ビジネスカードはVISAがおすすめ!メリットや選び方を紹介
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法人向けクレジットカードのなかでも「VISAビジネスカード」は様々なメリットがあり、数あるカードブランドの中でも特におすすめです。
今回は、VISAブランドの法人カードについて、利用するメリットや選び方、おすすめのVISAブランドのカードについて解説します。上手にカード選びをして、ビジネスに役立てましょう。
ビジネスカードはVISAがおすすめ!
VISAビジネスカードとは、法人向けクレジットカードの中の「VISA」ブランドのカード全般を指しています。
VISAは国際的に最も普及しているクレジットカードブランドであり、VISAブランドのビジネスカードだけの特別プログラムも用意されています。
詳しくは後の章で解説しますが、海外出張など、国際的に活躍している方にとっては、特におすすめできるポイントが多くあります。
MasterCardやJCB、ダイナースクラブなどいくつかのカードブランドで迷った時には、1枚はVISAを選んでおけばまず間違いないと言えます。
ビジネスカードでVISAを選ぶメリット4つ
VISAブランドのビジネスカードのメリットは多くありますが、その中でも特にお伝えしたい4つのメリットをご紹介します。
- 世界で最も多くの国で利用できる!持っておくと安心の1枚
- VISAビジネスカード支払いでポイントが貯まる
- ビジネス向けプログラム「Visaビジネスオファー」が利用できる
- 経費管理や事務処理がかんたんになる
1.世界で最も多くの国で利用できる!持っておくと安心の1枚
VISAは世界で200か国以上の国や地域で利用することができる、世界で最も普及しているクレジットカードブランドです。世界の様々な場所で利用できるため、クレジットカードを利用できる店なら使える確率が高いという信頼があります。
そういった理由から、ビジネスをする上で海外に出張する機会もある場合は、1枚だけブランドを選ぶのであれば「VISA」を選ぶと間違い無いでしょう。特に、アジアやアメリカ圏では、VISAがアメリカで生まれたブランドということもあり非常に使い勝手がよく、アメリカやアジアによく訪れる方には必携です。
アメリカなどはクレジットカード社会と言えるほど、日本よりもクレジットカードが普及していますので、安全面でも現金を多く持っているよりもセキュリティのしっかりしたクレジットカードを持っていた方が良いでしょう。
2.VISAビジネスカード支払いでポイントが貯まる
これはVISAビジネスカードだけではなく、ポイント対応しているクレジットカード全てに言えることですが、現金で支払いしていれば還元されない「ポイント」が還元されて貯まっていくので、法人カードで経費の支払いをした方がよりお得だと言えます。
代表例は『JCB 一般法人カード(ポイント型)』(年会費1,250円+税※オンライン入会で初年度無料/還元率0.5%:1,000円で1ポイント=5円相当)です。
借金をするのが嫌という理由で法人カードを持たない個人事業主の方もいますが、一括払いで支払いをすれば手数料もかからないため、純粋にポイント分のメリットを受けることができます。
ポイントの分だけ「コストカット」できるという考え方も
ポイント還元率は選ぶクレジットカード会社や法人カードの種類にもよりますが、0.5%程度の還元率が多く、1.0%以上となると、かなりの高還元率です。ビジネスでクレジットカードを利用する場合は、事業に使う分一般的な利用よりもその利用額は大きくなっていきます。
一方でそれほど金額を使わないという場合は逆に、ポイント還元無しでその代わりに年会費が無料になる『ライフカードビジネス スタンダード 法人カード』(年会費無料/還元率なし)などを選択するのもおすすめです。
クレジットカードポイントを経費で利用できます
例えば、年間300万円のショッピング枠を利用すれば、0.5%還元で15,000円分のポイントがかえってきます。15,000円あれば、ポイントサービスの内容によっては、取引先との会食にも利用できるため、かなり有効に使えるでしょう。
法人カードによっては、VISAブランドでもポイントがつかないものもありますが、そういったカードはその分年会費無料などの別のメリットがありますので、経費が多くなければそのほうがお得です。迷った場合は、事業の状態や経費の利用状況、サービス内容を見て選択をしましょう。
3.ビジネス向けプログラム「Visaビジネスオファー」が利用できる
VISAブランドのビジネスカードには、「Visaビジネスオファー」というVisaビジネス会員だけの、ビジネスに役立つプログラムが用意されています。
具体的な内容は、取引先などの会食時に役立つ、全国の厳選レストランが「優待価格」で利用できる「Visaビジネスグルメオファー」や、出張に役立つ旅行、ホテル関連の優待サービス、レンタルスペースやバーチャルオフィルの貸し出しの優待など、ここでは書ききれないほどの様々なサービス・優待が受けられます。
例えば、印刷所を探したいけれど、どうしたらよいかわからないなど困った時でも、優待先に印刷関連のサービスがあれば、優待価格や条件でサービスが受けられますので、まずはそこから検討してみるのも時間とお金の節約になりますね。
4. 経費管理や事務処理がかんたんになる
法人カードがなければ、支払いは全て現金で行うことになります。出張時や取引先との会食があると、現金で社員が立て替える、もしくは仮払いしておく必要が出てくる上、後にまた精算が必要になるのは処理に時間がかかってしまいます。
VISAビジネスカードがあれば、特に日本ではクレジットカード対応の施設であればVISAが使えないことはほぼないと言えるほど普及しているため、クレジットカードを有効に活用して事務処理の手間を大幅にカットできます。
また、個人事業主の場合は自分のクレジットカードでちょっとした備品などを購入することもあるかもしれませんが、プライベート用と仕事用の出費があいまいになるため、自分でも分からなくなってしまうことも考えられます。
その点、仕事用に1枚法人カードを作っておけば、経費はすべてそのカードで支払い・管理ができて、利用履歴もすぐデータで手に入れられるので、経費の管理がラクになります。もし、税務調査が行われても、事業用のクレジットカードで経費をしっかり管理しておけば、私的利用の混同はないという証明もしやすくなり、安心できます。
失敗しないVISAビジネスカードの選び方
VISAビジネスカードはカードブランドが大きい分、様々なクレジットカード会社から発行されており、自分の事業に合った1枚を見つける方法が分からなくなってしまいますよね。
ここでは、VISAブランドの法人カードを選ぶ「3つの基準」を解説します。聞けば当たり前、と思うかもしれませんが、要素を分けて考えることで選びやすくなることもあるので、ぜひ参考にしてください。
- 年会費
- 事業規模(会社規模)
- サービス・特典のマッチング
1.年会費
大きな企業では気にならないこともありますが、中小企業や個人事業主は年会費の支払いが大きすぎると、負担になってしまうこともあります。年会費は安いもので「年会費永年無料」という法人カードもありますが、中には30,000円以上の年会費が必要なカードもあります。
傾向としては、年会費が安いものよりも、当然年会費が比較的高く設定されているもののほうが、特典やサービス内容は充実していて、安心できると言えますが、支払いが難しいほどの年会費のカードを選ぶのは良いとは言えないでしょう。
特に、まだ事業を起したばかりですと、利益がどれだけ出るかも分からないケースも考えられますので、まずは年会費が安く、必要なサービスが最低限揃っているカードを選び、余裕がでてきてから年会費の高いカードのシフトすることも視野に入れて選びましょう。
事業の現状から、どの程度の年会費なら支払いができるかを検討し、その範囲でお気に入りの1枚を探してみるのがおすすめです。
2.事業規模(会社規模)
法人カードの中には、「大企業向け」のカードや「中小企業向け」のカードなど、会社の事業規模に合わせたカードがあります。
基本的に、大企業向けの法人カードに個人事業主が申し込んでも審査の段階で落とされてしまうため、自分が良いと思った1枚が本当に「事業規模」に合ったものなのかは、最低限チェックしておきましょう。
3.サービス・特典のマッチング
サービスや特典内容を重視して選ぶ方が多いように、年会費などのバランスを見ながら「本当に必要なサービス」を提供してくれる法人カードを選ぶのは、とても大切です。
あくまでも一例ですが、ビジネスで車を何台も利用するのに、選んだカードが「ETCカードは1枚のみ」しか発行できないと、いざという時に困ってしまいます。
それとは逆に、高い年会費を支払っているのに、年会費が高くなる理由になっている「付帯保険」や「プロテクションサービス」、「空港ラウンジ利用権」などを全く利用せず、ただ事業で使う備品の購入にカードを利用しているだけでは、少しもったいないですね。
サービスや特典内容が事業の内容や必要なことに合っていないと、せっかく選んで作ったカードが全く利用できず、別のカードを新たに作ることにもなりかねません。
幸い、VISAビジネスカードは個性豊かなカードが多くありますので、その中からサービスや特典内容が「本当に必要・使えるか」という部分をしっかりチェックし、きちんと使える1枚を選びましょう。
おすすめのVISAビジネスカード3選!
VISAビジネスカードは様々な発行会社やサービスがありますので、多くの中から自分に合った1枚を選ぶのは時間と手間がかかってしまいますよね。
そこで、ここでは特におすすめできるVISAブランドの法人カードを3枚ご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。
- 三井住友ビジネスカード クラシック(法人一般カード)
- オリコ 法人カード EX Gold for Biz M iD×QUICPay(法人代表者限定クレジットカード)
- ライフカードビジネス スタンダード 法人カード
1.三井住友ビジネスカード クラシック(一般法人カード)
『三井住友ビジネスカード クラシック(法人一般カード)』(年会費1,250円+税/還元率0.49%:1,000円で1ポイント=約5円相当)は、三井住友VISAカードシリーズの法人向けカードです。年会費は1,250円(税抜)と無理なく利用しやすい設定で、年間に1回でもETC利用があれば、年会費無料でETCカードも複数枚発行可能です。
三井住友ビジネスカード クラシックのメリット
- 年会費は1,250円(税抜)と安めで維持がしやすい
- ビジネスに役立つ各種サービスあり
- 国内外への出張をサポートしてくれるデスクやチケットレス発券サービスも
出張が多い方に嬉しいサービスとして、「プラスEXサービス」というものがあります。プラスEXサービスは、JR東海が発行している「プラスEXカード」の発行が必要ですが、東海道新幹線の区間であれば、ネット予約とチケットレスでの乗車が可能になるサービスですので、急な出張でも窓口を介さずにスムーズに出発できます。
また、ビジネスに役立つ事務用品の優待価格購入サービスや、レンタカーなどの優待サービスなど、ビジネスに役立つ様々なサービスの「優待」を受けられます。
無料での付帯保険は海外旅行傷害保険、ショッピング補償のみですが、海外によく出張に行く機会があれば持って行って損はありません。
利用額に応じて、0.5%の還元率で「ポイント」が貯まりますので、ちょっとした経費でもこのカードで支払えば、コツコツお得な買い物ができます。初めての法人カードに、スタンダードな1枚としておすすめです。
2.オリコ 法人カード EX Gold for Biz M iD×QUICPay(法人代表者限定クレジットカード)
『オリコ 法人カード EX Gold for Biz M iD×QUICPay(法人代表者限定クレジットカード)』(年会費9,074円+税/還元率1.0%:100円で1ポイント)は、法人代表者「限定」の法人カードです。カードフェイスを見れば分かるように、カテゴリとしては「ゴールドカード」ですが、年会費が2,000円(税抜)と格安になっています。
また、年会費が2,000円前後の法人カードでは、海外旅行傷害保険はついていても、国内旅行には対応していないカードも一部ありますが、こちらは国内にも補償が最高1,000万円まで付帯しています。
オリコ 法人カード EX Gold for Biz M iD×QUICPayのメリット
- Webからの入会で初年度年会費無料、2年目からは2,000円(税抜)で利用可能
- 海外旅行だけではなく、国内旅行にも傷害保険が付帯
- Visaビジネスオファーなど、ビジネス関連のサービスが充実
年会費が安くても、先にご紹介した「Visaビジネスオファー」を始めとする各種ビジネス向けサービスの優待や、福利厚生サービスなども受けられるので、年会費以上の価値があると言えます。
年間利用金額に応じてポイントが0.5%〜1.2%の還元率で貯まっていきますので、少額の決済であってもカード払いをした方が良いでしょう。
カードの名前にもなっているように、電子マネーiDとQUICPayで簡単に少額決済ができる法人カードです。
コンビニやスーパーでいちいちクレジットカードを出すのが煩わしいという方でも、カードが入ったお財布をかざせばすぐに決済できますので、現金よりも確実に時間の短縮にもなります。
3.ライフカードビジネス スタンダード 法人カード
『ライフカードビジネス スタンダード 法人カード』(年会費無料/還元率なし)は、ライフカードが発行する「年会費永年無料」の法人カードです。年会費、つまり維持費がゼロですので、まだ事業を起こしたてで、利益がどうなるかも分からない状況でも気軽に申し込めるカードの一つです。
ライフカードビジネス スタンダード 法人カードのメリット
- 年会費が永久に無料!法人カード最強のコストパフォーマンス
- Visaビジネスオファーも利用できて、会食や出張先宿泊もサポート
- 海外出張が多い方には嬉しい「海外アシスタンスサービス」付き
年会費無料なら、サービスは全く期待できないと思いがちですが、ビジネスに役立つサービスも年会費無料でもちゃんと付帯しています。例えば、Visaビジネスオファーは年会費無料でも問題なく利用できますので、取引先との会食や出張、ちょっとしたビジネス関連のサービスを利用したい時に、優待価格や条件を使えば時間とお金の節約になります。
会社の規模が小さい、もしくは個人事業主の場合は高い年会費を払った福利厚生サービスを用意するのが難しいこともありますが、ライフカードビジネス スタンダードなら、割引料金で福利厚生サービス(ベネフィット・ワンとの提携)も受けられてお得です。
海外出張が多い方は、カードの盗難やホテル、レストランの予約や緊急時の相談など、海外にいても日本語でサポートしてもらえる「海外アシスタンスサービス」も便利です。
法人カードで迷ったらまずはVISAブランドのビジネスカードがおすすめ
事務処理が楽になり、経費も管理しやすくなる法人カードを導入しようとしたとき、まず1枚選ぶのであれば、日本国内外で加盟店・加盟国がトップクラスの「VISA」ブランドがおすすめです。
やはり、付帯サービスや条件がどんなに良いクレジットカードでも、最終的には「使いたい時に、使えるか」というのが最も大切ですので、そう行った意味ではVISAをまず選んでおけば、間違いないでしょう。
ビジネスカード向けには、記事内でお話ししたように「Visaビジネスオファー」などの特別プログラムも用意されており、使い勝手は良いと言えますので、ビジネスシーンで活躍する1枚を選ぶ際に、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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