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クレジットカードは3枚、4枚持ちが最強!保有枚数を増やすメリットを紹介

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ノートパソコンと2~3枚のクレジットカード

クレジットカードをメインカードとサブカードとで複数枚使い分けるのは当然の時代となりました。また、1人あたりの保有枚数も、2枚より3枚、3枚より4枚という風にアップすることによって、効率的に使い分けるケースも増加しています。

クレジットカードを複数枚使い分けることにどんな意味があるのか? そして保有枚数を増やすメリットは何なのか? などについて詳細に解説していきます。これから複数枚の使い分けを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

クレジットカードは3枚、4枚持ちが最強!

4枚のクレジットカード

クレジットカードの発行枚数は国内で今や3億枚に迫る勢いです。そして、2016年度の調査では、20代~60代の男女のうち、クレジットカードの保有枚数も80%を超えており、1人あたりの平均保有枚数も3枚以上という結果が出ています。

もちろん、「平均」の保有枚数ですから中には1枚だけの人もいますし、10枚以上のクレジットカードを持っている人もいますが、この調査結果は、今や複数枚持ちは当たり前のように認知されてきていることを示す興味深い数字ですね。

クレジットカードの3枚、4枚持ちが最強なのは使い分けが便利だから

クレジットカードを3枚、4枚持つ理由は複数枚持つことで使い分けをするためという理由があります。利用シーンに応じて使い分けることで、1枚ずつのパフォーマンスをグッと上げることもできるのです。

その代表例がポイント還元率。スーパーやコンビニ、ガソリンやグルメ、旅行やレジャーなど、よく利用する店舗でお得にポイントの貯まるカードを使い分けることで、ポイントの獲得も効率的になるなどのメリットがあります。

得意分野を使い分ければ多彩な特典を使える

さらに、クレジットカードごとの特徴を組み合わせてそれぞれに足りない部分を補強するような使い分けもできます。

クレジットカードの付帯特典もそれぞれ異なりますので、1枚目にない特典が付帯したカードを2枚目に、1枚目にも2枚目にもない特典が付帯したカードを3枚目に持つなど、各カードの得意分野を生かした使い方もできるようになります。

  • T&Eカード…旅行やグルメ、レジャーなどの特典が豊富
  • 銀行系…ATM手数料無料など独自サービス
  • 流通系…スーパーなどでポイントアップ&割引
  • 信販系…どこで使っても還元率高め
  • 交通系…JRや私鉄、地下鉄などのICカード一体型
  • 航空系…マイルが貯まりやすい
  • 石油・クルマ系…ガソリン割引、車検でキャッシュバックなど
  • キャリア系…携帯キャリアでお得
  • ネット通販系…自社サイト利用で高還元

クレジットカードの特典やサービスはどこも似通っているようにも思えますが、それぞれに強みが異なります。これらを複数枚持つことで、用途ごとでの使い分けが可能なのです。

3枚、4枚持ちにおすすめのクレジットカード

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3枚、4枚持ちの基本はメインカードとサブカードでの使い分け

クレジットカード複数持ちの基本となるのが、メインカードとサブカードの使い分けによる2枚持ちです。

複数のクレジットカードでシーンごとの使い分けをしたり、特徴を組み合わせたりしながら利用することに大きな意味があります。

メインカードとサブカードは、文字通り主役となるカードと脇役となるカードのことです。日常的に使われる言葉ではありませんので、そもそもの定義自体も曖昧です。

要は、使う人にとって主役になるのか、脇役として特定のシーンのみに活用するのかの違いです。

メインカードとサブカードをそれぞれ分類するなら、次のような定義が当てはまります。

メインカード ・普段使いとして使用。主にポイント還元を目当てに利用するカード
・ステータス性やブランド力のあるカード
サブカード 海外での利用や特定店舗でのみ活用度の高いカード

普段使いでポイント還元率が高めのクレジットカードであれば、公共料金などの支払いで効率よくポイントを稼げるのでお得になります。もっとも使う用途が広いカードがメインカードに適しています。

また、ステータスの高いクレジットカードや、ブランドとして信頼性の高いクレジットカードも、メインカードとして向いています。

3枚目、4枚目のクレジットカードの選び方

異なる国際ブランドで選ぶ

ショッピングでポイントになるのがクレジットカードの国際ブランドです。国際ブランドごとに加盟店数も異なっており、特に海外では異なる国際ブランドを組み合わせると利用シーンも広がります。

  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
  • アメリカン・エキスプレス
  • ダイナースクラブ

クレジットカードの国際ブランドとして知られているのが以上の5大ブランドです。世界中でもっとも加盟店数が多いのはVISAで第二位がMasterCardです。JCBは国内の加盟店数が多いので国内だけならJCBだけでも不便はありませんし、近年では東南アジアなどでも加盟店数が拡大しています。

アメリカン・エキスプレスやダイナースクラブは、ステータスカードとして世界中の認知度も圧倒的ですが、加盟店数となると他の国際ブランドより少なくなります。ただし、国内であればJCB加盟店で利用できますし、ダイナースクラブは海外のディスカバー加盟店でも利用できます。アメリカならMasterCard加盟店でも利用可です。

中国旅行だけは銀聯カードが必要

基本的には、海外ならVISAとMasterCardの組み合わせがもっとも効果的です。ただし、中国に関しては銀聯カードの使い勝手が高く、中国への旅行や出張時には、銀聯カードを持っていくのが常識化しています。

銀聯カードについては、⇒『銀聯カード(中国の国際ブランドのクレジットカード)を持つべき理由・メリット』も参照してください。

海外旅行では、単独ブランドでは利用できないお店があった場合にとても不便です。海外で多額の現金を持ち歩くのは危険ですし、クレジットカードの存在は欠かせません。

複数の国際ブランドを持っていれば利用できるお店も多くなりますし、仮に1枚が盗難や紛失などに遭っても、他のクレジットカードでカバーすることができますので、トラブル対策にも有効です。

海外旅行傷害保険で選ぶ

病院

海外へ行くのであれば、怪我や病気などのトラブルに備えておくことも大切です。万一、怪我や病気などで医療機関を受診した場合、医療費は日本よりも高額なりますし、怪我や病気の度合いによっては入院や手術が必要になります。

そうなると、最低でも数百万円の医療費がかかってしまいます。

そこで活躍するのがクレジットカードに付帯されている海外旅行傷害保険なのですが、1枚のカードに付帯されている補償だけではいざという場合に足りないケースもあります。

そのため、海外旅行の際には、クレジットカードよりも補償の充実した保険会社の海外旅行保険へ加入する人もいます。

しかし、わざわざ保険会社の旅行保険へ加入しなくても、海外旅行傷害保険が付帯したカードを複数枚持つことで、それらの補償内容を合算させることができます。傷害死亡・後遺障害に関しては、もっとも金額の高い補償が適用されますが、それ以外の補償内容はすべて合算が可能です。

複数枚持つと海外旅行傷害保険の金額が増加する

キャリーケースイラスト

海外旅行傷害保険の充実度を図る場合は、2枚目や3枚目に選ぶカードは海外旅行傷害保険が自動付帯したものを選ぶのが良いと先述しましたが、同じカード会社ではなく、異なるカード会社を優先して選ぶようにし、必ず自動付帯のものを選ぶことが重要です。

また、海外旅行傷害保険の合算は、引受保険会社がダブっていたり国際ブランドが異なっていると合算ができないという一部の都市伝説もありますが、実際には1枚につき1契約ということになっているため、同じ保険会社同士であっても合算することが可能です。

ただし、複数枚持ちの際に注意したいのは、デュアル発行やデュアルスタイルと呼ばれる発行方法を利用した場合です。こうした発行方法で2枚持ちした場合は、1つのクレジットカードを異なる国際ブランドで利用することができるタイプのため、海外旅行傷害保険も1枚分しか適用されません。

保険は自動付帯」のカードがおすすめ

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ここで注意すべきポイントがあります。それは「自動付帯」と「利用付帯」です。自動付帯は所持しているだけで補償が適用され、利用付帯はそのカードで旅行代金等を支払わないと補償が適用されません。

つまり、海外旅行の際に3枚のクレジットカードを所持していくとして、1枚は利用付帯でも構いませんが、他の2枚は海外旅行傷害保険が自動付帯されているものでなければ使い分けが難しくなってしまいます。もちろん、3枚とも自動付帯であればそれに越したことはありません。

目的は旅行先のトラブルに備えて海外旅行傷害保険の補償内容を充実させることですので、サブカードとして携行していくカードは海外旅行傷害保険が自動付帯されているものを選んだ方が便利です。

よく利用するスーパーやコンビニで選ぶ

ショッピングイメージイラスト

クレジットカードによっては、スーパーやコンビニ、家電量販店や百貨店などでお得にポイントが貯まったり、割引が適用されたりするタイプもあります。

しかし、クレジットカードを1枚持っていればすべての商業施設でそうしたお得を受けられるわけではありませんので、それぞれの商業施設でお得な利用ができるクレジットカードを複数枚持つのが理想的です。

よく行くお店で、それぞれにポイント還元率アップや割引を受けられるクレジットカードを使い分ければ、無駄なくポイントを稼ぐことができるようになります。

優待サービスやキャンペーンで選ぶ

遊園地イラスト

クレジットカードには付帯特典があり、その内容も各カードごとに様々です。中には、女性向けの特典が充実したクレジットカードや、ロードサービスなどのサービスが付帯するクレジットカードなど、個性的な特典が付帯するカードもあります。

また、グルメやレジャー施設、カラオケなどでお得な優待を受けられるサービスが付帯するカードもあります。クレジットカードを複数持つことで、あらゆるシーンで柔軟に使い分けることができるので、お得度の幅を広げるのに威力を発揮します。

年会費で選ぶ!無料なら複数枚持ちでも負担は少ない

年会費無料クレジットカード

2枚目、3枚目のクレジットカードを検討する際、維持コストを抑えるなら年会費無料のクレジットカードを選ぶのがおすすめです。

枚数が多くなると年会費の分だけ出費がかさみますし、1枚1枚の年会費は少額でも、地味に財布を圧迫します。

年会費が無料であれば何枚持っても維持コストがかかることはありませんので、家計の節約のためにも欠かせないポイントになります。

3枚目4枚目におすすめのクレジットカード4選

では、実際に3枚目、4枚目におすすめできるクレジットカードをご紹介していきます。特徴的なクレジットカードをピックアップしていますので、参考例としてぜひ自身に合った3枚目or4枚目を見つけてくださいね。

ルミネの人気ショップがお得になるルミネカード

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駅ビル型ショッピングセンターで知られるルミネ。そのルミネをお得に利用できるのが『ルミネカード』です。

通勤などの際に電車をよく利用し、かつ駅ビルに立ち寄ってショッピングをする機会の多い方は、こうした駅ビルでお得に利用できるクレジットカードも検討リストに加えたいところ。

『ルミネカード』はSuica一体型で、Suicaチャージにも対応しています。Suicaにチャージすれば還元率が3倍の1.5%、Suica定期券購入でも1.5%の高還元率です。ルミネでのショッピングに利用すれば一部の店舗を除き常時5%OFF、セールなら10%OFFで購入できます。

年会費は初年度無料で次年度以降は953円+税。海外旅行傷害保険が自動付帯され、国内旅行傷害保険も利用付帯されています。Suicaを利用していてルミネでもショッピングをするなら、サブカードとしての価値は大です。

マルイでお得度UPする「エポスカード」

エポスカード券面画像

エポスカード』はマルイでお得に利用できる年会費無料の百貨店系のクレジットカードです。ポイントの標準還元率こそ0.5%と低めですが、マルイのエポスカード会員優待「マルコとマルオの7日間(年4回開催)」では10%OFFで商品を購入できます。

さらに『エポスカード』の秀逸な特徴として、「年会費無料なのに特典が豊富すぎる&海外旅行傷害保険も自動付帯されている」というメリットが挙げられます。グルメやレジャー、アミューズメントの各施設を優待割引で利用することができるほか、海外旅行傷害保険も自動付帯なので、海外旅行などの際のサブカードとして活躍します。

エポスカード

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スーパー系のクレジットカードでは最強の「イオンカード(WAON一体型)」

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イオンカード(WAON一体型)』は、流通大手のイオンやイオングループの各店舗でお得に利用できる流通系カードの代表格です。もちろん、ザ・ビッグやマックスバリューなどのスーパーでもお得に利用でき、イオン利用者なら必携の1枚です。

イオングループなら常時ポイント2倍の1.0%、毎月10日は還元率5倍の2.5%、20日と30日ならイオングループで5%OFF、誕生日月に贈られてくるバースデーパスポートを利用すれば、5%~10%OFFでショッピングができます。

毎月5日の「お客様わくわくデー」ではWAONの支払いで還元率1.0%となるので、『イオンカード(WAON一体型)』でチャージすれば、チャージ分の還元率0.5%と合わせて実質1.5%の高還元率で利用できます。電子マネーとの使い分けをしたい方にもおすすめのカードです。

イオンカード(WAON一体型)


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セブン&アイで高還元のド「セゾンカードインターナショナル」

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セゾンカードインターナショナル』は、クレディセゾンの発行するプロパーカードで、セゾンカードを代表するスタンダード・カードです。年会費無料で、ポイントの有効期限を設けない永久不滅ポイントが人気です。

セゾンカードインターナショナル』のポイント還元率は0.5%と標準的なものの、セゾンカードの「Netアンサー」から電子マネーnanacoと連携させ、その後セブンイレブンやイトーヨーカドーで利用すると還元率0.5%+nanacoポイント1.0%が貯まり、計1.5%の高還元率で利用できます。この高還元率は、セブンイレブンとイトーヨーカドーを高還元率で利用できる『セブンカード・プラス』に匹敵します。

また、「セゾンポイントモール」を経由したネットショッピングなら、LOHACOで還元率1.5%、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどを1.0%で利用でき、ネット通販をお得に活用したい方にもおすすめできます。

セゾンカード インターナショナル

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ドコモユーザー必携の「dカードGOLD」

dカード GOLD

近年、生活に深く浸透しているアイテムとなっているのがスマホ。それだけに、スマホもお得に利用したいという人も増加中です。そんな方におすすめできるのが、キャリ系クレジットカードとして人気急上昇中の『dカードGOLD』です。

ドコモユーザー必携の『dカードGOLD』は、ゴールドカードランキングでも常に上位にランクインしているほどの注目カード。ドコモの携帯料金やドコモ光などの通信費を10%キャッシュバックしてくれるため、年会費10,000円の元は簡単に取れてしまいます。仮にスマホ+ネットで毎月10,000円ほどだとしたら、年間で12,000円のキャッシュバックですから、元を取るどころかプラスになります

また、「dカードケータイ補償」が付帯しているので、購入から3年間という期限付きではあるものの、最大で10万円補償してくれます。もちろん、空港ラウンジサービスなどゴールドカードにふさわしい特典も付帯。USJのドコモラウンジも利用できます。

クレジットカードを3枚、4枚持つ注意点

クレジットカードの支払日が別々になる

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クレジットカードを複数枚持つということは、カードごとに支払日もバラバラということになります。特にサブカードはたまにしか利用しないこともあるため、うっかり支払日を忘れてしまうこともあり得ます。

複数枚のクレジットカードを使い分けることはとても便利ですが、支払いに遅延が発生したり延滞してしまったりすると、クレジットカードの利用そのものを止められてしまうような事態にもなりかねませんので、支払日等の管理もしっかり行うようにしましょう。

保有枚数が増えると限度額が減ることがある

「重要」イラスト

意外と知らない人も多いのですが、クレジットカードで利用できる極度額というのは、人によって上限が定められています。割賦販売法という法律で、年収や生活維持費から弾き出される「包括支払見込額」の90%を上限としなければならないというルールがあるからです。

包括支払見込額というのは、年収のほか、世帯人数や持ち家の有無などから計算される生活維持費、そしてすべてのクレジットカードで年間いくらの請求があるのか? という年間請求予定額などを元に算出されます。

極度額というのは、すべてのクレジットカードを通しての極度額ということになります。仮に、極度額が100万円であった場合、1枚目で発行したカードのショッピング限度額が30万円だったとすると、それ以降に発行されるクレジットカードの限度額は残りの70万円の枠内で設定されることになります。

発行するカード会社でも、極度額ギリギリでショッピング利用枠を設定することはありません。ショッピングの限度額も、極度額より低く設定しています。しかし、枚数が増えればどんどん極度額の余裕がなくなってしまいますので、保有枚数が増えれば増えるほど利用限度額は低くなっていきます。

年会費がかさんでしまう

複数枚のクレジットカード

クレジットカードを複数枚持つということは、年会費も気にしておくことが大切です。クレジットカードの年会費は、当然ながら有料のものもあれば無料のものもありますから、1枚1枚の年会費は少額でも、思いのほかかさんでしまうことも考えられます。

さらに、どのカードがどれだけの年会費なのかを把握するのも難しくなったりします。クレジットカードを複数枚持つのであれば、なるべく年会費無料のタイプを選んでおくと、管理も比較的楽になります。

3枚目、4枚目のクレジットカードカードの審査に突破するコツ

  • 1枚目・2枚目の限度額を見直しておく
  • 短期間に何枚ものカードに申し込まない
  • 1枚目・2枚目で支払の遅延や滞納をしない
  • 1枚目・2枚目の個人情報に変更が生じたら速やかに変更しておく
  • 1枚目・2枚目で余裕の無い使い方をしていないこと
  • 他社も含めたキャッシングやカードローンはなるべく利用しない
  • 携帯電話の割賦払いに遅延や滞納がないこと
  • リボ払いの支払額が多い

枚数が多くなればなるほど、先に述べたようにその後に発行されるカードの極度額もどんどん減っていきますので、まずは1枚目と2枚目の利用限度額をあらかじめ見直しておくと、3枚目、4枚目の利用限度額設定にも余裕が生まれます。

また、審査に落ちてしまったからといって短期間に何枚ものクレジットカードへ申し込むことは審査上かなり不利になります。

いつ申し込んで審査結果はどうだったのか? ということは信用情報機関への照会で分かってしまいますので、立て続けにあちこち申し込むのではなく、半年以上の期間を開けてから申し込みましょう。

審査が気になるなら3枚目4枚目のクレジットカードは年会費無料にしておく

3枚目、4枚目の審査に通過できるかは、カード会社の審査基準によって異なりますし、どのようなクレジットカードを選ぶかによっても変ってきます。

しかし、確実な審査通過を望むなら、年会費無料のクレジットカードを選ぶのがおすすめです。

学生や若者向け、女性向け、主婦向けなどのクレジットカードに年会費無料カードが多いのは、維持コストが不要だからです。属性の低めな人でも持ちやすくなっているので、審査基準も比較的低めな傾向にありますので、3枚目、4枚目のカードとしても持ちやすいのです。

クレジットカード複数枚使い分けのすすめ|まとめ

クレジットカードを複数枚所持して使い分けをするメリットなどについて解説してきましたが、選び方は1枚目のときとは全く異なる基準になります。

1枚目を選ぶ場合は、なんとなく申し込んでみたというケースもあるでしょうし、たまたま店頭でキャンペーンをやっていたからつい申し込んでしまったというケースもあるでしょう。

しかし、3枚目、4枚目ともなると、1枚目や2枚目との組み合わせ重視で選ぶことが求められます。サービスや特典内容がダブってしまっていては活用度も低くなるからです。

組み合わせを中心に、どれだけメリットがあるか? そして1枚目や2枚目のクレジットカードのデメリットをどれだけカバーすることができるか? ということを考えながらカード選びをするのも意外と楽しいものです。

ここでご紹介したクレジットカードを中心に、ぜひご自身のライフスタイルや利用シーンに合った、「旨みのある1枚」を見つけてみてくださいね。

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