ふるさと納税はクレジットカード決済がお得!ポイント還元などのメリットや注意点
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自分の出身地や応援したい自治体に対して寄附できる制度が「ふるさと納税」です。地域の特産品などが御礼として進呈されるだけでなく、税金が控除されるというメリットもあることから、多くの人に注目されています。
地域の特産品や税金の控除などのメリットがあるふるさと納税をクレジットカード決済にするとポイント還元などで更にお得になります。
当記事ではふるさと納税をクレジットカードで支払うメリットや注意点、一番お得に活用できる方法を詳しく紹介します。
ふるさと納税とは
ふるさと納税とは、自分の故郷や応援したい自治体に対して寄付をすることで、自治体から御礼品を受け取ったり税金の還付や控除を受けられるシステムです。
社会貢献に繋がるだけでなく、お礼の品物を受け取る楽しみがあります。お礼の品として用意されている物には、ブランド肉や高級米などがある場合もあります。(ただし、全ての自治体がお礼品を用意しているものではなく、一部の自治体ではお礼品が用意されていません)
寄付した金額は年度内の所得税から還付されて、翌年度の住民税から控除されるというメリットもあります。ふるさと納税で還付・控除される金額は給与所得や家族構成によって異なるため個人差はありますが、寄付した金額から自己負担分として2,000円を差し引いた金額が還付・控除されます。
ふるさと納税はクレジットカード決済がお得な理由
ふるさと納税をクレジットカード決済にすると以下のメリットがあります。
- ポイント還元でお得に返礼品が受け取れる
- 支払い手数料がかからない
- カードによっては還元率以上にポイントがもらえる
- ポイントサイト経由をするとポイント3重取りも可能になる
ポイント還元でお得に返礼品が受け取れる
間違いなくこれが最大のメリットでしょう。
現金でふるさと納税をする場合もお得ですが、返礼品の上限額は寄付額の最大3割という縛りがあるため、単純に3割お得でしかありません。
しかし、クレジットカードのポイント還元や、後述するポイントサイトの還元は別途受けることができます。
キャンペーンなどを活用すれば、寄付額の20%ほどをポイントで還元することも可能です。
30,000円分ふるさと納税をした場合、2割に当たる6,000円分のポイントが返ってくると考えるとどれだけお得か分かるはずです。
支払い手数料がかからない
ふるさと納税で寄附する主な方法は、直接自治体の窓口に行くか、納付書で自治体の口座に振込・コンビニ払いをする方法です。
これらは手間だけでなく、多額の手数料がかかるという点が大きなデメリットです。
しかし、ふるさと納税をクレジットカード決済にすると、納付手続きのために外出する手間が省け、手数料もかからないのでスピーディーに寄附が完了します。
自然災害で大きな被害を被った自治体を応援するためにふるさと納税をする場合も、クレジットカード決済なら手数料なしですぐに寄附ができます。
カードによってはボーナスポイントがつく
また、楽天カードや三井住友カード、エポスカードといった一部のカードでは、特定のふるさと納税サイトを利用するとボーナスポイントが付与されます。
例えば三井住友カードの「ポイントUPモール」では時期よりますが、「さとふるでふるさと納税するとポイント10倍」「ふるさとチョイスでふるさと納税するとポイント4倍」などの特典を用意しています。
カードや時期によりますが、ポイント20倍という時もありますので、例えば三井住友カードの還元率は0.5%ですが、20倍の時期に利用すると還元率は10%に届きます。
返礼品の価格である30%と合わせると実質40%の還元率になるので、ふるさと納税でクレカを活用しない手はないでしょう。
ポイントサイト経由をするとポイント3重取りも可能に!
ポイントサイトを経由してふるさと納税の申込みすると、クレカのポイント還元と別に、ポイントサイトのポイントが付与されるので更にお得になります。
- クレカのポイント還元
- ふるさと納税サイトのポイント還元(楽天ポイント、pontaポイント、anaマイルなど)
- ポイントサイトのポイント
上記の3種類のポイントを3重どりで獲得できるのです。
なお、以下のポイントサイトとふるさと納税サイトが提携しています。
すぐたま | ポイントタウン | ハピタス | ポイントインカム | PONEY | |
---|---|---|---|---|---|
わが街ふるさと納税 | ◯ | ||||
さとふる | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
ふるなび | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ふるり | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
ふるさとプレミアム | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
noma-style.com | ◯ | ◯ |
そのため、お得利用したい方はポイントサイトからふるさと納税サイトを利用して、クレジットカード決済するのもおすすめです。
ふるさと納税をクレジットカード払いにする注意点
ふるさと納税をクレジットカード払いにする際にはいくつか注意したいポイントがあります。
年末にクレジットカード決済すると年度内に処理されない事がある
年末が近づくと税金控除の目的でふるさと納税を検討する人も多くなりますが、年末ギリギリになると年度内の処理に間に合わない可能性があります。
特に納付書払いにした場合は、自治体が着金確認をするまでに時間がかかるためタイムロスが発生します。クレジットカード決済の場合はほぼリアルタイムで着金確認ができるため、タイムロスが生じにくいのが特徴です。
クレジットカード決済の場合も着金確認まで数日必要な場合もあるようですが、クレジットカードの決裁日が年内であれば年度内として処理してもらえる自治体もあるようです。
確実に年度内に処理してもらいたいのであればできるだけ余裕を持って11月中には手続きを済ませるようにして、年末ギリギリになりそうな場合は事前に自治体へ確認しておくことをおすすめします。
家族名義のクレジットカードだとNGな窓口もある
ふるさと納税のクレジットカード決済で、ついうっかり間違えて家族名義のクレジットカードでしてしまった!というケースも少なくありません。例えば、妻が夫からふるさと納税の手続きを頼まれて夫名義で寄付をするつもりだったのに、妻名義のクレジットカードを使って支払手続きを済ませてしまうというケースです。
結論から言えば、原則的にはふるさと納税で寄付をする人とは違う名義のクレジットカード決済にすることは認められていません。しかし、ふるさと納税で寄付をした自治体窓口に問い合わせをしてみると、名義が違うクレジットカード払いにしても問題ないと回答されたというケースもあるのです。
実際のところは自治体によって対応が異なるようで、寄付を申し込んだ人が名義のクレジットカードでなければいけない!という場合と、寄付を申込みした人と違う名義のクレジットカードでも問題ないという場合があるので、心配な場合は寄付をした自治体窓口まで問い合わせすることをおすすめします。
クレジットカード払いに対応していない自治体もある
ふるさと納税のクレジットカード払いは全ての自治体が対応可能なわけではなく、一部の自治体では未対応の場合があります。また、クレジットカードの種類によっては使えない場合もあります。
ふるさと納税のお礼品を用意している自治体はクレジットカード払いに対応している場合が多く、クレジットカードの種類も5大国際ブランド(VISA、MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナース)が搭載されていれば問題なく使用できます。
ふるさと納税の寄付を検討している自治体が決まっている場合は、クレジットカード払いに対応しているか確認しておくことをおすすめします。
クレジットカードでふるさと納税する方法・流れ
クレジットカードでふるさと納税ができるポータルサイトは複数存在しており、それぞれ異なる特徴があります。
サイト名 | 使用できるクレジットカード | 特徴 |
---|---|---|
ふるさとチョイス | ほとんどのクレジットカードに対応(ヤフー公金支払い、GMOゲートウェイ)一部自治体は対応不可 | 全国各地の自治体を掲載しています。情報量がとても多いのが特徴です。 |
楽天ふるさと納税 | ほとんどのクレジットカードに対応(ヤフー公金支払い、GMOゲートウェイ)一部自治体は対応不可 | 寄付額の最大30%を楽天ポイントで還元 |
さとふる | 5大国際ブランド | オリジナル返礼品が多数ある |
au pay ふるさと納税 | 5大国際ブランド | 寄付額の1%をpontaポイントで還元 |
ANAのふるさと納税 | 5大国際ブランド | 寄付額100円につき1マイルで還元 |
ふるさとプレミアム | VISA、MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス(一部の自治体では未対応の場合あり) | 寄付額をamazonギフトポイントで還元 |
ふるさと本舗 | 5大国際ブランド | 寄付額をamazonギフトポイントで還元 |
ふるぽ | ほとんどのクレジットカード(ヤフー公金支払い、GMOゲートウェイ)一部自治体は対応不可 | ポイント制を採用しており、運営しているJTBならではの旅行ジャンルのお礼が充実しています。 |
ふるなび | 5大国際ブランド(ヤフー公金支払い) | 寄付額をamazonギフトポイントで還元。 |
ポイントサイト経由する場合、還元率が0.7%に設定されている「ハピタス」がおすすめです。
ハピタスを経由して「ふるなび」等からお好みの自治体を探してお礼品を決めたら、リンク先から自治体に寄付の申込みを行い、クレジットカード決済の手続きを行います。
最近はヤフー公金支払いのお支払いに対応している自治体がほとんどなので、申込みと同時に寄付手続きを簡単に済ませられます。
仮に20,000円を【ハピタス⇒ふるなび⇒自治体へ寄付】という流れで申込みした場合、
- ハピタス:7%=1400ポイント(1400円分)
- ふるなび:1%=200円分のアマゾンギフトコード
- クレジットカード:1%=200円分のクレカのポイント還元
1,800円分のポイントをふるさと納税の寄付でゲットでき、更に自治体からのお礼品や税金の還元・控除まで受けられます!
還付金と控除額の計算方法
【ふるさと納税として20,000円を寄付した場合】
20,000-2,000円=18,000円が控除額になります。
このうち所得税の還付は所得金額に応じて適用される、所得税率を掛けて算出されます。
例えば所得金額が330万円を超え695万円以下の場合は還付は20%なので、18,000×20%=3,600円が還付されます。住民税は基本分となる10%と特例分を合わせた14,400円が控除額になります。
なお、控除額の上限は給与所得と家族構成によって定められています。例えば給与収入500万円、夫婦または共働きで高校生の子供が一人いる場合は49,000円までのふるさと納税が控除の目安になります。
事前に自己負担2,000円に収まる金額で寄付金額を設定することをおすすめします。
ふるさと納税はクレジットカード決済まとめ
ふるさと納税は地域の特産品がもらえて税金も抑えられるだけでなく、クレジットカード決済にするだけでもっとお得になります。
ポイント還元率が高いクレジットカードを利用するほど更にお得になるので、ぜひポイント還元率の高いクレジットカードでふるさと納税の寄付をお試しください。
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