イオンのETCカードはおすすめ！3種類の選び方や特典を徹底比較

イオンカードのETCカードの選び方

高速道路がお得なクレジットカードといえば、【イオンカード】と【NEXCO（Nippon Expressway Company Limited：高速道路株式会社）】が提携して発行している【高速道路NEXCOカード】です。

たとえば『イオン 首都高カード(WAON一体型)』（年会費無料／還元率0.5%）は、日曜日の利用では首都高通行料金が最大20%割引きになったり、サービスエリア（SA）、パーキングエリア（PA）で、高い還元率が受けられます。

高速道路利用者には必須のクレジットカードと言えます。また複数枚を組み合わせることも可能なので、広い地域を旅する方は複数申し込みがおすすめです。

利用する高速道路で選ぶ

高速道路株式会社法によって設立された特殊会社（NEXCO）は、日本全国の地域ごとに【NEXCO東日本（東日本高速道路株式会社）】、【NEXCO中日本（中日本高速道路株式会社）】、【NEXCO西日本（西日本高速道路株式会社）】の3社と、都市高速道路を主に管理する【首都高速道路株式会社】と【阪神高速道路株式会社】の計5社があります。

ETCカードを選ぶ際は、以下を参考に自身が利用する高速道路に該当している会社と提携しているカードを発行するべきです。

 各イオンETCカードのメリット

イオン 首都高カードは毎週日曜日に首都高通行料金が20％OFFになる

本カードの魅力は、何といっても日曜日の割引きです。毎週日曜日に本カードのETC専用カードを利用すれば、首都高通行料金が請求時に20%割引きとなります。このタイミングを計って首都高に入るドライバーも多く、メリットは極めて高いです。

さらに首都高のPAを利用する場合も、本カードを利用するのがおすすめです。首都高パーキングエリアの売店・レストランで本カードを利用すると、200円ごとにWAON POINTが5ポイント！ 通常の5倍たまります。

イオン THRU WAYカードは日曜日の阪神高速道路が5％オフになる

休日のドライブデート利用で人気の『首都高カード』の関西版が『イオン THRU WAYカード(WAON一体型)』（年会費無料／還元率0.5%）です。

数値は違いますが、付帯するスペックは似ており、こちらは日曜日に阪神高速通行料金が5%OFFになる特典が付いてきます。同じく関西圏のドライブデート、レジャーにおすすめです。

また、本カードを阪神高速パーキングエリアの売店・レストランで利用すると、常にWAON POINTが10倍観点されるのも人気の秘密です。還元率は最大5.0%に跳ね上がります。

ただしキャンペーン対象店舗に限られる点に注意しましょう。

イオン E-NEXCO passカードは通常の還元率0.6%と高い

万人向けとしても人気の『イオン E-NEXCO passカード(WAON一体型)』（年会費無料／還元率0.6%）は、東北地方や北海道などの東日本エリアであれば、こちらを選んでおけば間違いありません。

このカードの還元率が他のクレジットカードよりも高い0.6%になるのは、高速道路料金の支払いに使える「E-NEXCOポイント」を利用できるからです。

「WAON POINT」1,000ポイントを、「E-NEXCOポイント」1200ポイントに交換することができます。

また、本カードを提示することで、割引きや特別なサービスを受けられることがあります。特に使えるのが「ドラ割」です。

ドラ割とは、ETC車を対象に高速道路が乗り放題になるなどの特典を付加した割引商品です。

観光施設の優待割引や宿泊特典なども付いているため、クルマの旅には積極的に活用したいところです。「ドラ割」申し込み時にE-NEXCOポイントIDを入力することで、追加の「E-NEXCOポイント」を獲得できます。

イオン NEXCO中日本カードは中日本のSAやPAでポイント2倍になる

東京都から愛知県名古屋市まで続く東名高速道路をメインで利用する方におすすめなのが、『イオン NEXCO中日本カード(WAON一体型)』（年会費無料／還元率0.5%）です。

基本の特典は『イオン E-NEXCO passカード(WAON一体型)』に準じますが、各種キャンペーンが行われていることがあります。

ただし本カードの基本スペックは、それほど魅力的ではありません。ETCカードのポイント2倍、SA・PAでポイント2倍などのキャンペーンは開催されていますが、そもそも還元率が低いため高還元カードほど魅力が無いです。

還元率や基本スペックでは『イオン E-NEXCO passカード』の方がお得かも！？

これは発行元の中日本高速道路株式会社が、東名高速の流通量で莫大な利益を上げているため、それほどクレジットカード事業に本腰を入れていないことが関係していると言われています。

実際、人気だった『プレミアムドライバーズカード』は2017年3月で取り扱い停止となりました。首都高や阪神高速道路をご利用の方は、そちらのNEXCOカードを利用する方がおすすめです。

その他のエリアなら全国の高速料金支払いで使えるイオン E-NEXCO passカードがおすすめ

自分がメインで利用する高速道路が無かったり、お住まいの地域が西日本の場合は専用カードがありません。

そんな方におすすめなのが、NEXCO東日本が発行するプロパーカード『イオン E-NEXCO passカード(WAON一体型)』（年会費無料／還元率0.6%）です。

というのも全国の高速道路でメリットがあるNEXCOカードがこれだけだからです。付帯するETCカードを利用すれば、全国どこの高速道路を利用しても、ポイントを利用した高速料金の支払いが可能です。

全国に対応しており還元率も優秀

『イオン E-NEXCO passカード』は、貯まるのはイオンカードの「WAON POINT」ですが、これを専用の「E-NEXCOポイント」に交換することで、全国の高速道路料金の支払いに活用することが出来ます。

さらに本カードのWAON POINTは、20％アップでE-NEXCOポイントに交換出来るため、他のカードよりも還元率が上がっています。