クレジットカードの審査期間について|即日発行や遅いカードがある理由
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クレジットカードの申し込みをした後は、クレジットカードの審査・発行を待つことになりますが、審査期間はクレジットカードの種類などによって全く異なります。
せっかく旅行などに使いたくて申し込みをしたクレジットカードが、審査が遅くて旅行に間に合わないというのはショックですよね。
そこで今回は、クレジットカードの審査期間の違いがなぜ出るのかについて解説していきます。
クレジットカードの審査期間について
クレジットカードの審査期間は会社ごとの審査の仕方が関わっているのはもちろんですが、一概にクレジットカード会社ごとに審査期間が違うということだけではありません。
同じクレジットカード会社であっても、人によっては発行まで1週間以内の人から、1か月近くかかるという人もいます。審査の内容だけではなく、信用情報機関に登録された内容によって審査が慎重になり、遅れることもあります。
一般的な審査の早さが異なる傾向としては、審査の「厳しい」クレジットカードは審査に時間がかかり、審査の「甘い」クレジットカードは審査が早いということがあります。
カード会社別クレジットカード審査期間の目安を紹介
クレジットカードの審査期間はカード会社の審査難易度で変わります。ただ最近は銀行系カードでも即日発行(翌日配送)できるところもでてきました。店舗にカードセンターや専用カウンターがある流通系カードだと申込み当日にカード受け取りまで可能です。
カードの種類 | 代表的なカード会社名 | 審査期間の目安 | 代表的なクレジットカード |
---|---|---|---|
銀行系カード | 三井住友カード | 最短3営業日~2週間程度 | 三井住友VISAクラシックカード |
MUFGカード | 2週間~1ヶ月程度 | DCカード Jizile(ジザイル) | |
JCBカード | 最短即日発行~10日程度 | JCB CARD W【JCB ORIGINAL SERIES】 | |
信販系カード | ライフカード | 最短3営業日~2週間程度 | ライフカード<年会費無料> |
オリコカード | 2週間~3週間程度 | Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント) | |
楽天カード | 1週間~10日程度 | 楽天カード | |
流通系カード | セゾンカード | 最短即日発行~ | セゾンカードインターナショナル |
エポスカード | 最短即日発行~ | エポスカード | |
イオンカード | 3週間程度 | イオンカード(WAON一体型) | |
消費者金融系カード | アコム | 最短30分発行~1週間程度 | アコムACマスターカード |
審査期間が短く即日発行も可能なクレジットカード3選
WEB申込⇒アコムのむじんくんで当日受け取り
WEB申込⇒西友・セゾンカウンターで当日受け取り
即日審査&当日受け取り!セゾン№1人気クレジットカード
日本の定番クレジットカード!学生・専業主婦・アルバイトでも審査申し込み可能
年会費 | 初年度:無料 2年目以降:無料 |
---|---|
還元率 | 0.5% |
発行日数 | 最短即日 |
WEB申込⇒マルイ店舗カウンターで当日受け取り
クレジットカード審査期間中の基本的な流れ
クレジットカードの審査スピードが遅くなったり、速くなったりする理由の前に、より理解しやすくするためにクレジットカードの申し込みから発行までの流れを解説いたします。通常、クレジットカードの審査期間は2週間ほどと言われています。
- クレジットカードの申し込み
- 申し込み情報からのスコアリング
- 信用情報機関へのクレヒス確認
- 在籍確認などの情報チェック・社内審査
- クレジットカード発行
1.クレジットカードの申し込み
まずは、クレジットカードの申し込みです。郵送で申し込む場合と、WEBから申し込む場合の2通りあります。通常、審査期間というと、この申込み時点からカウントしていきます。
郵送とWEBでは審査にかかる時間が変わってきますので、申し込み方法は審査スピードを判断する上で大切なポイントです。WEBからの申込みが最も審査期間が短くなります。
2.申し込み情報からのスコアリング
申し込み情報をもとに、クレジットカード会社が申請者の信用情報の点数付けを行います(クレジットスコア)。大企業に長年勤めている、自宅は持ち家、など属性が高い場合にはスコアリング時に有利にはたらきます。
逆に、無職で安定した収入源もなく、賃貸暮らしという場合は、クレジットカード発行の最低条件である「安定した収入があること」から外れてしまうので、スコアリングだけで落とされてしまい、審査落ちの連絡がすぐに送られてくることもあります。
3.信用情報機関へのクレヒス確認
信用情報機関へのクレジットヒストリー(借金や支払い情報、カードの発行情報など)の照会を行います。
金融事故の情報がある場合には、ここですぐに落とされてしまいます。ここで確認する信用情報によって、審査スピードに影響が出るケースがあります。
4.在籍確認などの情報チェック・社内審査
スコアリング、信用情報ともに問題ない場合は、在籍確認などの細かな部分のチェックや、与信枠をどうするかなどの社内審査が行われます。
勤務先の情報を間違えていると、在籍確認の時点で問題が起きてしまうので注意が必要です。ただし、在籍確認の有無はクレジットカード会社によって異なりますので、一概に必ず行われるとは言えません。
5.クレジットカード発行
審査のそれぞれの段階をパスし、発行できると判断されてはじめてクレジットカードが発行されます。申し込みから発行までの期間は、各審査にかける時間などによって即日発行から3週間以上など、かなり幅があります。
これらの審査の流れのうち、様々な要因で審査スピードは変わってきますので、その一例をご紹介していきますね。
即日発行などのカードの審査期間が短い理由
- カードホルダーを増やしたいため、審査が甘い
- 機械的なスコアリングをメインで審査している
- WEB申し込みなので手間が少ない
1.カードホルダーを増やしたいため、審査が甘い
カードホルダー、つまりクレジットカードの保有者を積極的に増やしたいクレジットカードの場合は、審査が甘めでスピーディに行われることもあります。参考例としては、イオングループ全体で消費者を取り込みたい『イオンカード』(年会費無料/還元率0.5%:200円で1ポイント=1円相当)などがあります。
審査が甘い会社が必ずしもスピード発行につながるというわけではありませんが、スピード発行を売りにしている会社は審査が甘めなことが少なくありません。
審査を何重にも厳しく人の手も使って行うようなところは、勤務先への在籍確認をはじめとする「手間がかかる」作業を行ってから、やっと審査の合否が出るので発行が遅くなると言えます。
2.機械的なスコアリングをメインで審査している
機械的に行える「スコアリング」をメインで審査にしている場合、申し込み情報をもとに点数を機械的な手順で振り分けて何点以上は合格、それ以下は不合格、という形で行います。
申し込みデータをもとにして機械でスコアリングすれば、それだけ処理が早くなり審査のスピードも速くなります。
ただし、機械的なスコアリングは審査が早いぶんどんな理由があったとしてもちょっと点数が足りなければ即落とされてしまうというデメリットもあります。ですので、審査に通るか不安な場合には、発行スピードを売りにしている「審査の厳しい」会社は選ばない方が無難でしょう。
3.WEB申し込みなので手間が少ない
申し込み後に送られてきた書類に必要事項を記入する「郵送申し込み」のクレジットカードは、申し込みからクレジットカード会社へと届くまでに時間がかかってしまうだけではなく、書類が届いてもデータ登録や処理など、打ち込む作業も生じてしまいます。
WEB申し込みのクレジットカードであれば、申し込み時にすぐデータがクレジットカード会社へと送られるだけではなく、紙媒体と違って処理しやすいため、それだけでもクレジットカードの審査開始まで1週間近く違いますよね。
そのため、発行スピードが早いクレジットカードは「WEB申し込み」を採用しているところが多くなっています。
審査期間が3週間前後などのカードが審査が遅い理由
- 申し込み情報の確認を綿密に行なっている
- 申し込み内容と確認した内容が異なった
- 「延滞情報」などが信用情報に記載されている
1.申し込み情報の確認を綿密に行なっている
審査が厳しいクレジットカード会社に多いのが、申し込み内容の確認を綿密に行っているため審査・発行が遅れがちになることです。
例えば、申込者の勤務先が本当に正しいかなどは、審査の甘いクレジットカードでは電話がかかってこないこともありますが、審査の厳しいクレジットカード会社はしっかりと確認するため、時間を割いて在籍確認の電話をすることがあります。
勤務先情報ひとつとっても、確認するには時間がかかってしまいますので、申し込み情報を綿密にチェックしている場合には審査が遅くなります。
2.申し込み内容と確認した内容が異なった
例えば、申し込み内容に記載した住所と、本人確認書類(運転免許証など)の住所が違う場合には、なぜ住所が異なるのかを調べる必要があります。
その場合、本人に電話をかけ、話を聞くなどの普通では生じなかった作業が増えてしまい、審査が滞ります。
申し込みする際は、申し込み内容と実際に確認される内容との間にズレが生じないように気をつけましょう。やむを得ない場合は、電話をかけて説明しておく、もしくは備考欄に記入しておくなどすると審査がスムーズになる可能性があります。
3.「延滞情報」などが信用情報に記載されている
延滞情報(数日、かつ1回のみなど)が記載されている場合は、自己破産などの金融事故とは異なりすぐに審査に落とされてしまうということは少ないですが、審査スピードが遅くなることがあります。
延滞情報などが全くなく良いクレヒスで、スコアリング良好という場合にはすぐに審査に合格しやすいですが、延滞情報がある場合は審査が慎重に行われることになるため、何もない場合と比べると遅くなりがちです。
ですので、過去にうっかり支払い忘れがあったという場合には、審査スピードは遅くなる可能性があるとみておいたほうがいいですね。
場合によっては、支払いの遅れが1回のみであっても審査に落とされてしまうことも考えられますので、支払いはくれぐれも滞らないように注意してください。
クレジットカードの審査期間まとめ
今回ご紹介したクレジットカードの審査期間が異なる理由は、あくまでも「一例」ですので、必ずこれらの理由に当てはまるわけではありません。
ただし、先述の通り発行スピードと「審査の甘さ・厳しさ」というのは関わりが大きいと言えますので、できるだけ早く手元にクレジットカードを、と考えるのであれば「審査が甘い」かつ「スピード発行」してくれるクレジットカードを選ぶようにするのがおすすめです。
審査が甘いと言われるのは一般的に「流通系」や「消費者金融系」ですので、このカテゴリに属するWEB申し込み可能なカード、かつ「スピード発行」を謳い文句にしている会社であれば審査の甘さとスピードを兼ね備えている確率が高いと言えます。
『セゾンカードインターナショナル』(年会費無料/還元率0.5%:1,000円で1ポイント=5円相当)などが典型ですね。
一度発行したクレジットカードは、真面目に利用履歴を作っていけば次に難易度の高いクレジットカードへ挑戦する際に役立ちますので、ぜひ今回の知識を活かして、今後しっかり使っていける自分の好みにあったカード選びをしてくださいね。
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