法人カードでスマートexとエクスプレス予約はどっちがお得?新幹線がお得なカードも紹介
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お仕事で新幹線に乗って出張する機会が多いなら、ネット予約をしておくと便利です。予約時にクレジットカード決済をする場合には、法人カードを利用すると更にお得になることをご存知でしょうか?
この記事を読めば、新幹線に乗る機会が多いほどお得な法人カードがわかるので、待ち時間なしでスムーズな乗車や経費節減にも繋げることができます!新幹線・JR東海のエクスプレス予約に便利な法人カードを徹底解説します。
新幹線をお得に利用できる!JR東海のエクスプレス予約とは?
JR東海では東海道・山陽新幹線をネット予約する方法として、
- エクスプレス予約
- スマートEX
2種類のサービスを提供しています。
この2種類の主な違いは、年会費の有無と割引率です。
エクスプレス予約とスマートEXを比較!どちらがお得?
エクスプレス予約 | スマートEX | |
---|---|---|
イメージ | ||
年会費 | 1,080円 | 無料 |
クレジットカード | 対象クレジットカードのみ | VISA MasterCard JCB AMEX J-WESTカード(ベーシック) |
乗車時のICカード | 専用ICカード | Suicaなどの交通系ICカード |
運賃 | 一年中同額の割引価格 | 駅窓口とほぼ同額 (通常期や繁忙期などで変動) |
運賃例(のぞみ・通常期) | 東京・品川⇔名古屋 | |
10,110円(980円お得) | 11,090円 | |
東京・品川⇔新大阪 | ||
13,370円(1,080円お得) | 14,450円 | |
東京・品川⇔博多 | ||
21,320円(1,630円お得) | 22,950円 |
エクスプレス予約のメリットと特徴
東海道・山陽新幹線を利用する機会が多い方は、お得な会員価格で新幹線を利用できるエクスプレス予約を活用するのがおすすめです。
エクスプレス予約は、年会費が1,080円かかりますが、一年中同じ価格のお得な料金で利用できるため、新幹線を利用する機会が多いほど年会費以上のメリットがあります。
スマートEXのメリットと特徴
スマートEXは年会費無料で利用可能なのがメリットですが、駅の窓口で発売されている価格とほとんど変わりません。同じ区間でも繁忙期や閑散期、車両の種別に応じて発売価格が異なるので注意が必要です。
ご利用金額は所有しているクレジットカードとSuicaなどの交通系ICカードを登録するシステムになっています。
エクスプレス予約を法人カードで行うとお得になる
東海道・山陽新幹線の会員制ネット予約「エクスプレス予約」は一般に発行されている法人クレジットカードでも契約できます。チケットレスで利用できる「EX-ICサービス」が利用できます。しかもモバイルSuicaなどにも対応しています。
そしてなにより経費にすることができ、利用額に対するポイント還元もあるので非常にお得です。
エクスプレス予約は東海道・山陽新幹線(東京~博多間)専用のサービスですが、東京~名古屋~大阪をカバーしているため、法人・個人事業主に広く利用されています。
ただし使用できるクレジットカードが限られている
エクスプレス予約を行う場合に注意しなければいけないのは、使用できるクレジットカードの種類が限られている点です。
エクスプレス予約に使用できるクレジットカードは、
- JR東海エクスプレス・カード
- J-WESTカード「エクスプレス」
- JCB
- 三井住友カード
- 三菱UFJニコス
- トヨタファイナンス
- アメリカン・エキスプレス
- イオンファイナンシャルサービス
- セディナ(OMC)
- 三井住友スラストクラブ
一部対象外のクレジットカードもありますが、これらのクレジットカードを事前に準備しておく必要があります。
これらのクレジットカードは個人向けに発行されるものが多いため、仕事利用が目的で決済を行う法人カードは更に限られてしまいます。
エクスプレス予約が利用できるおすすめの法人カード
三井住友ビジネスカード for Owners
新幹線を利用する頻度は月1回以下程度で、エクスプレス予約以外にも活用できる法人カードが良いという場合は、エクスプレス予約に対応しているクレジットカード会社の法人カードをそのままご利用ください。
エクスプレス予約の年会費として1,080円かかりますが、東京・品川⇔新大阪なら年会費の分だけ割引価格が適用されていますので、1回乗るだけで元を取ってしまいます。
更に『三井住友ビジネスカードfor Ownersクラシック』(年会費1,250円+税/還元率0.5%)であれば法人カードのお得な付帯サービスも有効活用できますので、新幹線の利用頻度があまり多くなく、小規模な企業様にもおすすめです。
クラシック(一般) | ゴールド | プラチナ | |
---|---|---|---|
年会費 | 1,250円+税 パートナー会員1名400円+税 (ネット申込で初年度無料) |
10,000円+税 パートナー会員1名2,000円+税 (ネット申込で初年度無料) |
50,000円+税 パートナー会員1名5,000円+税 |
主な付帯サービス | 旅行傷害保険(海外) ショッピング補償(海外利用のみ) 空港ラウンジ無料 福利代行サービス ビジネスサポートサービス キャッシング機能 |
旅行傷害保険(国内・海外) ショッピング補償 空港ラウンジ無料 福利代行サービス ビジネスサポートサービス キャッシング機能 |
JCB法人カード
『JCB一般法人ビジネスプラスカード(キャッシュバック型)』(年会費1,250円+税※オンライン入会で初年度無料/還元率0%~3.0%)もエクスプレス予約に対応している法人クレジットカードです。
中小規模企業や個人事業主向けの法人カードで、一般カードとゴールドカード、プラチナカードを選択できます。
一般 | ゴールド | プラチナ | |
---|---|---|---|
年会費 | 1,250円+税 追加1,250円+税 (ネット申込初年度無料) |
10,000円+税 追加3,000円+税 |
30,000円+税 追加6,000+税 |
主な付帯サービス | 旅行傷害保険(海外・国内) ショッピングガード保険 |
旅行傷害保険(海外・国内) 航空機遅延保険 ショッピングガード保険 空港ラウンジ無料 ゴルフエントリーサービス |
ゴールドと同じ付帯サービス プラチナ・コンシェルジュデスク プライオリティ・パス |
スマホがあればEX-ICカードは不要に!
出張時にうっかりEX-ICカードを忘れてしまうと、予約済でも新幹線に乗れないためかなり不便です。
EX-ICカードとクレジットカードを両方持ち歩くのをつい忘れてしまう人も少なくないと思いますが、スマホなら絶対に忘れないという人も多いのではないでしょうか?
そこでおすすめしたいのが、スマホアプリ(Androidは「モバイルSUICA」、iPhoneは「Apple Pay」)を活用する方法です。
モバイルSUICAまたは、Apple PayのSUICAを選択すると、「エクスプレス予約」の項目があるのでEX-ICカードを登録しておけばスマホを持ち歩くだけでOKです。
新幹線の利用頻度が多い企業にはJR東海エクスプレス予約用法人カード
新幹線を利用する機会が多い企業ほど、エクスプレス予約をすると運賃が安くなるので経費節減にも役立ちます。
以下で紹介する法人カードは、エクスプレス予約に使用するのがメインで、大規模企業向けです。
JCBエクスプレスカード(ビジネス、コーポレート)
JCBエクスプレスビジネスカード | JCBエクスプレスコーポレートカード | |
---|---|---|
企業年会費 | 30,000円+税 | |
お支払い方法 | カード使用者個人の口座より引き落とし | カード利用分を合算して会社がJCB口座へ振込、 または会社の口座より引き落とし |
付帯サービス | 旅行傷害保険(国内・海外)最高5,000万円 | |
グリーンプログラム | ◯ |
JCBエクスプレスカードは、使用者支払いタイプ(ビジネス)と法人一括支払いタイプ(コーポレート)を選択できる法人カードです。
新幹線にキャッシュレスで乗車できる点は大きなメリットですが、年会費が高めで東海道・山陽新幹線以外を利用する際には使い道がほとんどなく、乗り換えの際にも不便に感じられる面もあります。
三井住友エクスプレスコーポレートカードもおすすめ
年会費 | 1会員目 10,000円+税 以降1会員につき 2,000円+税 (上限は30,000+税) |
---|---|
付帯サービス | 全国主要空港ラウンジ無料 |
グリーンプログラム | ◯ |
三井住友エクスプレスコーポレートカードも個別決済か会社一括決済を選択できますが、利用する社員が多いほど年会費がかかります。
付帯サービスは空港ラウンジを無料で利用できるくらいなので、会社の経費をまとめて精算できること以外は、あまり大きなメリットは感じられないかもしれません。
JR東海エクスプレス・カードの専用法人カード4選
JR東海エクスプレス・カードはJR東海がセディナカードと提携して発行しているエクスプレス予約に特化した専用クレジットカードです。
JR東海エクスプレス・カードは法人向けに4種類のモデルを用意しています。貯まるポイントでグリーン車へ乗れるEX予約グリーンプログラムが特徴です。
エクスプレス・カード(ビジネス)
年会費はカード1枚ごとに1,080円かかりますが、入会基準は特に設定されておらず小規模は法人様でも利用しやすいのが特徴です。クレジットカードを利用できるのは加盟店のみです。
エクスプレス・カード(E予約専用)
入会基準はエクスプレス予約の年間ご利用額500万円以上なので、単純計算では1ヶ月42万円以上のご利用がある大規模な法人様向けです。JCBの与信審査を受けていただく必要があり、法人様一括または部署単位での精算も可能です。
クレジットカードの発行はなく、専用ICカード「EX-IC」を発行するのみなので出張専用カードとして活用できます。年会費や専用ICカードの発行手数料などは無料です。
エクスプレス・カード(コーポレート)
こちらも入会基準はエクスプレス予約の年間ご利用額500万円以上なので、単純計算では1ヶ月42万円以上のご利用がある大規模な法人様向けです。
年会費はかかりませんがセディナの与信審査を受けていただく必要があり、法人一括で精算する仕組みになっています。
加盟店は限定されていますがクレジット機能付きの決済用カードと、EX-ICカードがそれぞれ発行され、使用時には2枚のカードを持ち歩く必要があります。
エクスプレス・カード(提携コーポレート)
JR東海が提携しているクレジットカード会社から発行されるので、入会条件や年会費についてはクレジットカード会社によって異なります。
クレジットカードとEX-ICカードを両方持ち歩く必要があります。
JR東海エクスプレス・カードの法人モデル比較
E予約専用 | コーポレート | 提携コーポレート | ビジネス | |
---|---|---|---|---|
入会基準 | エクスプレス予約のご利用が年間500万円以上 | クレジットカード会社によって異なる | なし(クレジットカードの入会審査はあり) | |
年会費 | 無料 | カード1枚につき1,080円 | ||
利用時に持ち歩くカード | EX-ICカード | EX-ICカード、クレジットカード | EX-ICカード | |
クレジット機能 | なし | 加盟店限定 | VISA、MasterCard、JCB、AMEX | 加盟店限定 |
グリーンプログラム | 対象外 | ◯ |
※グリーンプログラム:エクスプレス予約で乗車すると利用区間に応じてポイントが貯まり、ポイントでグリーン車を普通車指定席の価格で利用できる特典です。
法人カードでスマートexとエクスプレス予約まとめ
JR東海の東海道・山陽新幹線を利用する機会が多い方は、エクスプレス予約を利用すると割引価格が適用されるのでかなりお得です。
エクスプレス予約にはクレジットカード必要ですが、法人や個人事業主が利用する場合はエクスプレス予約に対応している法人カードを上手に活用するのがおすすめです。
付帯サービスや年会費などのバランスを考慮し、最適な法人カードを選びましょう。
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