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ネットショッピング(通販)の支払いに使えるクレジットカード5選!

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ネット通販にクレジットカードを使う
ネットショッピングを利用する際、どの決済手段で支払いをするか迷ったことはないでしょうか。セキュリティ面を心配して、クレジットカードではなく代引きや振込み、コンビニ払いを利用する方は少なくないようです。

しかしカード払いの割合はどんどん増加、今ではクレジットカードで支払うのが当たり前になっています。そこで今回はネット通販でカード払いが人気の理由や、おすすめのクレジットカードの選び方について解説していきます。

クレジットカード決済は多い?ネットショッピングでの支払い方法

家庭でのネットショッピングの利用がどんどん増えています!

2002年以降、ネットショッピングは急速に普及しました。総務省が発表した「家計消費状況調査結果」によると、一世帯当たりのネットショッピング利用割合は、2002年が5.3%だったのに対し、2015年には27.6%まで増加しています。

近年はスマートフォンや電子マネーなどで簡単に決済ができるようになったことから、ネットショッピングの利用者は今後も増加する可能性が高いといえそうです。

クレジットカード決済はセキュリティ面で不安がある!?

確かにクレジットカードの不正利用、暗証番号の流出など、ネット決済の安全面には配慮しなければなりません。しかしネットショッピングではクレジットカードを利用した決済の方が様々な点でメリットがあります。

そこで「ネットショップでクレジットカード決済を利用している割合」「ネットショップの支払い方法」について取り上げながら、まずはネットショッピングの決済方法について詳しくみていくことにしましょう。なおクレジットカードの不正利用に関しては補償がカバーするようになっています。

7割近くがネットショップでクレジットカード決済を利用している!

まずは、以下のグラフをご覧ください。

インターネットで購入する際の決済方法(グラフ)
参照:総務省「平成27年通信利用動向調査(複数回答)」

総務省が発表した「平成27年通信利用動向調査」によると、約70%近くの方がクレジットカードで決済をしていることが分かります。過去のデータをリサーチしたところ、平成25年は63.7%、平成26年は64.8%と増加傾向にあることから、今後もクレジットカードで決済をする方は増加していくといえそうです。

ネットショップの支払い方法は全部で5つ

ネットショップ利用時にクレジットカードで決済をする方が多いことが分かったところで、今度はネットショップの支払い方法の種類について見ていくことにしましょう。

①クレジットカード

ネットショップの決済方法として、最もよく利用されている手段です。原則、決済手続はすぐに行われますが、引落しは後日となるケースが目立ちます。決済時に手数料が掛ることはありません。(リボ払いの場合は手数料あり)

②銀行振込

ネットショップ指定の銀行口座に、直接振込をする決済方法です。ネットショップに振込手数料を負担して貰えることもありますが、そのようなケースはあまり多くありません。そのため、多くの場合は振込手数料が掛ると覚えておいた方が無難です。

③代金引換

クレジットカード決済の次に利用者が多い決済方法です。一定金額以上ネットショップで買い物をすると、代引手数料が無料となることがあります。

④コンビニ払い

代金引換の次に利用者が多い決済方法です。ネットショップで買い物をすると、後日コンビニの払い込み用紙が郵送される仕組みとなっています。手数料に関しては、利用するネットショップやコンビニごとで異なります。

⑤電子マネー決済

電子的な貨幣価値をICカード上に保存して利用する「ICカード型」。電子的な貨幣価値をサーバー上に保存して利用する「サーバー型」。事前に入金した残高の範囲内で利用する「プリペイド型」の3パターンに分かれます。

手数料は掛りませんが、支払い可能な金額に上限が設けられているため、利用時は注意が必要です。

以上が、ネットショップの主な支払い方法の種類でした。5つの支払い方法は、どれもメリットやデメリットがありますが、一番おすすめなのはクレジットカード払いです。なぜ、クレジットカード払いがおすすめなのか、次項で詳しくみていくことにしましょう。

なぜネットショッピングはクレジットカード払いがおすすめなの?

ネットショッピングの決済方法として、クレジットカードをおすすめする理由は5つあります。要点は以下のとおりです。

ネットショッピングでクレジットカード決済をおすすめする5つの理由

①決済手数料が無料

ネットショッピングの決済時にクレジットカードを利用した場合、手数料は掛りません。ただし、リボ払いを選択した場合は、リボ払い手数料が発生するため注意して下さい。

また、クレジットカード払いをおすすめする理由はもう1つあります。クレジットカード決済時、購入者の手数料は無料(リボ払いを除く)ですが、ネットショップは仲介会社へ手数料を支払う仕組みとなっています。

そのため、クレジットカードの手数料分を、商品代金に上乗せしているケースが大半です。商品を購入する際に代金引換などの決済方法を選択してしまうと、更に手数料分が上乗せされてしまいます。

その結果、実際の商品価格よりも割高な金額で購入することになるため、クレジットカードで決済した方がお得なのです。

②注文するとすぐに支払いが完了する

クレジットカードで決済をすると、注文と同時に支払いが完了します。そのため、すぐに商品を発送してもらうことが可能です。一方、銀行振込やコンビニ決済の場合、ネットショップが支払いを確認するまでにタイムラグがあり、商品発送までに少々時間が掛ります。

以上のことから、商品を早く届けてもらいたい場合は、クレジットカード決済の方がおすすめなのです。

③カードのポイントがもらえる

各クレジットカード会社、カードの種類によって異なりますが、多くの場合はカード利用時にポイントやマイルが加算されます。ポイントやマイルが貯まると、商品券・商品・航空券などと交換できるため大変お得です。

また、クレジットカードを定期的に利用していると、ショッピングやキャッシングの利用枠を引き上げて貰えることがあります。そうすると、更にお得な特典が追加されますので、クレジットカードを使うほど多くのメリットがあるのです。

④ショッピング保険で補償してもらえる

最近のクレジットカードには、ショッピング保険が付帯されています。「補償額100万円まで・購入日の翌日から90日間補償」など、補償内容はクレジットカードごとで様々です。

盗難や商品破損の場合も購入代金は補償されるため、安心してネットショッピングを楽しむことができます。なお、ショッピング保険は、年会費無料のクレジットカードにも付帯されていることがあります。事前に確認しておきましょう。

⑤クレジットヒストリー(信用情報)をつくることができる

クレジットカードを利用すると、個人信用情報機関に利用履歴が残ります。長期間に亘ってクレジットカードを利用し、遅延することなく返済をしている方は、ローン審査の際に有利です。

また、良好なクレジットヒストリーをつくっておくと、低金利でお金を借りることができます。そのため、ネットショッピングの決済時にクレジットカードを使い、クレジットヒストリーを作っておいた方が何かと便利なのです。

ネットショッピングでクレジットカードを使うと悪用される?

先に触れたとおり、ネットショッピングの際は「クレジットカード決済」をおすすめしますが、個人情報漏洩やスキミングなどを心配し、あまり気が進まない方は多いようです。

そもそも、ネットショッピングでクレジットカードを使うと悪用されることはあるのでしょうか。統計資料を用いながら、詳しくみていくことにしましょう。

ネットショッピングのクレジットカード決済をめぐる代表的な被害

消費者庁が発表した「平成29年版消費者白書」によると、以下のグラフのとおりクレジットカード決済に関連する相談件数は増加し続けているようです。

なお、グラフタイトルにある「CCJ」とは、2015年4月から開設された「国民生活センター越境消費者センター」のことを指します。

決済手段別相談件数の推移について

CCJが受け付けた決済手段別相談件数の推移

参照:消費者庁「平成29年版消費者白書」

グラフのとおり、2012年と2016年を比較すると、クレジットカード決済に関連する相談件数は2倍以上増えていることが分かります。なぜクレジットカード決済の相談件数は増加しているのでしょうか。要因を詳しくみていくことにしましょう。

クレジットカード被害で最も多いのは「解約」トラブル

先ほどの消費者庁「平成29年版消費者白書」の別の統計データによると、クレジットカード決済の相談件数の中で最も多かったのは「解約」に関する相談でした。2016年度を例に挙げると、2,577件のうち約9割近くがクレジットカード決済による相談となっています。

次に多かったのは「詐欺疑い」ですが、相談件数659件のうちクレジットカード決済による相談は約4割程度とそれほど多くありません。つまり、解約トラブルによる相談が圧倒的に多いのです。

なお、解約トラブルの内容としては、偽警告でのウイルス対策ソフト購入誘導、SNS広告経由による化粧品購入などがあり、購入時にクレジットカード決済を使用していたことが相談件数の多さにつながっているようです。

ネットショッピングでクレジットカード決済をしても危険ではない!

クレジットカード決済によるトラブルは、解約や詐欺疑い以外にも、商品未到着、模倣品到着、不当請求、不良品などがあります。

このようなトラブルを避けるために、クレジットカードを利用しない人がいますが、ネットショッピングでクレジットカード決済を利用しても問題はありません。

ネットショップでクレジットカードを使うことが危険なのではなく、安全なネットショップなのか判断する方法が分からない方が危険なのです。

では、安全なネットショップなのか判断するためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。詳しくみていくことにしましょう。

クレジットカード決済前に確認!ネットショップの見分け方

安全なネットショップなのかを見分ける方法は5つあります。概要は以下のとおりです。

カード番号入力ページがHTTPS化されているか

セキュリティ対策のために通信データが暗号化されているサイトは、「https」から始まるURLとなっています。クレジットカード番号を入力するページを開いた際、通常の「http」から始まるURLとなっている場合は、購入を控えましょう。

通信が暗号化されていないと、第三者にカード情報を抜き取られる可能性があります。また、クレジットカード情報に限らず、個人情報を入力することも控えてください。

URLや日本語におかしな点はないか

詐欺サイトの多くは海外でつくられていることから、あまり目にする機会がないURLだったり、日本語の表現が不自然だったりするものです。

違和感がある場合は、必ずネットショップの会社概要や連絡先を確認しましょう。その上で自ら判断できないときは、消費者センターなどへ相談することをおすすめします。

カードの暗証番号入力が必須となっていないか

ネットショッピングをする際、クレジットカードの暗証番号を入力することはありません。決済時に暗証番号の入力が必須となっている場合は、購入を控えましょう。

店頭で商品を購入する際に、本人確認としてクレジットカードの暗証番号を入力することはありますが、ネットショップでそのような形態を導入しているケースはないものです。

メールやSNSを通じて知ったサイトではないか

最近は、本物のサイトと同じように作られた詐欺サイトが増加しています。一見、見分けがつきにくいものですが、特にメールやSNSを通じてアクセスした際は、必ずURLをチェックしてください。

「jp」ではなく「com」となっていたり、本物のサイトのURLと一部異なることがあります。特にフィッシング詐欺の場合、メールやSNSからユーザーを集めるケースが目立つため、安易にアクセスして買い物をしないように気を付けましょう。

個人で運営していないか

個人で運営しているネットショップでも、安心して買い物ができるサイトは多数あります。しかし、ネットでの買い物に慣れていない方は、クレジットカード決済による利用を控えた方が賢明です。

特に海外のネットショップの場合、日本国内で運営されているネットショップとは異なり、安全性を確認することは困難だといえます。

以上のことから、個人で運営しているネットショップから買い物をする際は、サイトの安全性やセキュリティを確認するのはもちろんのこと、安全だと確認できたとしてもクレジットカード決済以外の方法で購入しましょう。

ネットショッピングで安心してクレジットカードを使うためには?

安全なネットショップを利用していても、ちょっとした油断からトラブルに巻き込まれることがあります。安心してクレジットカードを使うために、最低限押さえておきたいポイントについて詳しくみていくことにしましょう。

クレジットカード決済時に押さえておきたい3つのポイント

購入する商品やサービスが決まりクレジットカードで決済をするときは、以下の3つのポイントを押さえるようにしましょう。

公衆のWi-Fi接続時にクレジットカード決済をしない

公衆のWi-Fiに接続している際は、個人情報を入力したり、クレジットカード情報を入力することは避けた方が無難だといえます。なぜなら、セキュリティ対策が施されていないことがあるからです。

また、偽のWi-Fiスポットに接続してしまい、サイバー犯罪に巻き込まれてしまう可能性も否定できません。信頼できる公衆のWi-Fiもありますが、できるだけ契約中の通信事業者が提供している通信を利用しているときに、クレジットカード決済を行いましょう。

本人認証サービスを活用する

本人認証サービスとは、「3Dセキュア」とも呼ばれています。簡単にいうと、安全にクレジットカードを利用するための認証サービスのことです。

本人認証サービスはクレジットカードについてくるサービスとなっており、たとえばアメックス、VISA、JCB、Mastercardなどで取り扱っています。

加盟店も認証サービスに対応している必要はありますが、本人認証サービスを利用すると、よりセキュリティを高めることが可能です。

インターネット上で決済をする際に「専用のパスワード」「ワンタイムパスワード」を入力する手間は掛るものの、カード情報が漏れた場合でも第三者の悪用を防ぐことができます。

OSやセキュリティソフトは最新の状態にしておく

Windowsやセキュリティソフトの更新を放置すると、些細なきっかけからウイルスに感染したり、ハッキングの被害に遭いやすくなります。

そのため、ネットショップでクレジットカード決済をする際は、OSやセキュリティソフトを最新の状態にしておきましょう。

ネットショッピングでクレジットカードを使わないのは損!

これまで解説してきたとおり、ネットショッピングではクレジットカード決済が断然おすすめです。決済手数料は無料ですし、クレジットカードのポイントが貯まりやすくなるため、カードを使わない方が損をします。

また、いざというときはショッピング保険で補償されるため、トラブルに巻き込まれた場合でも被害を最小限に留めることが可能です。

今回ご紹介した「安全なネットショップの見分け方」「クレジットカード決済時に押さえておきたい3つのポイント」を参考にしながら、クレジットカードを活用してネットショッピングを楽しみましょう。

クレジットカードの選び方Card selection points