックス払いとリボ払いの違いを比較すると、下記のようになります。
フレックス払いとリボ払いの一番の違いは、初回返済時の手数料の有無です。フレックス払いの場合は初回はあくまで1回払いなので手数料は発生せず、繰り越された金額がリボ払いとなる2回目の返済から手数料が発生します。
これに対してリボ払いは初回から手数料が発生する点が、一番の違いです。
また毎月の返済額の設定をフレックス払いは自由に設定できるのに対し、リボ払いの場合はカード会社によってあらかじめ決められている場合が多いです。
設定金額の増減もフレックス払いは自由ですが、リボ払いの場合は増額は出来ても減額には対応できないケースが多いです。このように支払いの自由度がとても高いのもフレックス払いならではの特徴です。
フレックス払いの注意点
ある時払いの便利な支払い方法のフレックス払いですが、便利なだけではありません。フレックス払いを利用する際の注意点も見ておきましょう。
利息負担が多くなってしまう
フレックス払いは初回こそ利息はかかりませんが、その後はリボ払いになります。そのためどうしてもリボ払い同様に利息の負担が多くなってしまいます。
特に毎月の返済額の金額を低めに設定をしていると、残高の減りがどうしても遅くなってしまうので総支払利息が大きくなってしまう点には注意が必要です。
カードを使い過ぎてしまう場合がある
フレックス払いは返済額が一定なため、現在の借入残高が分かりにくい特徴があります。カードを追加利用しても返済額が変わらないため、ついついカードを使いすぎてしまうリスクには注意が必要です。
ある時払いの便利な返済方法ではりますが、こまめに追加返済をしたり余裕のある月は返済額を増額することを意識して利用するようにしましょう。
フレックス払いのメリット
デメリットもありますが、フレックス払いにはメリットもあります。フレックス払いのメリットについて紹介をしていきます。
リボ払いより早期返済が可能
フレックス払いは設定金額を下回る返済については、1回払いとなることは説明をしました。そのため同じ金額をリボ払いで返済した場合と比較をすると、手数料の負担が少ないです。リボ払いの金利は高めに設定をされているので、1回払いとの併用が出来るフレックス払いはお得です。
また毎月の返済額を自由に増額することも出来るので、追加の返済も行いやすいです。このようにフレックス払いはリボ払いに比べると、支払い手数料の負担が少なく早期の返済が可能なのがメリットです。
いつでもコンビニなどのATMで返済可能
フレックス払いは銀行やコンビニのATMでいつでも返済が可能です。通常繰上返済をするにはカード会社に連絡をして、カード会社指定の口座に振り込みをする必要があります。
振込をするには手数料もかかりますし、電話をするのもひと手間必要になります。このような手間をかけなくても簡単にいつでも追加返済が出来るのもフレックス払いのメリットの一つです。
フレックス払いにおすすめのクレジットカード
賢く使えばとても便利なフレックス払いですが、どのカードでもフレックス払いが利用出来る訳ではありません。ここではフレックス払いが利用出来るおすすめのカードを紹介をしていきます。
三井住友カード(マイ・ペイすリボ)
日本の定番VISA&マスターカード!圧倒的な知名度と信頼度!
年会費は実質無料。使いやすいクレジットカード。
年会費 | 初年度:無料 2年目以降:1,375円(税込) ※条件により無料 |
---|---|
還元率 | 0.5%~2.5% |
発行日数 | 最短翌営業日 |
まず最初に紹介するカードが、三井住友カードです。三井住友カードでは「マイ・ペイすリボ」という名称でフレックス払いのサービスを展開をしており、「マイ・ペイすリボ」を利用すると年会費が無料になり、更にポイント還元率が0.5%アップする特典が付帯をします。
このカードは銀行系の格式高いカード会社のカードなので、ステイタスが高いのが特徴です。通常は年会費が1,375円かかりますが、フレックス払いの利用で無料となります。
最高2,000万円の海外旅行保険が付帯するのもメリットです。ポイント還元率は0.5%と一般的ですが、下記の店舗で利用をすると還元率が何と+2%もアップをします。
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- マクドナルド
他にも事前に登録をしていた店舗でのカード利用でポイント還元率がアップするなど、特典が豊富で使いやすいカードです。
dカード(こえたらリボ)
コンビニ最強カード!年会費無料で1%の高還元率!
ローソンやファミリーマートで最大2%お得!年会費永年無料!
年会費 | 初年度:永年無料 2年目以降:永年無料 |
---|---|
還元率 | 1.0% |
発行日数 | 約2週間 |
次に紹介するのが、携帯キャリアのdocomoが発行しているdカードです。dカードのフレックス払いは、「こえたらリボ」という名称でサービスを展開しています。「こえたらリボ」を利用すると通常のポイント還元に加えて+0.5%のポイントが還元される特典が付帯をします。
年会費は無料のカードでありながら、ポイントの還元率は常時1.0%と高還元率が特徴のクレジットカードとなっています。旅行保険などは付帯をしませんが、ポイントが貯まりやすいのが特徴で常時還元率とは別にdocomo加盟店の利用で更にポイントが貯まります。
docomo加盟店には普段良く利用する店舗や、ネットショッピンなど幅広い種類の店舗があるので利用がしやすいのもメリットです。また携帯電話を紛失や盗難、修理不能などの理由で再購入する際の費用を最大1万円まで補償してくれるという珍しい特典も付帯しています。docomoユーザーには使いやすいおすすめのカードです。
MUFGカード ゴールド(楽pay)
最期に紹介するのが三菱UFJニコスの発行するカードの、MUFGカードゴールドです。三菱UFJニコスでは「楽Pay」という名称でフレックス払いのサービスを展開しています。「楽Pay」を利用すると年会費が無料になるだけでなく、ショッピング保険の特典も付帯をします。
このカードはゴールドカードですが年会費が2,095円と安いのが特徴です。しかし空港のラウンジ利用や、充実の旅行保険などゴールドカードらしい特典はしっかりと付帯をしています。ポイント還元率は0.5%と高くはありませんが、下記のように還元率がアップする仕組みがあります。
- 事前に指定した月は還元率1.5倍
- POINT名人.comでのネットショッピングで還元率アップ
- 取引条件に応じて貯まる★が五つになると、取引金額に応じてボーナスポイントがもらえる
- 年間の利用金額に応じて、翌年の還元率がアップ
また銀行系カード会社のゴールドですが、ステイタスも兼ね備えたおすすめカードです。
まとめ|便利な反面計画的な利用が必要なフレックス払い
フレックス払いは毎月一定額の返済額を払いつつ、いつでも自由に追加返済が可能な便利な返済方法です。毎月の返済額も自由に設定が可能で、返済額が設定金額を下回る場合は手数料無料の1回払いになります。設定金額を超えた部分のみ自動でリボ払いになるので、お店で「リボ払いで」という必要もありません。
このようにとても便利支払い方法ですが、リボ払い同様借入金額の残高が分かりにくく、またつい使いすぎてしまうリスクもあります。そのためフレックス払いを利用する際には、慎重に計画的に利用することが重要です。フレックス払いの利用を検討している方は、ぜひ今回の記事を参考にして下さい。
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