電子マネーチャージでお得にポイントが貯まるクレジットカードの使い方!税金支払いでもお得
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キャッシュレスと言えば以前はクレジットカードを使った決済が中心でしたが、最近では電子マネーの普及が進んでいます。
しかし、電子マネーのチャージに使えるクレジットカードには制限がある場合が多く、お得に活用するには相性の良い組み合わせを知っておくことが重要です。
今回の記事では電子マネーチャージでお得にポイントが貯まるカードや、ポイントを二重取り出来る組み合わせを紹介しています。電子マネーをお得に活用したい方は、ぜひ今回の記事を参考にして下さい。
電子マネーチャージでお得なクレジットカード7選!
paypayにチャージ出来るのはヤフーカードのみ
たくさんの種類のある電子マネーの中でも、近年急速にシェアを伸ばしているのがPayPayです。Suicaなどと比べると電子マネーとしては後発組ですが、100億円キャッシュバックなどのお得なキャンペーンの展開によって現在では電子マネーのシェアとしては一番の利用数を誇っています。
そのPayPayは基本的には前払いのプリペイド型の電子マネーですが、クレジットカードを登録することで後払いでの支払いが可能です。
登録出来るクレジットカードはVISA、MasterCard、JCBが可能で、クレジットカードを登録しておけば、PayPayの残高が足りなくてもクレジット払いで決済出来ます。
またクレジットカードを使って事前にチャージをする事も可能ですが、唯一チャージが出来るのはヤフーカードのみです。
ヤフーカードでのチャージと、登録したクレジットカードでの支払いは後払いになるという点では同じですが、paypayユーザー同士での送金の有無が違います。
ヤフーカードのチャージであればpaypayユーザー間の送金が無料で出来るので、割り勘などの際にとても便利です。
またヤフーカードは新規入会キャンペーンで最大7,000円分のpaypayポイントをもらう事も出来るなど、PayPayと一番相性の良いクレジットカードと言えます。
楽天Edyなら楽天カードがお得
paypayと同様にプリペイド式でシェアの高い電子マネーが、楽天が展開している楽天Edyです。
楽天Edyは電子マネーの中では比較的歴史が古く、草分け的な存在となっており加盟店の数などではトップクラスの存在です。
プリペイド式なので基本は事前にチャージをして利用をしますが、クレジットカードを使ってチャージをすることが可能です。
チャージ可能なクレジットカードは複数ありますが、楽天カードでチャージをすると還元率0.5%のポイントがもらえるのでおすすめです。
楽天Edyは利用に応じて0.5%のポイントが貯まるので、楽天Edyの利用+楽天カードのチャージでポイント二重取りが可能ですが、実はそこまでお得ではありません。
楽天カードは通常カード利用に応じて1.0%のポイントが貯まりますが、楽天Edyへのチャージの場合は0.5%の還元率になります。
そのため二重取りをしても、楽天Edy利用の0.5%+楽天カードでのチャージの0.5%=1.0%となるのでそこまで還元率が高くなる訳ではありません。
しかし他のクレジットカードでのチャージではポイントが付かないケースもあるので、楽天Edyと相性が良いのはやはり楽天カードと言えるでしょう。
楽天ペイでも楽天カードがおすすめ
同じく楽天が展開している電子マネーでシェアが高いのが、楽天ペイです。先ほど紹介した楽天Edyと良く似ていますが、楽天Edyがスマホやカードをかざして決済するのに対し、楽天ペイはQRコードやバーコードを表示して決済します。
楽天ペイも楽天Edy同様に事前にチャージして利用するプリペイド型の電子マネーですが、クレジットカードを登録することで後払いにする事が出来ます。
登録出来るクレジットカードはVISA、MasterCard、JCB、アメックスなど幅広いですが、楽天カードであれば還元率1.0%のポイントを貯めれるのでお得です。
また楽天ポイントの加盟店であれば、楽天ポイントカードを提示することで更にポイントをもらうことが出来るのでポイント還元率をアップすることが可能になります。
加盟店毎にもらえるポイントは異なりますが、2%を超える還元率になる場合もあります。
Suicaならビューカードでポイント二重取りが出来る
交通系電子マネーの中でもシェアが高いのが、JR東日本が展開しているSuicaです。2001年のサービス開始から20年以上も経過している電子マネーで、利用した経験のある方も多いでしょう。首都圏ではSuicaと同様に私鉄で使える電子マネーのPASMOも有名です。
そのSuicaと相性が良いのが、同じくJRが発行しているビューカードです。ビューカードとSuicaの相性が良い一番の特徴が、ビューカードを使ってSuicaをチャージをすると1.5%の還元率でポイントが貯まる点です。
ビューカードはカードの通常利用時の還元率は0.5%なので、Suicaへのチャージに限っては還元率が3倍になります。Suicaにチャージが出来るクレジットカードは他にもありますが、一番還元率が良いのがこのビューカードです。
更にチャージしたSuicaを利用すると、店舗にもよりますが0.5%~1.0%でポイントがたまるので、チャージと合わせればポイントの二重取りが可能になります。
ポイントを二重取りすることで還元率は最大で2.5%もの高還元率になる、とても相性の良い組み合わせとなっています。
iDならdカードゴールドか三井住友カードがおすすめ
続いてはドコモが運営をしている電子マネーのiDです。iDはこれまでのような事前に入金をするプリペイド型の電子マネーではなく、クレジットカードなどと連携して利用する後払い型の電子マネーです。
そのためたくさんの種類のクレジットカードと連携することが出来ますが、どのカードと連携をさせるかが重要になります。
ここまで紹介をした電子マネーと違って、iDの利用だけではポイントが貯まらず、連携させたクレジットカードのポイントが貯まります。
更にiD搭載型のクレジットカードであれば、簡単な手続きで利用をすることが出来ます。
そのため連携させるクレジットカードは、iD搭載型でポイント還元率の高いカードを選ぶことが重要ですが、おすすめなのが三井住友カード(NL)とdカードゴールドです。
三井住友カード(NL)は通常の還元率は0.5%と低いですが、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・マクドナルドでの利用は+2%の高還元になります。
他にも事前に指定していた店舗で利用すると、+0.5%の還元率になる特典もあります。コンビニやマクドナルドでの利用が多い方にはおすすめです。
dカードゴールドはドコモの利用料金の10%がポイント還元されるので、ドコモユーザーであれば高い年会費をカバーしやすいのが特徴のカードです。
通常の利用で1.0%の還元率に加え、dポイント特約店ではポイント加算があるので、お得にポイントを貯めやすいです。また上限3万円までのケータイ補償も付帯する、ドコモユーザーにはオススメのカードです。
nanacoならセブンカード・プラスで二重取りが出来る
流通系電子マネーとしてシェアが高いのが、セブン&アイホールディングスが発行をしているnanacoです。nanacoは事前にチャージするプリペイド型の電子マネーですが、唯一クレジットカードでチャージを出来るのがセブンカード・プラスです。
このカードは通常利用の還元率は0.5%と高くはありませんが、セブン&アイホールディングスの店舗で利用をすると還元率が2倍になります。更にnanacoへのクレジットチャージや、オートチャージでも0.5%の還元率でポイントが貯まるのも特徴です。
nanacoを利用して決済をすると0.5%でポイントが貯まるので、nanaco+セブンカード・プラスの組み合わせであればポイントの二重取りが出来ます。
またカードの利用で貯まったポイントは1ポイント=1円でnanacoに交換が出来るので、ポイントを無駄にすることもありません。このようにnanacoとの相性がピッタリなのがセブンカード・プラスです。
waonはイオンカード・セレクトで二重取りが可能
先程紹介をしたnanacoと同じく流通系電子マネーとしてシェアが高いのが、イオングループが運営をしているwaonです。
waonは事前にチャージをするプリペイド型の電子マネーですが、イオンカード・セレクトであればクレジットチャージや便利なオートチャージを利用することが出来ます。
イオンカード・セレクトは、このカード1枚でクレジットカード・waon・イオン銀行のキャッシュカードの機能を兼ね備えたカードです。通常利用での還元率は0.5%と高くはありませんが、イオングループでの利用であればポイントが2倍、また毎月10日はイオングループ以外での利用もポイントが2倍になります。
このカードはwaonへのチャージでもポイントが貯まるのも特徴で、waonの利用で貯まるポイントと合わせればポイントを二重取りすることが出来ます。
また公共料金の支払いや給与受取をイオン銀行に指定することで、waonポイントが貯まる特典も付帯します。このようにwaonと相性が良く、ポイントが貯めやすいのがインカード・セレクトです。
電子マネーでクレジットカードを使う注意点
お手軽に決済が出来る便利さから、最近では急速に電子マネーの普及が広まっています。
それに伴って電子マネー+クレジットカードの組み合わせを利用する方も増えていますが、お得な反面注意すべきポイントもあります。
ここでは電子マネーでクレジットカードを利用する場合の注意点を紹介していきます。
つい使いすぎてしまう場合がある
事前に入金をするプリペイド型が多い電子マネーですが、クレジットカードを組み合わせることで後払い型で利用出来ます。
後払い型は手元に現金が無くても決済が出来るので便利な反面、つい使いすぎてしまう可能性があります。特に電子マネーの場合は手軽に決済が出来るので、カードの利用よりもお金を使っているという感覚を感じにくいです。
また残高が減れば自動的にチャージをしてくれるオートチャージも、使いすぎてしまいやすい機能の一つです。
このように電子マネーは使いやすいだけに、お金を使っているという感覚が乏しい特徴があります。クレジットカードを組み合わせる際には、計画的に利用することが重要です。
紛失時のリスクが高い
電子マネーを決済する媒体としては、スマホやカードが多いです。プリペイド式であれば万が一スマホやカードを失くしてしまっても、チャージ分だけの損失ですみます。
しかしクレジットカードを連携させていると、チャージ以上に不正利用をされてしまう可能性もあります。このように紛失時のリスクが高いのが、注意点の一つです。
電子マネーチャージはなぜ改悪が続く?
電子マネーが急速に広まっている理由の一つに、還元率の高さがあります。クレジットカードと比べても高い還元率で人気を集めていますが、足元では還元率の低下などの改悪も続いています。
人気を集めているにも関わらず、なぜ電子マネーは改悪が続いているのでしょうか。
サービス開始当初は利用者を集めるために特典を良くしているため
人気を集めている電子マネーですが、最近では還元率の悪化などの改悪も少なくありません。電子マネーでこれだけ改悪が行われている理由の一つに、サービス開始当初は利用者を集めるために特別に特典を良くしていることがあります。
利用者を集めるために当初は還元率を良くしていても、一定期間が経過すると通常時への還元率へと戻す必要があります。
数年前から新しい電子マネーサービスが続々始まりましたが現在は新規参入は少なく、ある程度知名度の高い複数社で落ち着いています。
そのため各社とも競合に打ち勝つための高還元から、安定運営へと移行をしていく時期となっているのが現在の状況です。このような事情から、最近では電子マネーの改悪が続いていると言えるでしょう。
今後はクレジットカードとの比較が重要
高還元率などの特典を理由に急速に普及した電子マネーですが、今後は運営側も利益を確保できる安定運営へと移行をしていくことが予想されます。
現在では電子マネー+クレジットカードの二重取りで還元率を大幅にアップ出来る組み合わせもありますが、楽天Edyのように必ずしも二重取りがお得ではない組み合わせもあります。
電子マネーの普及が一巡した今後はこのような組み合わせが増えてくると予想されます。そのため今後は電子マネー+クレジットカードの二重取りではなく、電子マネー単体での利用メリットを見極めることが重要になります。
そして電子マネー市場が今後成熟をしていくに連れて、既に成熟しているクレジットカード市場との競合になっていくでしょう。
今後決済をお得に活用をするためには、クレジットカードと比較して電子マネーを選ぶことが重要になっていくと言えます。
まとめ|電子マネーはクレジットカードとの連携がお得
paypayや楽天ペイ、Suicaやwaonなど近年は電子マネーの利用が急速に高まっています。
電子マネーと言えば事前にチャージをして利用するプリペイド型のイメージが強いですが、クレジットカードと連携をすることで便利な後払いで利用が出来ます。
電子マネーとクレジットカードを連携させる際には、相性の良い組み合わせを見極めることが重要です。
組み合わせによってはポイントの二重取りが出来たりと、大きな還元率でポイントをためることが出来ます。
一方で電子マネーとしては改悪が続いているのが足元の状況で、今後はクレジットカードとの比較が重要になってくるのも大きな注意点と言えます。
これから電子マネーやクレジットカードを利用していく方は、ぜひ今回の記事を参考にして下さい。
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