クレジットカードの国際ブランドを変更する方法や注意点を紹介!
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クレジットカードは国際ブランドの種類によって使い勝手が異なるため、「カードを作った時は国際ブランドの種類をあまり考えずに作ってしまった…」と後悔し、違う国際ブランドに変更したいと考える人も少なくありません。
クレジットカードの国際ブランドを変更する前に知っておきたい知識について詳しく解説します。
クレジットカードの国際ブランドを変更する方法
今のクレジットカードの国際ブランドに不満があるので変更したいという場合は、今所有しているクレジットカードを一旦解約してから違う国際ブランドに変更して作り直すか、国際ブランドを切り替えてクレジットカードを再発行してもらう方法があります。
解約してから国際ブランドを変更
複数の国際ブランドから選択できるクレジットカードを所有している場合は、カードの裏面に記載されているお問い合わせ窓口(サポートセンター)に連絡をして「国際ブランドの変更をしたい」と伝えてください。
(例・クレディセゾンのPARCOカードはVISA、MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス・カードの4種類から選択できるようになっています。)
この後の手続き等に関してはカード会社によって対応は異なりますが、基本的には今まで所有していたカードを解約してから、変更したい国際ブランドでカードを作り直す形になります。詳しい手続きに関してはクレジットカード会社の指示に従ってください。
違う国際ブランドのクレジットカードを再発行してもらう
複数の国際ブランドのカードを発行しているクレジットカード会社によっては、解約をしなくても切り替え対応として違う国際ブランドで再発行してもらうこともできます。
この場合もクレジットカード会社のお問い合わせ窓口に連絡をして、国際ブランドの変更を伝えてから指示に従って手続きしてください。(例・ライフカードの場合は電話連絡後にカード切替申込書が郵送されるので必要事項を記入して申し込む形になります。)
クレジットカードの国際ブランドを変更する場合の注意点
利便性の良さを求めてクレジットカードの国際ブランドを変更する場合、いくつかデメリットがあることも忘れてはいけません。具体的にどのようなデメリットがあるのか確認しておきましょう。
クレジットカード番号も変更される
国際ブランドの変更に伴い、クレジットカードを解約または切替する場合に注意しなければいけないのが、カード番号が変わってしまう点です。
公共料金や携帯電話料金など毎月の利用料金を自動的にクレジットカード決済になるように登録していた場合、カード番号の変更手続きをしていなければきちんと決済できなくなるので注意が必要です。
決済できない場合はあなたの信用問題にも関わりますので、必ず事前にクレジットカード決済にしているサービス元へ連絡して手続きを済ませなければいけません。
クレジットカードの審査が再度行われる
クレジットカードを一旦解約してから違う国際ブランドに変更して作り直す場合は、新規にクレジットカードを申込した時と同じように審査が行われます。
これまでの利用歴で一度でも支払い遅延があったり、他社から膨大な借り入れがない限りは特に問題ありません。
ただ審査基準で引っかかってしまうような問題がある場合には審査が通らずに希望している国際ブランドのクレジットカードを持てないだけでなく、今まで所有していたクレジットカードも使えなくなるという最悪のケースも予想されます。
なお、切替の場合も簡易的な内容になる可能性もありますが審査が実施される場合もあるため、信用情報に自信がない場合は国際ブランドの変更そのものを慎重に検討することをおすすめします。
国際ブランドを変更できない場合もある
所有しているクレジットカードが元々国際ブランドの選択肢が1種類しかなかったという場合や、そもそも他の国際ブランドに変更することができない場合もあります。
(例:エポスカードの場合は国際ブランドの種類がVISAしかありません。また、国際ブランドのJCBが自社で発行しているクレジットカードはJCBのみです。)
国際ブランドを変更するよりもデュアル発行の方が楽な場合もある
デュアル発行とは同じカードで複数の国際ブランドを持つこと
クレジットカード会社によって異なりますが、異なる国際ブランドのカードを複数持てる場合があります。
この場合は1回の審査で同時に2種類の国際ブランドのカードを持てるのでとても便利ですし、ポイントが合算されるなどのメリットもあります。(例・三井住友カードの「デュアル発行サービス」は、VISAとMasterCardの2種類を発行できるのが特徴です。
対象カードはプラチナカード、ゴールドカード、プライムゴールドカード、エグゼクティブカードなどです。)
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解約などの手続きをする必要がない
この方法なら今まで所有していたクレジットカードを解約あるいは切替手続きをすることなく継続して使用できますし、新しく申し込みをしたクレジットカード会社が提供する付帯サービスも上手に併用して有効活用できるのでおすすめです。
欲しい国際ブランドの種類だけでなく、年会費や付帯サービスの内容をよく見極めたうえで、もう一枚作るのを検討してみてはいかがでしょうか。
クレジットカードの国際ブランド変更まとめ
クレジットカードの国際ブランドを後から変更するのは不可能ではありませんが、手続きが面倒などのデメリットがあります。そもそも、クレジットカードを日本国内だけでなく海外でも有効活用するためには、一種類の国際ブランドだけでは物足りない面もあります。
クレジットカードの国際ブランドを変更するよりも、新たに違う国際ブランドのクレジットカードをもう一枚作った方が何かと便利なものです。将来的には複数の国際ブランドごとにクレジットカードを使い分けることを想定して、自分に最適なクレジットカードを選ぶことをおすすめします。
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