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決定版!ダイナースプレミアムvsアメックスプラチナどっちがおすすめ?メリット魅力を比較

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ダイナースプレミアムカードとアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードのイメージ

アメックスプラチナ、ダイナースプレミアムともにゴールド・カード以上のステイタスを誇るクレジットカードです。

いずれも保険もしっかりとついていますし、持っていて安心できる一枚といえるでしょう。ポイント還元率、マイル移行などはどちらがお得なのでしょうか?また、上級カードならではの特典サービスが豪華なのは?それぞれの個性を徹底比較しました。

ダイナースプレミアムvsアメックスプラチナのステータス比較

日本でステータスが高いのはダイナースプレミアム

アメリカン・エキスプレス・カードのプラチナカード『アメックスプラチナ(以下、アメックスプラチナ)』、ダイナースクラブカードのプラチナカードが『ダイナース・プレミアムカード(以下、ダイナースプレミアム)』です。この両者を単純に比較すると、よりステータスが上なのは「ダイナースプレミアム」となります。

ダイナースプレミアムはブラックカード!アメックスだとセンチュリオンに充たる

Mercedes-Benz S-Class (限定1台)のイメージ画像というのも、ダイナース・プレミアムはステータスから言えば、プラチナカードというよりもブラックカードだからです。

アメックスでダイナースプレミアムに当たるクレジットカードは、『アメックス・センチュリオンカード』となります

格が違うのはそのため。高級車で言うとベンツとアウディの最高クラスを比べるような感じです。

日本国内だとダイナースプレミアム?海外だとアメックスプラチナが上という扱い?

ただしそのステータスカードとしての位置づけは、日本国内と海外では扱いが異なります。日本では「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」が正式に発行されていますが、海外の多くの国ではセンチュリオンの発行自体が無いからです。

ダイナースは孤高!センチュリオンを持てない人がプラチナを持つ?

Centurion Card from American Express 券面画像つまり日本ではセンチュリオンカードを持っている人も普通に居て、高級店ではセンチュリオンと比べられるため、アメックス・プラチナのステータスが相対的に下がって、ダイナースプレミアムより格下に見られてしまう、ということなんです。

言わばセンチュリオンを持てない人が持っているのがアメックスプラチナ、みたいな見られ方を、一部のお店ではされてしまうんですね。

海外では単純にアメックスプラチナは凄いカード!ダイナースは少数派

アメックスプラチナカードそのため逆に海外では『ダイナース・プレミアム』の凄さが分からず、単純に『アメックス・プラチナ』の方が上、というシチュエーションも多く見受けられます。アウディがあまり走ってないため、ベンツが単純に凄い車とみられる感じでしょうか?

またそもそも大衆店ではダイナースを見たことが無く、その凄さ自体が伝わらないこともあります。

ダイナースプレミアムvsアメックスプラチナの利用店舗比較

利用できる店舗数が多いのはアメックスプラチナだがダイナースプレミアムもJCBと提携

アメックスプラチナもダイナースプレミアムも、多くの人が憧れる最高峰のステータスカードであることは間違いありません。でも、そもそも使えなければ宝の持ち腐れです。いったい、利用可能な店舗数はどちらが多いのでしょうか?

ダイナースよりもアメックスの方が利用可能店舗数は多い

単純な店舗数比較でいえば、国内外ともにアメックスプラチナの方が多いのは事実です。しかし、ダイナースプレミアムもホテル、空港、ショピングモール、ショッピングサイトではだいたい利用できまます。またダイナースには対応していても、アメックスに対応していない、というお店も多いのです。ネットショップでその店舗を見つけたときには本当に愕然としました。

JCBカードとの連携で日本国内ではほぼ使えるようになっている

また、この頃ではJCB加盟店ではアメックスプラチナ、ダイナースプレミアムともに利用可というケースも増えてきました。これによって、とくに日本国内はアメックスプラチナもダイナースプレミアムも利用可能店舗数は大差ないといえる状況になりつつあります。

電子マネーが利用できるのはQUICPay対応のアメックスプラチナ!ダイナースプレミアムは未対応

American Express with Apple Payのイメージこの頃、電子マネーでの支払いができる店舗が増えています。

アメックスプラチナはQUICPayやApple Payに対応しているため、AndroidやiPhoneと紐付けて利用できます。この点では、先進的に電子マネーに取り組んできたアメックスカードの方が有利です。

一方のダイナースプレミアムはまだ電子マネーに対応していません。ダイナースクラブ自体が電子マネー導入が遅れ気味で、今後の対応が待たれます。

ダイナースプレミアムvsアメックスプラチナの利用限度額比較

利用可能限度額が大きいのはアメックスプラチナとダイナースプレミアム両方の特徴!

クレジットカードの利便性を比較するには、利用可能店舗数だけではなく利用可能限度額についても見ていく必要があるでしょう。アメックスプラチナもダイナースプレミアムも一律の上限額が決まっているわけではありません。会員それぞれの支払能力に応じて目安額が設けられています。

いずれも、1,000万円まで使えることもめずらしくないとのことなので、さすがはステータスカードです。

アメックスプラチナで家も購入できる!

新築の家を購入するために家族で見学するイメージただし、アメックスプラチナには事前承認手続きというサービスがあり、事前入金しただけの金額をいくらでも使えます。つまり、限度額がなくなるのも等しいというわけです。このアメックスの事前承認手続きを利用すれば、マンションでも高級車でも、販売業者の対応さえあればアメックスプラチナで買えます。つまり、数千万円のポイントを貯めることも夢ではないのです!

ダイナースプレミアムも事前承認で高額商品を購入可能

家を買うという点では、さらに凄いのがダイナースプレミアムカードです。タマホームの住宅を購入する例がインターネット上で普通に上がっています。100円で1ポイントですから、3,000万円の家をダイナースプレミアムカードで翌月一括払いで買えば、30万ポイントのダイナースクラブ リワードポイントがもらえます。

ダイナースクラブはマイルとの交換がおすすめのため、30万マイルと交換すれば夫婦でロサンゼルスやサンフランシスコ往復(15万マイル×2名)が実現できてしまいます。

海外キャッシングできるのはダイナースプレミアム

アメックスプラチナやダイナースプレミアムを持ちたいと考えている人にとってキャッシングはあまり必要ないかもしれません。しかし、海外旅行中など日本の銀行カードが使えない場面で役立つこともあります。やはり、キャッシング機能はあって困るものではないでしょう。

しかし、残念ながらアメックスプラチナにはキャッシング機能はありません。一方、ダイナースプレミアムならば国内キャッシングにも海外キャッシングにも対応しています。もしもの場合に備えるならば、ダイナースプレミアムが安心といえそうです。

ダイナースプレミアムvsアメックスプラチナのポイント還元率比較

クレジットカードではやはりポイント還元率、提携マイレージが気になるところです。アメックスプラチナとダイナースプレミアムではどちらが充実しているのでしょうか。

ポイント還元率ではダイナースプレミアムの方がお得!アメックスプラチナの最大3倍

アメックスプラチナでは「メンバーシップ・リワード」、ダイナースプレミアムでは「ダイナースクラブリワードポイント」というポイントプログラムがあります。それぞれのポイント還元率などは以下の通りです。

アメックスプラチナとダイナースプレミアムのポイントプログラム比較
カード名 アメックスプラチナ ダイナースプレミアム
券面画像 アメックスプラチナカード ダイナースプレミアムカードの隠されたイメージ
ポイントプログラム メンバーシップ・リワード ダイナースクラブリワードポイント
通常ポイント還元率 還元率1.0%(100円ごとに1ポイント) 還元率2.0%(100円ごとに2ポイント)
リボ払い時のポイント還元率 還元率1.0%(100円ごとに1ポイント) 還元率3.0%(100円ごとに3ポイント)
有効期限 無制限 無制限
提携店舗でのポイント 還元率2.0%~10% 還元率3.0%または最大+19ポイント

手堅いダイナースプレミアム、まれにお得なアメックスプラチナ

アメックスプラチナとダイナースプレミアムのポイント還元率を比較してみると、通常ポイントは約2倍もダイナースプレミアムがお得です。これらのステイタスカードを選択する人にリボ払いは不要かもしれませんが、あえて選択するとダイナースプレミアムならば還元率はなんと3.0%に!

一方、アメックスプラチナは基本の還元率こそ1.0%にとどまっていますが、一部提携店舗では10%という驚くほどのポイント還元率が用意されていることもあります。ダイナースプレミアムの提携店舗でもさすがにこれには及びません。

アメックスプラチナもダイナースプレミアムもポイント有効期限は無期限

通常のクレジットカードではポイント有効期限は1年~2年に設定されています。長くても3年ですが、ついうっかり有効期限を忘れていてポイント失効してしまった……というケースも少なくありません。

しかし、アメックスプラチナもダイナースプレミアムも有効期限は無制限。自分なりのペースでゆっくりとポイントをためることができます。無制限だからこそたまるポイントも普通のクレジットカードの比ではありません。何と交換しようか、お楽しみも倍増というわけです。

ダイナースプレミアムvsアメックスプラチナのマイル交換比較

ダイナースプレミアムもアメックスプラチナもマイル交換がおすすめ!お得度と交換先が違う!

「たまったポイントをマイルに交換したい」と、考えている人も多いでしょう。アメックスプラチナもダイナースプレミアムも貯まったポイントの使い方としては、マイル交換が推奨されています。両方のマイル交換についてまとめました。

カード名 アメックスプラチナ ダイナースプレミアム
券面画像 アメックスプラチナカード ダイナースプレミアムカードの隠されたイメージ
対応航空会社 ANA「ANAマイレージクラブ」
デルタ航空 「スカイマイル」、
ブリティッシュ・エアウェイズ 「エグゼクティブ・クラブ」、
チャイナエアライン 「ダイナスティ・フライヤー・プログラム」、
ヴァージン アトランティック航空 「フライングクラブ」、
タイ国際航空 「ロイヤルオーキッドプラス」、
キャセイパシフィック航空 「アジア・マイル」、
シンガポール航空 「クリスフライヤー」、
スカンジナビア航空 「SAS ユーロボーナス」、
アリタリア-イタリア航空 「クラブ・ミッレミリア」、
フィンランド航空 「フィンエアー・プラス」、
エティハド航空 「エティハド ゲスト」、
エミレーツ航空 「エミレーツ・スカイワーズ」、
カタール航空「プリビレッジクラブ」、
エールフランス/KLM航空 「フライングブルー」
ANA 「ANAマイレージクラブ」、
デルタ航空「スカイマイル」、
ユナイテッド航空「マイレージプラス」

アリタリア-イタリア航空「クラブ・ミッレミリア」、
大韓航空「スカイパス」
マイル移行レート ANA 「ANAマイレージクラブ」 1,000ポイント→1,000マイル
その他の航空会社  1,250ポイント→1,000マイル
1,000ポイント→1,000マイル
カード利用100円に対してのマイル積算レート ANA「ANAマイレージクラブ」 1マイル
その他の航空会社  0.8マイル
一括払い 2マイル
リボ払い 3マイル
移行マイル数の年間上限 ANA「ANAマイレージクラブ」 80,000マイル
その他の航空会社 上限なし
ANA「ANAマイレージクラブ」 80,000マイル
その他の航空会社 100,000マイル
年間移行手数料 ANA「ANAマイレージクラブ」 5,000円
その他の航空会社 無料
6,000円

以上のようにアメックスプラチナとダイナースプレミアムではマイル移行できる航空会社の数がまったく違います。実は以前はダイナースクラブカードも多くの航空会社へのマイル交換を行っていました。

この限られた5社に絞り込まれたのは、経費削減の一環と言えるでしょう。しかし同時に交換先の要望が少ないために合理化されたとも見られるのです。

重要なマイル交換先は「ANAマイル」!あとはデルタ航空+αが人気!

アメックスの提携航空パートナー一覧をチェックしてみて下さい。特定の航空会社に搭乗する機会が多いならば、アメックスプラチナも有力です。

しかし、特に希望が無いのであれば、人気のANA 「ANAマイレージクラブ」マイルに高いポイント交換率で移行できるダイナースプレミアムにする方がおすすめです。同じANAマイルでもお得度が最大3倍違うからです。

もちろん特定のエアラインを使う習慣がないならば、15社もの対応のあるアメックスプラチナにしておけば、とりあえず安心です。貯め込む意味は十分あるといえるでしょう。

ダイナースプレミアムvsアメックスプラチナどっちがサービスが充実してる?

クレジットカードのチェックポイントとして外せない特典サービスに関して、アメックスプラチナ、ダイナースプレミアムはどうなっているのでしょうか。ステイタスカードならではの充実ぶりを紹介します。

ホテルサービスはダイナースプレミアムが充実!

アンダーズ 東京(東京都/虎ノ門ヒルズ)のダイヤモンド会員様限定特典イメージアメックスプラチナ、ダイナースプレミアムともに、世界的なホテルグループの上級会員に自動的になれるというのはさすがです。通常、年間数十日以上ステイしなければ上級会員になれませんが、ひとたび会員となればスイートルームへの無料ランクアップ等あるので見逃せません。

ダイナースプレミアムは一休のダイヤモンド会員資格が国内旅行で活躍

一休プレミアサービスダイヤモンド会員のイメージ
アメックスプラチナではヒルトン、シャングリラ、カールソン、スターウッドの4グループのみの対応になりますが、ちょっと縁遠いのも事実。しかしダイナースプレミアムでは高級ホテル予約サイトの一休.comのダイヤモンド会員に無条件で登録できます。これが最高です。

通常年間30万円以上宿泊予約をしなければなれないダイヤモンド会員ですが、チェーンではない一流ホテルや旅館で特別なサービスを受けられたり、お得に予約できるのはうれしいですね。

選ばれた会員だけが享受できる最上級のおもてなしを、ダイナースプレミアム会員は気軽に味わえるのです。

空港ラウンジサービスはアメックスプラチナが同伴者1名無料!ダイナースプレミアムは空港数最多

アメックスプラチナ、ダイナースプレミアムはどちらも空港ラウンジサービスが充実。両方ともラウンジサービス「プライオリティ・パス」会員に無料でなれるという点に変わりはありません。

世界で1,000ヶ所以上の空港ラウンジを同伴者1名まで無料で利用できるので、どこの国の空港でもゆったりと過ごすことができるでしょう。

アメックスプラチナは同伴者1名無料!航空会社ラウンジも利用OK

羽田空港 第1ターミナル「エアポートラウンジ」のイメージアメックスプラチナならばカード会員本人以外にも同伴者1名が空港ラウンジを無料で利用できます。恋人や夫婦での旅行でも快適。家族カード会員も同伴者1名無料になるので、4人家族でも快適に空港ラウンジが利用できます。

さらにビジネスクラス以上しか利用できないデルタスカイクラブや、「真のセレブしか持てない」と噂されるアメックスブラックカード会員向けのセンチュリオンラウンジなども使うことができます。

空港ラウンジでより贅沢なひとときを過ごしたいならば、アメックスプラチナがおすすめです。

ダイナースプレミアムは空港ラウンジ数が段違い!

羽田空港 国際線ターミナル「Sky Lounge」のイメージダイナースプレミアムの場合、空港ラウンジのグレードアップよりも、そもそも利用できる空港ラウンジの数が段違いとなります。プライオリティ・パスに加えて、世界600ヶ所以上のダイナース独自の空港ラウンジサービスが利用できるからです。

アメックスプラチナの同伴者1名無料サービスが無いのが残念ですが、ビジネスで海外を飛び回る人はダイナースの方が利用可能空港数が多く、おすすめです。

アメックスプラチナとダイナースプレミアムの年会費は?

アメックスプラチナ、ダイナースプレミアムともに年会費は130,000円とけっして安くはありません。アメックス・ゴールドの年会費が29,000円というのと比較しても「高い!」と感じる人も多いでしょう。

しかし、家族カードまでカウントすれば、ゴールド・カードよりもむしろ年会費が安いということもあります。アメックスプラチナは4名まで、ダイナースプレミアムは無制限で家族カードの年会費が無料になるのです。家族には配偶者、両親、18歳以上の子どもなどが含まれます。大家族ほどダイナースプレミアムがお得といえるでしょう。

アメックスプラチナは家族の定義が広い!

アメックスプラチナでは配偶者だけではなく、内縁や同性婚のパートナー、婚約者でも家族カードを発行することができます。

4名までと人数ではダイナースプレミアムに負けているものの、多様性ではむしろ買っているともいえるアメックスプラチナなのです。

ダイナースプレミアムvsアメックスプラチナの比較まとめ

ダイナースクラブプレミアムカードとアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード、2種類の券面イメージ

ステータスならダイナースプレミアム!アメックスプラチナは欠点が無くバランス良し!

もし「利用可能店舗数が多い方が良い」「電子マネーも使いたい」「たまったポイントはマイルに移行したい」などと考えているならば、おすすめはアメックスプラチナです。これといった欠点の見当たらないアメックスプラチナは誰が持っても満足できる無難なクレジットカードといえるでしょう。

一方、ダイナースプレミアムはバランスの良さや使い勝手ではアメックスプラチナに越されているものの、他にはない強力な個性があります。特にブラックカードとしてのステータスの高さは特筆モノです。

リボ払いを選択する必要こそあるものの、特約店以外の利用でポイント還元率3.0%というのは日本のクレジットカードの中では例を見ません。

また「特定の航空会社しか使わない」「チェーンではないホテルや旅館に宿泊したい」といったこだわりのある人ならば、むしろダイナースプレミアムの方がおすすめともいえます。

利用したい特典で選ぶのがベスト!余裕があれば両方持つのもおすすめ!

いずれにせよ、アメックスプラチナもダイナースプレミアムも年会費は130,000円と桁違いです。金額に驚く人も多いかもしれませんが、高級ホテルや航空ラウンジでお得に贅沢なひとときを過ごせるサービスを考えれば、十分元が取れるのは間違いありません。

また、どちらも家族カードは無料という点も考慮しましょう。とくに、アメックスならば、これまで「パートナーに家族カードを作りたい」という多様なカップルにも対応しています。ぜひ、憧れのステイタスカードを手に入れてみませんか?

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