JALとANAカードを比較!マイルをお得に貯めるならどっち?
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クレジットカードを使っている方の中には、ポイントを楽しみにしている方も多いでしょう。カードのポイントには様々なものがありますが、中でもマイルを貯めている方は多いです。マイルを貯める事でお得に旅行や帰省が出来るので、数あるクジレットカードの特典の中でも代表的なものと言えます。
日本の航空会社にはJALとANAがあり、マイルを貯める際にもどちらかのカードを選ぶ必要があります。どちらのカードも同じようにマイルを貯める事が出来ますが、それぞれに特徴があります。マイルを貯める際にどちらのカードを選べば良いか、今回の記事ではJALとANAカードについて徹底的に比較をしていきます。
JALとANAカードを7項目で徹底比較
JALカードとANAカード、どちらのカードでマイルを貯めるべきか悩んだ経験のある方は多いでしょう。カードを選ぶ際に一番気になるのはマイルの貯まりやすさですが、ここではまずはマイル以外のカードの内容や特徴について比較をしていきます。
カードを選ぶ際にはマイルの貯まりやすさ以外にも、カードの性能や付帯する保険などの特徴も比べることも重要です。更にカード性能だけでなく、JALとANAの航空会社としての特徴や就航路線なども重要な比較ポイントです。ここではマイルの貯まりやすさ以外の7つの点について、JALカードとANAカードを比較していきます。
カードの基本性能で比較する
まずは基本的なカードの性能を比較してみましょう。このあたりの機能はカードを選ぶ際には、ほとんど気にしないで選ぶ場合もあるでしょう。しかしカード毎にそれぞれに違いと特徴があるので、マイルの貯まりやすさなどを比較する前に一度確認をしておくと良いでしょう。
2枚を比較すると年会費を含め、基本的な性能にそこまで大きな差はありません。しかしその中でも一番の違いがカードの発行会社です。
JALカードは自社で発行をしているカードなのに対し、ANAカードは提携先の三井住友カードが発行をしています。カードの発行会社がどこであるかは普段利用するには特に影響がないのですが、ポイント交換の際に違いが出ます。
JALカードはカードを利用に応じて直接マイルが貯まりますが、ANAカードの場合は一度三井住友カードのポイントを経由してマイルに移行することになります。
ただし都度ポイント交換の手続きが必要な訳ではなく、自動的にポイントがマイルへと移行する「自動以降サービス」の登録をすることも出来ます。このように一見同じ様に見えても、細かい点で違いがあることは押さえておきましょう。
また上記の表で比較している年会費や入会特典などは、一般カードの水準です。後で説明しますが、JALカードもANAカードもそれぞれカードの種類があるので、カードの種類によっては金額も違います。
付帯保険で比較する
クレジットカードには、持っているだけで様々な保険が付帯されている場合もあります。こちらも普段はあまり意識しない部分かもしれませんが、マイルを貯めるのが目的のカードだけに旅行の際の保険は特に注目したい比較ポイントです。JALとANA、それぞれの一般カードにおける付帯保険は下記の通りです。
一番の大きない違いは、国内旅行です。JALカードは国内旅行保険が上限1,000万円で付帯されているのに対し、ANAカードでは航空保険しかありません。航空保険とは飛行機に乗っている間のみ適用となる保険なので、旅行先などで飛行機から降りてしまえば保険が効かないことになります。この点は大きな違いになるので、きちんと確認しておきましょう。
カードの優待で比較する
クレジットカードにはポイント以外にも、それぞれのカードの種類に応じた様々な特典があります。特定の店で割引があるなどカードの特典は、まさにカードの特色を表していると言える部分です。JALやANAカードでは、航空に関連した優待が豊富に用意されています。それぞれのカードにおける優待は下記の通りです。
どちらのカードも空港での店舗や機内販売での割引が充実しています。またどちらのカードでもセミナーなどが割引で受講できることも注目です。飛行機にのっているCAの方が見に付けているような、丁寧なビジネスマナーを学ぶことが出来る研修も多く、ビジネスマナーを身に付けたい社会人にとってもオススメのセミナーです。
カードの種類で比較する
JALカードにもANAカードにも、実はたくさんの種類のクレジットカードがあります。今回紹介しているようなオーソドックスな一般カードだけでなく、他社と提携しているカードやゴールドクラスのカードなど様々です。それぞれカードの特典やマイルの還元率なども違うので、カードを選ぶ際にはどのようなカードの種類の確認も必要です。
まずはJALカードのカードの種類を紹介します。JALカードにはたくさんの種類のカードがありますが、その一部をまとめたのが下記の表になります。
基本カードに始まって、カードのランクやサービス内容を細かく分けて様々な顧客ニーズに答えられるようにラインナップしているのがJALカードの特徴です。上記以外にもSUICA付きのカードや学生専用のカードなどがあるなど、幅広い層に支持されるカードの種類が多くあります。
続いてANAカードの種類を紹介します。JALカード同様にたくさんのラインナップがありますが、その中の一部が下記になります。
JALカードに比較するとゴールドクラスやプラチナクラスのカード充実しているのが、ANAカードの特徴です。またANAカードは先ほども説明したように三井住友VISAカードが発行しているので、カード会社ならではの充実したプレミアムサービスを受けることが出来ます。
ダイナースやアメックスなど、世界的に有名なハイクオリティなカード会社との提携カードの種類が多いのも特徴です。年会費が8万円を超えるダイナースカードがその象徴で、ダイナースクラブならではの特典が豊富に受けることが出来ます。
提携航空会社で比較する
これまではカードの性能や種類で比較をしてきましたが、貯めたマイルを使うことを考えてそれぞれの航空会社を比較しておくことが重要です。マイルは貯めるよりも使う方が難しいと言われるように、航空会社での使い勝手を確認しておくこともJALとANAを比較する際には重要です。
その際に確認しておきたいのが、それぞれが提携している航空会社です。JALやANAに限らず世界の航空会社は、アライアンス(連合)と呼ばれる航空会社の作る組織に入っています。そして同じアライアンスに入っている他の航空会社を提携航空会社と言い、提携航空会社とはマイルの相互利用をすることが出来ます。
つまりJALやANA以外にも良く使う航空会社と多く提携している方を選べば、貯めたマイルを有効に使いやすくなります。そのためどこのアライアンスに所属していて、どこの航空会社と提携をしているかを比較しておくことは重要なポイントです。現状世界には下記の3つのアライアンスがあります。
- スターアライアンス
- スカイチーム
- ワンワールド
まずJALが加盟しているのがワンワールドです。ワンワールドには15社の提携航空会社がありその一部を紹介します。
- アメリカン航空
- イベリア航空
- ブリティッシュ・エアウェイズ
続いてANAが加盟しているのが、スターアライアンスです。スターアライアンスは世界最大のアライアンスと呼ばれ、28社もの航空会社があります。
- ユナイテッド航空
- アシアナ航空
- ルフトハンザ航空
- ニュージーランド航空
JALに比べるとANAの方が提携航空会社が多く、幅広くマイルを使える会社が多いという事になります。ぜひカード比較の参考にして下さい。
就航都市で比較する
提携している航空会社の次は、JALやANAの航空路線も確認しておきましょう。マイルは貯める事ではなく使うことが目的ですから、マイルを使う際の路線はとても重要なポイントです。せっかくマイルを貯めても使いたい路線が無ければ無駄になってしまいます。
カードを選ぶ際には、良く使う空港に路線のある方を選んだ方がお得に使いやすいと言えます。国内や海外の主要な空港とJALとANAそれぞれの路線をまとめたのが下記の表になります。
上記の路線は主要な都市だけでのもので、また路線の変更などもあるので確認の際には必ず各社のホームページなどで確認するようにしましょう。上記の表の通り主要な空港であればどちらの会社でも就航していますが、地方都市や北海道・沖縄などではどちらか一方しか路線のない空港も多くあります。
海外も同様で主要都市はどちらも就航をしていますが、グアムやモスクワなどのようにどちらか片方した就航していない都市もあります。カードを比較する際には、このように就航都市も比較するようにしましょう。
特典航空券で比較する
貯めたマイルを使って飛行機を利用する際に利用するのが、特典航空券です。カード比較する際にはこの特典航空券の交換レートや使いやすさも重要です。同じ特典航空券であっても、実はJALとANAでは交換できるレートなどがそれぞれ違うからです。
予約の出来る期間
特典航空券で予約が出来る期間には制限があるので、その違いも理解しておきましょう。まずJALの場合は、国内線であれば330日前から搭乗前日まで予約が出来ます。国際線の場合はもう少し期間が長く、搭乗の360日前からの予約が可能です。
一方ANAの場合では国内線の場合は年に2回、1月と8月に販売を受付します。1月の販売で3~10月まで、8月の販売で10月~翌3月頃までの予約が出来ます。またANAの場合はゴールデンウィークはお盆・正月などの繁忙期は利用制限があり、予約が出来ません。この点がJALとの違いが大きいです。またANAの国際線は搭乗日の335日前から予約が可能となっています。
必要なマイル
特典予約券を予約するための、必要なマイルの計算方法もJALとANAでは違います。まずJALの国内線の場合は距離によってA・B・Cと区間を3つに分け、それぞれ区間毎に必要なマイルが設定されています。更に通常より低いマイルで交換できる「ディスカウントマイル」や、JALカード会員限定の「JALカード割引」などがあります。国際線も同様に路線や、エコノミーやファーストなどのクラスによってマイルが決まっています。
ANAの国内線の場合は、区間毎によってマイルが決められています。更にANAの場合はロー・レギュラー・ハイとシーズンによってもマイルが変動する仕組みになっており、ハイシーズンになるほどマイルが必要になって来ます。国際線はJAL同様に距離と区間、座席のクラスによってマイルが決められています。
JALとANAでフライトマイルが貯まりやすさを比較
それではここからは、JALとANAのマイルの貯まりやすさを徹底的に比較をしていきます。マイルを貯める方法には様々な方法がありますが大きく分けると、フライトマイル・ショッピングマイル・ボーナスマイルの3つに分かれます。まずはマイルを貯める代表とも言える、フライトマイルから見ていきましょう。
フライトマイルの計算方法
フライトマイルとは、名前の通り飛行機に乗ることで貯まるマイルです。では飛行機を利用するとどれくらい貯まるのでしょうか。フライトマイルは下記の計算式で計算をされています。
区間基本マイルは搭乗する飛行機の距離などによって決められているマイルで、これに運地種別ごとに設定されている積算率をかけて計算をします。JALとANAそれぞれの路線に区間基本マイルが設定されている事になりますが、主要の路線のそれぞれの区間基本マイルを見てみましょう。
上記のように、JALとANAともに区間基本マイルは全く同じになっています。続いて運賃毎に決められている積算率を見てみましょう。
割引を使って購入した搭乗券ほどマイルが貯まりにくくなっていることが分かります。上記は国内線ですが国際線も同様にファーストクラスであれば150%、ビジネスクラスは125%、エコノミーは100%というように運賃によって決められています。
上記のようにフライトスマイルではJALもANAも同じ計算式を使っており、区間基本スマイルも積算率も同じであることが分かります。つまり、フライトスマイルではどちらも貯まりやすは同じと言えます
JALとANAでショッピングマイルが貯まりやすさを比較
続いてはショッピングマイルについて比較をしていきます。ショッピングマイルは名前の通り、カードを使ってショッピングをすることで貯まるマイルです。飛行機に搭乗してなくてもマイルが貯まるので、ショッピングマイルをいかに貯めるかがマイルの貯まりやすさを左右する言っても良い位です。マイルを貯めている多くの方が、ショッピングマイルを利用しています。
還元率は同じ
ショッピングマイルはカードの利用額に応じて決まりますから、重要なのは還元率です。JALとANAカードのそれぞれの還元率を比較すると、下記のようになります。
上記のように一般カードで比較をすると、還元率は同じです。しかし還元率を2倍にするためのプログラムの費用負担には差があり、JALは年会費が3,300円の負担なのに対し、ANAは移行手数料が6,600円の負担となります。どちらを選択するかはカードの利用頻度にもよるので、年間の利用予定額を考えながら入会を検討すると良いでしょう。ちなみに年間3,300円の負担の元を取るには、年間の利用額が66万円以上あることが必要になります。
またショッピングマイルを貯めるうえで重要なのが特約店です。特約店とはJALやANAがそれぞれ提携をしている店舗のことで、特約店での支払いをカードで行うことで通常の還元率以上にマイルを貯めることが出来ます。普段良く行く店舗が特約店になっている方のカードを選べば、より効率良くマイルを貯めることが出来ます。
ではそれぞれのカードの特約店にどのような店舗があるか一部を紹介します。まずはJALです。
- ENEOS
- イオン
- ファミリーマート
- ノジマ電気
イオンがあるのはとても便利ですね。続いてANAです。
- セブン・イレブン
- マツモト・キヨシ
- 高島屋
ANAカードもセブン・イレブンがあるのは嬉しい点です。特約店の種類も、カードを選ぶ際の参考にしたい点です。
ポイントの溜まり方が違う
JALカードとANAカードでは、実はポイントの貯まり方が違います。先ほども説明したようにJALカードはカードの利用によって、直接マイルが貯まります。しかしANAカードの場合は、いったん三井住友カードのVポイントに貯まりそこからマイルへと移行する必要があります。カードの種類によっては、移行手数料が必要になるのと移行する手間が必要になる点には注意が必要です。
JALとANAでボーナスマイルが貯まりやすさを比較
3つ目のマイルは、ボーナスマイルです。ボーナスマイルとは、飛行機に搭乗した際のフライトマイルやカードを利用したショッピングマイル以外のシーンで貯まるマイルのことを言います。大きなマイルが貯まる訳ではないですが、飛行機に搭乗しなくてもマイルが貯まるのでマイルを貯めるには重要な点と言えます。
付与されるタイミングが違う
ボーナスマイルには大きく分けると3種類あり、カードの入会時にもらえる入会ボーナスと毎年カードを継続したらもらえる継続ボーナス、またフライトした際にもらえるフライトボーナスがあります。JALとANAそれぞれのボーナスマイルをまとめると、下記のようになります。
上記のようにほぼ同じように見えますが、入会・継続ボーナスの付与されるタイミングの違いが大きな特徴です。ANAカードの場合は入会・継続した時点でボーナスマイルが付与されるのに対して、JALカードの場合は搭乗時となっています。
つまりJALカードの場合は、飛行機に搭乗をしなければ付与されない仕組みになっています。このように付与率は同じであっても、付与されるタイミングや条件が違っています
JALとANAカードの使い勝手を比較
カードを選ぶ際には、カードの使い勝手の良さが重要です。多くのカード比較サイトでもこの点は注目されていますが、カードの使い勝手とは何でしょうか。使い勝手が良いと感じるのは人それぞれですが、今回はマイルの貯めやすさを切り口として比較しています。
使い勝手が良いという事は、マイルを使って特典航空券が買いやすい・ためたマイル(ポイント)を活用しやすい・マイル以外への利用方法やレートに着目して比較をしていきたいと思います。
特典航空券への切り替えならJAL
マイルを貯める目的は、この特典航空券を購入することと言えます。特典航空券の内容や、購入レートについては先ほど説明した通りです。国内線で比較をしてみればANAは繁忙期には予約が出来なかったり、ハイシーズンにはレートが低くなる一方で、JALではそのような縛りはありません。
国際線で比較をしても、JALの場合は繁忙期という区分けがないので全体的にはレートが良いと言えます。またJAL独自のサービスである「どこかにマイル」も注目です。国内線限定ですが、往復6,000マイルでどこかに行くことが出来ます。行先は完全にランダムではなく、事前に選んでおいた4候補の中から一つに決まるので活用もしやすいです。このように特典航空券の使い勝手の良さは、JALの方が良いと言えます。
ポイントを有効活用出来るのはANA
続いては貯めたポイントやマイルをいかに有効活用できるかという点です。貯めたポイントやマイルをどれだけ有効活用できるかは、交換先やレートが重要になりますがそれだけではありません。もう一つ重要なのが、ポイントの有効期限です。
貯めたポイントがいつまで有効かどうかによって、有効活用が出来るかどうかも決まります。JALカードとANAカードのマイルの有効期限はどちらも3年となっていますので、有効期限は同じと言えます。しかしANAカードの場合はカードを利用すると直接マイルに貯まる訳ではなく、一度三井住友カードのVポイントに貯まることは先ほども説明をしました。
ANAカードのマイルの有効期限はマイルに移行をしてからカウントされるので、Vポイントの有効期限2年+マイルの有効期限3年で、実質5年まで延長することが可能です。そのためANAカードの方がじっくりとマイルを貯めて、有効活用しやすいと言えます。
ポイント交換先やレートの比較
貯めたマイルの使い道としては特典航空券が多いと思いますが、それだけではありません。貯めたマイルは提携している企業のポイントだったり、食事やホテルの宿泊など様々な活用方法があります。貯めたマイルをどのように有効活用出来るかは、それぞれに特徴があります。
マイルを貯めたいと考えている方にとっては、特典航空券以外にもマイルの交換先は重要なポイントです。JALやANAともにマイルの交換先は多岐にわたりますが、その中でも主要な使い道と還元率をまとめたのが下記の表です。
どちらのカードもたくさんの使い道がありますが、USJやディズニーなどエンタメ系の使い道が多いのがJALの魅力です。このように特典航空券以外のマイルの使い道は多岐に亘りますが、カードによって特色があるので事前に書くにしておくと良いでしょう。
JALとANAカードの総合性能で比較
これまでJALカードとANAカードの、様々な切り口について比較をしてきました。どちらのカードもお得にマイルを貯められるのは間違いないですが、様々な点で違いがあることが分かりました。では実際どちらのカードを選べば良いか迷う方も多いはずです。ここでは総合的に見てどちらのカードを選ぶべきかについて検証を行っていきます。
JALカードの特徴
まずはこれまでのおさらいの意味を込めて、JALカードの特徴をまとめます。JALカードの特徴はとにかくマイルを有効活用できる点にあります。ショッピングマイルを2倍にするための費用負担もANAの半分で済みますし、還元率が2倍になる特約店にイオンがあるのも大きいです。
また貯まったマイルを使う際でもJALカードは優れています。特典航空券には繁忙期などの制限がないのも使い安いですし、特典航空券以外の使い道も充実しています。このようにJALカードはマイルの貯めやすさや、使い道の用途の広さが特徴と言えるでしょう。
ANAカードの特徴
ANAカードの特徴は、プレミアムカードのラインナップが多いことと、提携航空の多さがあります。またポイント有効期限が最長5年延ばせる点も大きな魅力です。JALカードがマイルの使い安さを売りにした大衆向けのカードとするならば、ANAカードは限られた富裕層に指示されるカードという側面があります。
提携航空会社の多さが魅力の一つで、全世界を頻繁に往来するようなビジネスマンや富裕層にはピッタリです。貯まったポイントをマイルに変える必要がある手間はありますが、その分三井住友VISAならではのプレミアムな特典を受けることが出来るのもメリットと言えるでしょう。
マイルを貯めたいならJALがおすすめ
これまで様々な切り口でJALとANAカードを比較して来ました。どちらのカードも一長一短があるので、一概にどちらが良いと決めるのは難しいですが、今回の記事で紹介してきた項目毎の優劣をまとめてみると下記のようになります。
年会費などの基本性能がほぼ同じですが、付帯保険を考えればJALカードの方が若干基本性能が良いと言えます。提携航空会社で見るとANAが圧勝ですが、航空会社単体での就航路線はJALに軍配が上がります。肝心の特典航空券の買い安さは、ハイシースンの定めのないJALの方が全体的には良いと言えます。
マイルの貯まりやすさはほぼ同じですが、ショッピングマイルが貯まりやすいJALの方がおすすめ度は高いです。マイルの交換先としても魅力的なエンターテイメント系の多いJALに軍配が上がりますが、ANAカードの有効期限の長さも魅力です。
以上をまとめると、総合的な魅力としてはJALカードの方がおすすめと言えます。カードのラインナップも細かく分かれているのも魅力的で、顧客の細かいニーズに答えられるようなラインナップとなっています。しかしプレミアムなサービスを提供するゴールドを超えるカードについては、ANAカードの方が魅力です。
ANAカードを発行している三井住友VISAカードの特典が受けられるカードがあったり、高ステイタスカードの代表であるダイナースとの提携カードがあるのも魅力です。このようにJALカードとANAカードは、それぞれに魅力があるので、ニーズに合わせて選ぶことが何よりも重要なポイントです。
まとめ|マイルの使い方でカードを決めるのがおすすめ!
今回の記事ではマイルを貯める際に迷うことの多い、JALとANAカードについて徹底的に比較をしてきました。一見同じに見えるカードであっても、細かく見ると大きな違いがあることがお分かり頂けたでしょう。どちらも一般的なカードと比べると、特典の多い優良カードであることは間違いないですが、それぞれに特徴があります。
自社でカードを発行しているJALカードはマイルが貯まりやすく、使い勝手の良いカードと言えます。一方ANAカードはカード発行会社が他社であるという点を活かし、高ステイタスのプレミアムカードのラインナップを充実させています。
どちらのカードに入るのが良いかは人それぞれですが、とにかくマイルを貯めてお得に活用したい方であればJALカードが適していると言えます。一方で全世界を飛び回るような富裕層やビジネスエリートの方もとっては、ANAカードのコンシェルジュ機能付きのカードが適しています。
一見同じように見えるカードでも、このようにたくさんの違いがあります。入会する前に細かい違いなども調べておくことで、カードの満足度も上がります。JALとANAカードで迷っている方は、ぜひ今回の記事を参考にして下さい。
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