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海外旅行で外貨両替とクレカのキャッシングはどっちがお得?

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外貨両替のイメージ

外貨両替とクレジットカードの海外キャッシングはどっちが得?

海外キャッシングの方がお得になるケースが多い

利用しているクレジットカードによってもお話は異なりますが、外貨両替と海外キャッシングを比較した場合、海外キャッシングの方がお得になるケースがほとんどです。
次項では、外貨両替と海外キャッシングを比較し、実際にどのくらいお得になるのか詳しくみていくことにしましょう。

外貨両替とクレジットカードの海外キャッシングの手数料や利息はどれぐらい違う?

この項では、為替レートを100円、ATM手数料を200円として、500ドルの現金を引き出したときの違いを比較していくことにします。

※実際の手数料の利率などはその時々で変動するため、あくまでもシミュレーション結果の1つとして参考にしてください。

①MasterCardで海外キャッシングした場合(5日後に返済)

500ドル x(100円 ×(1 + (利息(18%×5日÷365日)) + ATM手数料 200円 = 50,323円

② 国内での外貨両替(為替手数料を3円/ドルと仮定)

500ドル x(100円 + 為替手数料 3円) = 51,500円

ご覧のとおり、MasterCardの海外キャッシングがお得であることが分かります。米ドルは、日本国内で一番手に入れやすい通貨といわれており、マイナーな通貨と比較すると両替の手数料は低く設定されています。それでも、海外キャッシングを利用した方がお得なのです。

ちなみにクレジットカードを利用して海外キャッシングを行い、繰り上げ返済をしなかった場合もみていくことにしましょう。通貨を引き出してから40日後に返済をした場合、以下の通りとなります。

(100円 ×(1 + (利息(18%×40日÷365日))×500ドル + ATM手数料 200円 = 51,186円

海外キャッシングの方が外貨両替よりもやや安いものの、あまり変わらない金額となってしまいました。帰国後、速やかな繰り上げ返済の重要性が、とてもよく分かる結果だといえます。

以上のことから、海外キャッシングを有効活用しながら、帰国したあとは早めに完済するようにしましょう。

クレジットカードの海外キャッシング手数料の仕組み

外貨両替と同様、クレジットカードの海外キャッシングにも手数料(金利)があります。あくまでも一般的なお話となりますが、年率15%から18%に設定されていることがほとんどです。

クレジットカード会社が定めている年率を、借入期間に応じて日割計算し、返済時に上乗せして支払うことになります。

外貨両替とは?海外へ行く前に押さえておきたい基礎情報

以下では外貨両替と海外キャッシングの基礎情報について紹介していきます。

まず外貨両替とは一国の通貨を他の国の通貨に両替することを指します。為替相場、もしくは海外為替相場と呼ばれることもあります。

海外旅行や海外留学へ行った経験がある方は、一度は耳にしたことがあるはずです。また、外貨両替は2つに分かれており、どちらか一方の相場を基準に両替することになります。

為替相場 世界で相場が決まっている
両替相場 VISAなどの国際ブランドやクレジットカード会社が決める

もっとも為替レートが安いのは、「為替相場」です。なお、外貨両替をする際は、必ず「為替相場」と「両替相場(両替手数料)」の手数料が発生します。

為替相場は交換レートが随時変動するため、両替するタイミングによって得をすることもあれば、損をする可能性もあります。もしも損をする可能性が高い場合は、両替手数料を抑えることで損失分をカバーする必要があるのです。

一方、両替相場に関しては、日本円を外貨に両替してもらった業者に支払う手数料ですので、どこで両替をするのかがとても重要となります。

では、外貨に両替したいときは、どこで両替をするとお得になるのでしょうか。

外貨両替はどこがお得なの?

日本国内で外貨両替をする場合、一般的には以下の3箇所で行うことができます。それぞれの特徴をまとめましたので、参考にしてください。

銀行や空港の両替所

銀行の専用窓口、もしくは空港の外貨両替所(FOREIGN EXCHANGE)で両替が可能です。1ドルあたり3円ほどの両替手数料が掛ります。たとえば、日本円を1,000ドルに両替した場合、手数料は約2,500円です。

また、空港で外貨両替をした場合は、約3,000円と銀行よりも割高となります。それだけでなく、航空機の搭乗直前は非常に混雑するため、空港での両替はあまりおすすめできません。

チケットショップ

チケットショップ、または金券ショップでも外貨両替は可能です。銀行や空港で両替するよりも、手数料が低く設定されていることがあります。あくまでも目安ですが、1,000ドルあたり約2,000円程度です。

ただし、外貨両替が可能なショップは、それほど数は多くありません。あったとしても街中に数店舗しかないなど、気軽に利用できないことがあります。

場合によっては、銀行で外貨両替をした方が良いケースもあるため、事前に外貨両替を取扱っているチケットショップ・金券ショップを探しておきましょう。

FX口座の利用

FXの口座を使って、両替した外貨を引き出す方法です。1ドルあたり20銭ほどの手数料が掛ります。一見、手数料がとても安く見えますが、実際のところはかなり割高です。FXの場合は、他にも3つの手数料がかかります。

  • 現地通貨を銀行口座へ出金するための手数料
  • 現地通貨を銀行口座から受け取るための手数料
  • 銀行口座から現地通貨を引き出すための手数料

以上の3つの手数料も追加すると、トータルで3,000円~6,000円ほどの手数料が掛ってしまうのです。つまり、外貨両替の方法としては一番手数料が高いといっても良いかもしれません。

また、出金や引き出しのときに手間がかかるため、あまり現実的な両替方法ではないといえます。

クレジットカードの海外キャッシングとは?

これまで外貨両替について詳しく確認しましたが、この項ではクレジットカードを使った海外キャッシングについて見ていくことにします。外貨両替と比較すると手数料がお得な他、手続きが簡単なため大変お勧めです。

海外キャッシングとは、海外にあるATMでクレジットカードを使い、現金(現地の通貨)を引き出す方法のことを指します。

クレジットカードで現金を引き出すことを「キャッシング」といいますが、海外キャッシングはその「海外版」といってもよいかもしれません。大きく異なる点は、日本円ではなく海外の通貨でお金を引き出す点にあります。

基本的な流れは、日本国内でキャッシングする際と大きく変わりません。ATMにクレジットカードを入れ、事前に登録しておいた暗証番号を入力すると、現地通貨を引き出すことができます。

一旦クレジットカード会社にお金を借りて、あとから返済する流れとなりますが、当然のことながら利息を含めて返済することになります。キャッシングをしたあとは、できるだけ早く返済することがポイントです。

海外には海外キャッシングが使えるクレジットカードを持っていこう

海外キャッシングを利用する際は、VISA、Master Card、JCBなどの国際ブランドを通じてキャッシングを行います。各国際ブランドが各国の金融機関と提携をしているため、海外キャッシングを利用することができるのです。

街中にあるスーパーをはじめ、ホテル、駅、空港など様々な場所にATMが設置されていますので、比較的簡単にATMを見つけることができるはずです。
VISAならPLUSマーク、MasterならCirrusマークといったように、ATMに目印となるステッカーが貼られていますので、そのステッカーを確認した上でATMを利用してください。

なお、クレジットカードの中には国内での利用を想定しているカードもあり、VISA・Master Cardといった国際ブランドのマークが付いていても、海外キャッシングで利用できないケースもあります。
海外キャッシングを利用予定の方は、事前にクレジットカード発行会社のWEBサイトなどで確認することをおすすめします。

クレジットカードの海外キャッシング6つの注意点

クレジットカードの海外キャッシングの場合、注意したいことが6つあります。どれも大切なポイントとなりますので、1つずつ詳しくみていくことにしましょう。

利用可能なクレジットカードとATMを確認しておく

クレジットカードのキャッシング機能を使うには、専用のATMを利用する必要があります。国際ブランドごとでATMは異なるため、事前に確認しておきましょう。今回は、4つの国際ブランドのATMについて表にまとめました。参考にしてください。

カードの種類 ATMの特徴
VISA VISAもしくはPLUSのロゴが記載されたATMを利用
MasterCard MasterCard、mastercard、Cirrusのいずれかのロゴが記載されたATMを利用
JCB JCB、もしくはCirrusのロゴが記載されたATMを利用
Diners Club Diners Club、もしくはPulseのロゴが記載されたATMを利用

ATM利用手数料を抑えるようにする

ATMを利用する際、1回現金を引き出すたびに100円から200円のATM手数料が発生します。何度もキャッシングしてしまうと、その都度、ATM手数料が加算されるため、1回のキャッシング金額を多めにしてATM手数料を抑えるようにしましょう。

クレジットカードの利用可能枠を確認しておく

クレジットカードには、ショッピング枠とキャッシング枠があります。たとえば、限度額が50万円の場合、この50万円の中にショッピング枠とキャッシング枠が含まれているのです。

つまり、クレジットカードのショッピングを利用すると、海外キャッシングの枠は徐々に減っていきます。そのため、海外へ行った際にショッピングとキャッシングの両方でクレジットカードを利用するのであれば、事前に利用可能な枠を確認しておきましょう。

日頃から定期的にクレジットカードを利用し、遅延なく返済を続けていると、利用可能枠が上がるケースもありますが、海外へ行く前にコールセンターに連絡し、一時的にキャッシング枠を増枠できることもあるようです。希望する場合は、早めに手続きを終えておきましょう。

帰国したら早めに返済を済ませる

通常、海外キャッシングで利用した金額は、毎月のクレジットカードショッピング利用額と合わせて銀行口座から一括引落しとなります。ショッピング利用の場合、引落し日まで金利は発生しませんが、キャッシングの場合は1日ごとに金利が発生するため、できるだけ早くに返済することがポイントです。

一番のオススメは、帰国後の一括返済だといえます。帰国後にクレジットカード会社の窓口へ連絡し、繰り上げ返済したい旨を伝えることで、手続きを行うことができます。手続きが完了して返済を済ませた後は、その時点から金利の発生が止まるため、トータルの返済額を抑えることが可能です。

ちなみに、海外滞在中に繰り上げ返済をすることもできますが、あまりおすすめはしません。国際電話を使ってクレジットカード会社に連絡する必要があるため、手間、手数料、電話代を考えると、帰国してから一括返済をした方が現実的です。

海外キャッシングの返済方法に注意する

海外キャッシングの返済方法の1つに「リボ払い」があります。リボ払いの場合、返済額の中に利息が含まれることになるため、利息を差し引いた金額しか返済できません。つまり、なかなか完済できないことにつながりやすいのです。

元々、リボ払いが設定されているクレジットカードを利用している場合は、一括返済に変更するか、リボ払いの返済額の限度いっぱいで返済することをおすすめします。もしくは、前述したとおり、帰国後に一括繰り上げ返済をしてください。

ポイントは付与されないケースが多い

各クレジットカードには、様々なポイントサービスが付帯されています。ショッピング利用の場合は、ポイントが加算されますが、キャッシング利用の際はポイントが加算されないケースがほとんどです。

外貨両替とクレジットカード海外キャッシングまとめ

日本は「現金主義」の国ですので、普段から現金を持ち歩いていても盗難等の被害に遭うケースはほとんどありません。しかし、海外の場合は話が別です。

日本人はリッチな民族だと見られがちですので、盗難や置き引きなどの被害に遭うことは少なくありません。多額の現金を持ち歩いていると、すべて取り上げられてしまうことがあります。

そういったトラブルから身を守るためにも損をしがちな外貨両替ではなく、手数料がお得なクレジットカードの海外キャッシングを利用しましょう。

また、クレジットカードには盗難や紛失の保証が付帯されています。現金が盗まれた場合は諦めるしかありませんが、クレジットカードであれば被害を最小限に留めることが可能です。

盗難対策のために最低2種類以上のクレジットカード持参し、いざというときに備えておくようにしましょう。

参考:FXとは何の意味?初心者が知っておきたい外国為替の基礎知識

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