WebMoney Cardとは?メリットや作り方、使い方を紹介
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WebMoney(ウェブマネー)とは、株式会社ウェブマネーが発行しているプリペイド型の電子マネーのことを指します。WEB関連の電子マネーの総称ではありません。
一企業の個別の電子マネーです。インターネット専用の電子マネーとなっており、「WebMoneyマーク」が付いている加盟店サイト限定で利用することが可能です。
WebMoney(ウェブマネー)のメリットやお得な使い方について詳しく解説していきます。
WebMoney(ウェブマネー)とは
誰でも使えるネット決済に特化した電子マネー
WebMoney(ウェブマネー)は株式会社ウェブマネー(WebMoney Corporation)が発行するプリペイド型の電子マネーです。個人情報の登録・入力が不要というメリットがあります。また、年齢制限がなく、診査も不要、コンビニで誰でも買えます。
オンラインゲームやネットショッピングのサイトで利用しやすく、クレジットカードを持てない層を中心に、安全な電子マネーとして普及が進んでいます。
WebMoney(ウェブマネー)のメリット
- 年令制限が無い
- 個人情報の登録/入力がいらない
- コンビニで買える
- 審査に通る必要が無い
- 国内最大級の利用サイト数
- 有効期限無し
まずは、ウェブマネーを購入(チャージ)する方法から詳しく見ていくことにしましょう。
ウェブマネーカードとは?
ウェブマネーのプリペイド式カード
ウェブマネーカードとは、ウェブマネーの加盟店で利用可能なプリペイドカードのことです。使い捨てのカードではなく、有効期限5年以内であれば、何度もチャージして利用できるため大変便利なカードとなっています。
また、プリペイドカードであるにもかかわらず、マスターカード加盟店・ウィブマネー加盟店でクレジットカードと同じように利用することも可能です。イメージとしては、デビットカードに近い使い方となります。
ウェブマネーカードは元々2種類あった
ウェブマネーカードは元々2種類に分かれていました。しかし、2018年2月時点で発行が可能なのは「WebMoney Card(以下:ウェブマネ―カード)」のみです。以前は「WebMoney Card Lite(以下:ウェブマネ―カードLite)」と呼ばれるカードもありましたが、新規申込みと再発行の受付は中止されています。
すでにウェブマネ―カードLiteを所有している方は、継続利用が可能ですが、再発行が必要となった場合、ウェブマネ―カードに切り替えなければなりません。なお参考までに、ウェブマネーの公式Webサイトで案内されていた情報を次の項にまとめました。
ウェブマネーカードの特徴
まずは、以下の表をご覧ください。ウェブマネーカードの特徴を表にまとめました。
ウェブマネーカード | ウェブマネーカードLite ※現在、新規申込・再発行の受付は休止中 |
|
申込の条件 | 未成年は親権者の同意が必須 | 制限なし |
保有できる枚数 | 1枚 | 3枚 |
本人確認の有無 | あり | なし |
カードの名義 | 本人(ローマ字) | WEBMONEY USER |
年会費 | なし | なし |
発送手数料 | 無 料 | 無 料 |
カード有効期限 | カード発行から5年 | カード発行から5年 |
カード更新 | あり | なし |
残高上限 | 100万POINTが上限 | 100万POINTが上限 |
利用可能な加盟店 | WebMoney加盟店・Mastercard加盟店※一部対象外の店舗あり | |
WebMoneyの利用上限 | 残高の範囲内で利用可能 | 残高の範囲内で利用可能 |
Mastercardの利用上限 | 残高の範囲内で利用可能 | 1日3万円まで/月5万円まで |
前述したとおり、新規受付はウェブマネーカードのみとなっていますが、比較しやすいようにウェブカードマネーLiteの情報もご紹介しました。基本的なサービス内容は、ほぼ同じであることが分かります。
注目したいのは申込み条件と利用上限額です。ウェブマネーカードの場合、未成年者は親権者の同意が必要となります。ただし、ウェブマネーならびにマスターカードの利用上限額は、残高の範囲内です。そのため、ウェブマネーカードLiteよりも、使い勝手が良いといえます。
ウェブマネーカードは有効期限が経過すると失効する
ウェブマネーカードを利用する上で注意したいのは、有効期限が発行月より5年となっている点です。カードの裏面を見ると、必ず有効期限が記載されているため、確認をしておきましょう。
有効期限が近くなると、カード更新のお知らせがありますので、所定の手続きを忘れずに行ってください。万が一、更新手続きを忘れた場合、残高の有無に関係なく失効してしまいます。
失効してしまうと返金はできませんので、有効期限が近くなったら残高が残らないように使い切るようにしましょう。
ウェブマネーカードを作る方法
ウェブマネーカードを作る方法は、非常に簡単です。申込みの流れについて、詳しく見ていくことにしましょう。
【ステップ1】申込み手続を行う
まずはウェブマネーの公式サイトから、申込み手続きを行いましょう。「ウェブマネーカード 申込み」で検索すると、検索結果の上位に公式サイトが表示されます。
そちらのサイトへ移動し、「お申し込みはコチラから」のボタンを選択してください。
メールアドレスの認証を実施した後、必要事項を入力して最後に内容を確認するだけで申込みは完了します。
【ステップ2】郵便局から届く通知書を受け取る
郵便局から通知書が届きますので、「自宅郵送」「郵便局受取」のいずれかを選択してください。
【ステップ3】本人確認書類を提示する
ウェブマネーカードの受取りは、本人限定となっています。また、その際は本人確認書類を提示しなければなりません。たとえば、運転免許証、健康保険証、パスポートなどがあるため、郵便局のホームページ、または通知書の内容を事前に確認しておきましょう。
カードを受け取ったあとは、すぐに利用できますので早速チャージしてください。ウェブマネーには審査がないため、申込みから受取りまでは1週間程度とスピーディーです。
ウェブマネーカードのチャージ方法を紹介
ウェブマネーをチャージする方法は、
- 専用アプリ「WebMoneyカードケース」からのチャージ
- お店でのチャージ
の2パターンとなっています。
「WebMoneyカードケース」ならクレジットカード払いでチャージできる
「WebMoneyカードケース」からチャージをする場合、4つの方法があります。
- 三菱東京UFJ銀行の口座からチャージする
- インターネットバンキングの口座からチャージする
- 所定のクレジットカードでチャージする
- コンビニなどで購入したプリペイド番号を引き継ぐ(手数料4%)
チャージをする際、クレジットカード払いにしたいときは、必ず「WebMoneyカードケース」を利用しなければなりません。その他のチャージ方法の場合、クレジットカード払いは非対応となっているため気をつけましょう。
なお、クレジットカードでチャージをすると、クレジットカードのポイントが付与されます。クレジットカードのポイントを貯めている方は、カード払いがおすすめです。
チャージする金額の単位は元々指定されています。三菱東京UFJ銀行とクレジットカード払いは3,000円からチャージが可能ですが、インターネットバンキングの場合、最低額は5,000円です。
また、1,000円単位でチャージすることはできず、2,000円から5,000円単位で区切られているため、事前に確認しておきましょう。
お店でチャージする方法
お店でチャージする場合は、主に4つの方法があります。
- ローソンの店頭でチャージする
- セブンイレブンの収納代行を使ってチャージする(アプリ経由で手続きをする)
- 全国にあるauショップでチャージする
- 自遊空間の店頭でチャージする
ローソンと自遊空間の場合、ウェブマネーカードとチャージしたい金額分のお金を店頭のスタッフに渡すだけでチャージできます。ただし自遊空間は、「チャージ可」のマークが付いている店頭のみ対応が可能です。また、自遊空間の会員登録が必須となっているため、その点だけ注意してください。
ウェブマネーで支払いをする方法
前述した通りウェブマネーカードは、クレジットカードと同じように支払いの際に使うことができます。「ウェブマネー加盟店」「マスターカード加盟店」で支払いができますが、それぞれ方法は異なるものです。概要は以下の通りとなります。
ウェブマネー加盟店で支払う場合
ウェブマネーの加盟店で支払う方法は、「プリペイド番号で支払う方法」「アプリで支払う方法」の2つです。まず、プリペイド番号で支払う方法ですが、Web上にあるウェブマネーの支払い画面を開き、ウェブマネーカードの裏面に記載されている、プリペイド番号を入力するだけで支払いができます。
一方、アプリで支払う方法ですが、「WebMoneyカードケース」の場合は、プリペイド番号を入力する必要はありません。アプリを起動すると、画面上に利用中のカード情報が表示されますので、そちらを選択(タップ)するだけで支払いは完了します。
マスターカード加盟店で支払う場合
マスターカード加盟店で支払う方法は、「ウェブで支払う方法」「お店で支払う方法」の2つです。いずれも使い方は通常のクレジットカード(マスターカード)と変わりはありません。
違いがあるとすれば、事前にチャージしておくことだけです。Amazon、App StoreなどのWebサイト、またはマスターカード加盟店で買い物をした際の支払い時に利用することができます。
お店で支払いをする場合、サインが必要となるケースがある他、自動精算機利用時はマスターカードの暗証番号が求められることがあるようです。また、分割や複数払いには対応しておらず、必ず1回払いとなるため気をつけてください。
ウェブマネーカードを持つメリット
この項では、ウェブマネーカードを持つメリットについてご紹介します。順番にみていくことにしましょう。
クレジットカードのような審査がない!
ウェブマネーカードは、事前にチャージをして利用する仕組みです。貸し倒れのリスクがないため、申込み時に審査が行われることはありません。未成年者は保護者の同意が必要となるとはいえ、クレジットカードのように使い過ぎることはないため安心です。
クレジットカードの使い方とほぼ同じで手軽
前項で触れたとおり、ウェブマネーカードは国際ブランドであるマスターカードとしても利用することができます。ネット通販、マスターカード加盟店、ウェブマネーカード加盟店だけではなく、海外旅行の際もクレジットカードと同じように利用できるため大変便利です。
クレジットカードからのチャージが最もお得
「WebMoneyカードケース」を使ってクレジットカード払いでチャージすると、クレジットカードのポイントを貯めることができます。
また、ウェブマネーカードの加盟店で利用した際は、ウェブマネーカードのポイントが貯まるため大変お得です。
通常のウェブマネーポイント還元率は0.5%ですが、定期的に開催されているキャンペーン時に入会すると、入会後3ヶ月は還元率が1.0%となったり3.0%等となることがあります。
ポイントが付与されるのは、ウェブマネー加盟店で支払いをした場合に限定されますが、申込みを希望する場合はキャンペーン情報を必ずチェックしておきましょう。
貯まったウェブマネーのポイントは、現金、ギフト券、電子マネーなど、様々なサービスや商品と交換が可能です。
ウェブマネーカードは紛失・盗難被害に遭っても損失が少ない
ウェブマネーカードは、チャージした金額の範囲内でしか利用できない仕組みとなっています。そのため、紛失・盗難の被害に遭遇した場合でも、被害額はチャージ分のみです。
チャージしたばかりの頃に被害に遭った場合、金額によっては若干損失が大きくなることもありますが、クレジットカードの被害と比較すると、そこまで甚大な被害とならないケースが目立ちます。
ウェブマネーカードを使うときに注意したいこと
ウェブマネーカードは大変便利なサービスですが、利用時はいくつか注意したいことがあります。押さえておきたいポイントは4つありますので、それぞれ詳しくみていくことにしましょう。
チャージする際に手持ちのVISA・JCBカードが使えるとは限らない
「WebMoneyカードケース」を使ってクレジットカード払いでチャージする際、利用できるクレジットカードの種類に制限があります。そのため、手持ちのVISA、JCBカードで支払うことは可能か、事前に確認しておきましょう。
ウェブマネーの公式Webサイトで案内されていたクレジットカードは、以下の通りです。
- すべてのマスターカード
- クレディセゾンVISA・JCB
- UC発行VISA
- au WALLETクレジットカード
- トヨタファイナンス発行クレジットカード
- エポスカード
- 三菱UFJニコス発行MUFGカード
- DCカード
- NICOSカードVISA
※本人認証サービス(3Dセキュア)の手続き必須。
事前にクレジットカード会社で設定を済ませておく必要あり。
上記に該当しない場合、クレジットカード払いができない可能性があります。詳細は、直接問い合わせて確認してください。
マスターカードの加盟店ではポイントがつかない
ウェブマネーカードをマスターカード加盟店で使用した場合、ポイントは付与されません。ポイントが付与されるのは、以下の2つのケースのみです。
- クレジットカード払いでチャージしたケース(クレジットカードのポイント付与)
- ウェブマネーカード加盟店で支払いをしたケース(ウェブマネーポイントが付与)
そのため、できるだけポイントを貯めたい時は、クレジットカード払いでチャージしつつ、支払い時はウェブマネーカード加盟店かどうか確認することをおすすめします。
ウェブマネーのプリペイド番号引継ぎ時は4%の手数料が掛る
コンビニの店頭で販売されているシートタイプ、もしくはギフトカードを利用して「WebMoneyカードケース」に引継ぐ場合、手数料が4%掛ってしまいます。そのため、手数料の支払いを避けたいときは、コンビニのレジでチャージしたり、クレジットカード払いを選択するなど、手数料不要なチャージ方法を利用しましょう。
マスターカード加盟店で利用できないケースがある
マスターカード加盟店の一部では、ウェブマネーカードを利用することができません。ウェブマネーの公式Webサイトで詳しく案内されていますので、一通り目を通しておきましょう。参考までに、利用不可店舗の一部を以下の表にまとめました。参考にしてください。
店舗名 | |
携帯電話料金 固定電話料金 |
au(一部コンテンツは利用可能) NTTドコモ(一部コンテンツは利用可能) ソフトバンクモバイル など |
その他の月額課金料金など | @nifty(一部コンテンツは利用可能) au one net オリックスカーシェア タイムズプラス エックスサーバーなど |
生命保険料 損害保険料 |
アクサダイレクト生命保険 セゾン自動車火災保険 ソニー損害保険 など |
電子マネー | nanaco WAON 楽天Edy など |
その他 | TSUTAYA 東京ディズニーリゾート(一部施設は利用可能) もしもドロップシッピング など |
上記以外にも、ガソリンスタンドや飛行機内の販売サービス、高速道路などでも利用できません。また、本人認証サービス(3Dセキュア)が必須となるサイトでの利用も不可です。
WebMoney Cardのメリットや作り方まとめ
これまでお伝えしてきたとおり、ウェブマネーを使うならクレジットカード払いによるチャージが断然お得です。
また、クレジットカード払いにするとチャージする際の手間が省けるため、より利便性が高くなります。
ついクレジットカードを使い過ぎてしまう方や、日頃から電子マネーを利用している方は、早速ウェブマネーカードの申し込みをしてみましょう。
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